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米テスラCEOイーロン・マスク氏『仮想通貨ビットコインは、紙幣よりも優れている』

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーロン・マスク氏がビットコインに言及
EV自動車最大手のテスラ、宇宙事業のスペース XのCEOとして有名な「イーロン・マスク」氏が、米投資会社ARK Investのインタビューに対し、仮想通貨ビットコインについて言及した。

イーロン・マスク氏がビットコインに言及

米最大手EV自動車メーカーTesla(テスラ)およびロケットプロジェクトSpaceXのCEOのイーロン・マスク氏は19日、米投資会社ARK Investのインタビューにて、仮想通貨に言及した。

「Curveball Question: What does Elon think about Bitcoin?(イーロンはビットコインについてどう考えているの?)」において、マスク氏は、次のような見解を示した。

ビットコインの構造自体は, 大変素晴らしい。唯一の欠点は、PoWのコンセンサスではマイニングにかかるエネルギー消費量が莫大にならざるを得ないところだ。

テスラのリソースを使って、仮想通貨市場に参入することは、現時点では”賢明な選択肢”ではない。我々は現在、持続可能なエネルギーの発展に力を入れ始めたばかりだからだ。

一方で、仮想通貨の実用性と普及に関しては、前向きな見方も示した。

仮想通貨は、国家(中央集権)が発行する法定通貨のコントロールの範囲に入っておらず、現在の紙幣はいずれ消えていくのではないか。紙幣よりも仮想通貨の方が「価値の移動手段」として優れている点があることは間違いない。

若くしてカリスマ経営者として名を馳せたイーロン・マスク氏は、仮想通貨業界でも話題の絶えない存在だ。

2018年年始、複数の著名人のツイッターアカウントを装う偽アカウントで仮想通貨の寄付をフィッシングするために、不正勧誘のメッセージを拡散していたが、マスク氏も、その偽アカウントの被害者の1人だった。

直後の2月には、マスク氏は自身の所有している仮想通貨銘柄と保有量を明かし、「数年前友人からもらった0.25 BTC以外には、全く仮想通貨を保有していない。」と明かしていた。

なおイーロン・マスク氏は昨年9月、ZOZOの前澤友作社長が、2023年以降に民間の「月旅行」計画の最初の搭乗客として参加することを発表している。

米著名VC投資家Tim Draper氏 「5年後、法定通貨は時代遅れに」

ビットコイン・仮想通貨の立ち位置が今後5年間で変わる|米著名VC投資家Draper氏
ビットコイン・ブルと呼ばれる米著名VC投資家Tim Draper氏は、ビットコインの立ち位置が今後5年間で変化すると強気な発言を展開。自身の保有量に関する問いにも答えた。
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