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ビットディア、「管理ハッシュレート」でMARA超え世界最大規模 比較に疑問も

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

71EH/s、世界シェア6%に

資産運用会社VanEckのデジタル資産調査責任者マシュー・シーゲル氏は13日、シンガポール拠点のビットコイン(BTC)採掘企業ビットディア・テクノロジーズ・グループが「管理ハッシュレート」指標でMARAホールディングスを上回り、世界最大のビットコイン採掘企業になったとX(旧ツイッター)に投稿した。

ビットディアは2025年12月末時点で「管理下の総ハッシュレート」が71EH/s(世界全体の約6%)に達し、自社採掘ハッシュレート55.2EH/sと託管マシンを含むと報告した。

一方、長年業界トップの地位を維持してきたMARAは、同社ウェブサイトによると61.7EH/sの容量を示している。

仮想通貨メディアのThe Blockによると、ビットディアは独自開発のSEALMINERチップの展開を通じて採掘ハッシュレートを拡大しており、同チップは2025年12月に636ビットコインを採掘し、2024年12月の145BTCから大幅に増加した。同社の保有量は約2,000BTCにとどまっている。

一方でMARAは保有する採掘済みビットコインの大半を保有し続ける戦略を採用しており、ストラテジーの68万7,000BTCに次ぐ5万5,000BTC超を保有している。

ただしThe Blockは、ビットディアの「管理下の総ハッシュレート」とMARAが報告する「通電ハッシュレート」を直接比較できるかは不明確だと指摘している。ビットディアの71EH/sには託管サービスやクラウドサービスの容量が含まれる一方、MARAの数値は主に自社保有の採掘能力を示している。

関連:プーチン大統領「米政府はザポリージャ原発でのビットコインマイニングに関心」=報道

業界のAI・HPC転換加速

ビットコイン採掘業界では、2024年4月の半減期以降、採掘報酬が半減したことで収益性が大幅に低下し、多くの企業がAIおよび高性能コンピューティング(HPC)事業への転換を加速させている。

シーゲル氏は投稿で「他の採掘企業と同様に、ビットディアはAI事業への転換資金を調達するため、採掘した仮想通貨をすべて(またはそれ以上)売却している」と指摘した。

ビットディアはカナダ、エチオピア、ノルウェー、米国など8カ所でAI・HPCインフラへの投資も並行して進めている。一方MARAはビットメイン製チップを使用する18カ所のデータセンターを運営しAI事業にも多角化している。

資産運用会社VanEckが2025年7月に発表したレポートによると、採掘企業の株価は5月以降、ビットコイン価格を大きく上回るパフォーマンスを示しており、「データセンター容量を持つ採掘企業のAI・HPC潜在力への関心の高まりが、投資家の注目を集めている」と分析している。

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