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仮想通貨市場 弱気相場底打ちか、「乖離現象」発生=ビットワイズ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2023年と類似の底打ちシグナルか

仮想通貨資産運用会社ビットワイズ(Bitwise)が21日に発表した2025年第4四半期市場報告によると、現在の仮想通貨市場は過去の弱気相場の底で見られた典型的な「乖離現象」を示している。同報告では、価格の大幅下落と基本指標の強い成長という対照的な動きが同時に発生していると指摘した。

具体的には、2025年第4四半期にイーサリアム価格が29%下落した一方、イーサリアム(ETH)とレイヤー2ネットワークの取引量は過去最高を記録し、24.5%増加した。また、仮想通貨関連株は約20%下落したが、仮想通貨企業の収益成長率は他業界の3倍のペースで拡大する見込みだ。

Bitwiseの最高投資責任者マット・ホーガン氏は報告書で、「これは市場心理が悲観的だが、ファンダメンタルズが上向いている弱気相場の底で見られる分化だ」と述べた。同様の現象は2023年第1四半期にも発生し、その後2年間で仮想通貨価格は大幅に上昇したと指摘している。

ステーブルコイン市場では、資産管理規模と取引量がともに過去最高を更新し、2025年の年間取引高は32兆ドルに達した。前年比73%増で、Visaの取引量を上回る規模となっている。

同報告はまた、モルガン・スタンレーやバンク・オブ・アメリカなど大手金融機関が顧客に仮想通貨ETPへのアクセスを許可し始めたことや、ヴァンガードが長年の仮想通貨禁止措置を撤回したことなど、機関投資家の採用が進んでいることも強調した。基本指標が堅調に推移すれば、この上昇トレンドが継続する可能性があるとしている。

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