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モブキャストHD、ソラナ財団認定バリデータに選定 ステーキング運用規模を拡大

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

50万SOL規模の運用を視野に

ゲームやエンタメ事業を手がける株式会社モブキャストホールディングスは27日、ソラナ財団が運営する公式バリデータプログラム「Solana Foundation Delegation Program(SFDP、ソラナ財団によるステーキング委任制度)に正式採択されたと発表した。

同社は10月24日以降、継続的にSOLを取得しており、累計取得額3億円・約11,288SOL(平均取得単価26,578円)の実績が評価された形だ。

SFDPは、ソラナ財団が技術力や運用実績、エコシステムへの貢献度などを総合的に審査し、世界中から限られたバリデータのみを選定する公式プログラムだ。

バリデータとは、取引検証やブロック生成を担うノード運営者のことで、SolanaなどPoS型チェーンの基盤を支える役割を持つ。

SFDPでは、財団が信頼できるバリデータに対して一定量のSOLを“委任(デリゲート)”する仕組みがあり、企業自身の保有量が少なくても、財団や外部保有者から預かったSOLをステーキング運用することで、保有量以上の報酬を得られるようになる。

モブキャストHDは公式発表で「SFDPに正式採択されたことで、ソラナ財団からのSOL委任を受けることが可能となり、自社保有分を超えたステーキング報酬獲得の機会が広がる」と説明している。

ステーキングとは

保有する仮想通貨をネットワーク上に預け入れ、ブロックチェーンの運営に貢献する対価として報酬を得る仕組み。銀行預金で利子を受け取る仕組みに似ている。PoS(Proof of Stake)を採用する通貨で利用可能。

同社は今後、バリデータ事業を本格推進する体制を段階的に整備し、将来的には50万SOL規模の運用を視野に準備を進める。SFDP採択による信頼性向上で外部からのSOL委任も促進され、市場環境に左右されにくい安定収益基盤の構築を目指す。

モブキャストホールディングスの戦略

モブキャストホールディングスは2004年設立の持株会社。子会社に料理家・栗原はるみ氏が創業した「ゆとりの空間」などを持ち、エンターテインメント領域で事業を展開している。

同社は10月にソラナ・トレジャリー事業を発表し、総額5.5億円のうち5億円をSOL購入に充当する計画を明らかにしていた。10月24日に約300万円相当からSOL取得を開始し、11月21日までに累計3億円を投じて段階的に保有量を積み増してきた。

関連:モブキャストHD、ソラナ投資に5億円を投じる計画 暗号資産事業への本格参入

なお、10月23日にはSBIグループ傘下のBITPOINTとも業務提携を発表しており、SOL保有・運用体制の整備を加速させている。

関連:アルトコインを保有する上場企業一覧|ETH・SOL・XRPなど主要銘柄別に分析

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