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イーサリアム、ブロックのガスリミットを6000万ユニットに引き上げ 処理能力が向上

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

処理能力が向上

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)は25日、ブロックのガスリミット(ガス上限)が4,500万ユニットから6,000万ユニットに引き上げられた。

これで1年間で合計で2倍に引き上げられたことになる。12月3日に予定されるアップグレード「フサカ(Fusaka)」の前に、イーサリアムのトランザクション処理能力が向上した。

イーサリアムの各ブロックには、処理できる取引量の上限が設定されており、これをガスリミットという。ガスリミットが上がると、各ブロックが処理できるトランザクション量が増加し、処理能力向上につなげることができる。

6,000万ユニットへの引き上げを予定していることは、以前から明らかになっていた。この変更はハードフォークを必要とせず、バリデータの50%以上が支持を表明すると自動的に有効になる仕組みである。

今年5月には、ガスリミットを引き上げることはメリットもあるがノードに負荷がかかって同期やネットワークの安定性に問題が生じる可能性があるとの懸念もあり、コミュニティで賛否両論が巻き起こっていることが関心を集めていた。

関連:イーサリアムの処理能力強化案、賛否両論に

イーサリアムのブロックのガスリミットは今年2月に3,000万ユニットから3,600万ユニットまで引き上げられ、段階的なプロセスを経て6,000万ユニットになった。

イーサリアム財団のトニ・ヴァールシュテッター氏は日本時間26日にXで、「ガスリミットが1年で2倍に引き上げられたことは、まだ始まりに過ぎない」とコメントしている。

今後のアプローチ案

イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、ヴァールシュテッター氏の投稿を引用して、今後のガスリミットの引き上げについてXでコメントした。

次の1年間の取り組みについて、ガスリミットの引き上げは継続するが、ターゲットを絞って相対的に非均一になる方法で行う方針を示している。

具体例として、5倍にガスリミットを引き上げる際、同時に、非効率な操作のガスコストを5倍に上げるようなアプローチをとると説明。自身が考えるガスコストを引き上げる操作の例も挙げ、処理効率を保ちながらキャパシティを拡大する方針を示した。

関連:イーサリアム開発者、「フサカ」アップグレードを12月3日に正式決定

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