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ビットコイン財務企業FUTUREがスイスで創設 下落相場も約53億円を資金調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン財務企業を創設

スイスの暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)財務企業Future Holdings(以下、FUTURE)は5日、2,800万フラン(約53億円)の資金調達ラウンドを完了したことを発表した。

FUTUREは新たに創設された企業で、これからビットコインに関連した事業を展開すると説明。今回の資金調達ラウンドはフルグルベンチャーズとNakamoto、TOBAMが主導した。

FUTUREの創設と今回の資金調達は、出資者や支援者にビットコインのコミュニティで広く知られる企業や人物が名を連ねていて注目を集めている。

例えば、同社の公式サイトによればアドバイザーとしてBlockstreamのアダム・バックCEOが参画。肩書きには共同創設者とも書かれている。バック氏は、ビットコインの生みの親とされるサトシ・ナカモトと交流があったことでも知られる人物だ。

関連:暗号技術先駆者アダム・バック、ビットコインの金融インフラ構想を紹介|WebX2025

FUTUREのミッションは、スイスをビットコインのグローバル金融の中心地にすること。また、従来の資本とデジタルの未来のつながり方を定義することもミッションであると公式サイトで説明している。

今後の事業の基盤となるのは、ビットコインの財務戦略だ。ビジネスモデルの1つして、バランスシートの基盤を構築するためにビットコインを蓄積・保有していくと説明している。

また、機関投資家向けにリサーチや分析を行って情報提供を行うとも説明。他にも、企業によるビットコイン運用のための財務ソリューションやウォレットインフラソリューションを開発したり、アドバイザリーサービスを提供したりするとも述べている。

同社のリチャード・バイワース会長によれば、スイスの政策金利が0%で、10年債の利回りも低水準にあるという環境も、ビットコイン財務企業の追い風になるとみているようだ。

発表で、FUTUREのセバスチャン・ヘスCEOは以下のようにコメントした。

今回の資金調達には、ビットコインと当社のチームの強固さに対する確信を共有する主要なベンチャー投資家が集まった。

彼らの参加は、我々の実行力と、財務規律と技術、透明なガバナンスを通じてビットコインをグローバルな資本と結びつける信頼できる機関向けゲートウェイとして、欧州の主要なビットコイン財務企業を構築するという我々のビジョンに対する信頼を反映している。

また、同社のマーク・サイズ副会長のコメントは以下の通り。

スイスには、金融のイノベーションと信頼において長い伝統がある。

今は、この道を継続しつつ、最高水準のグローバルスタンダードを満たす機関向けインフラを構築することによって、ビットコインの領域を主導する時だ。

関連:ビットコインを保有する上場企業ランキング|日本・米国の注目企業を解説

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