WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップルやソラナ財団などと協業 マスターカード、AIエージェント決済向けの新サービス発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • AP4Mは認証・権限付与・決済を統合したAIエージェント向けインフラ
  • 30社以上のパートナーがローンチ時から協業に参加

マスターカードの新サービス

決済大手のマスターカード(Mastercard)は10日、AI(人工知能)エージェント決済向けの新サービス「 Agent Pay for Machines(AP4M)」を発表した。

同社はAP4Mを導入して、信頼できるデジタル上のやりとりを引き続き実現し、自律的にAIエージェントや機械が主導する決済のためのオープンなインフラを構築して、次世代のデジタル商取引をサポートしていくと述べている。

AIエージェントとは

AIの技術を活用して、人間や別のシステムに代わって自律的にタスクを実行してくれるシステムやプログラムのこと。

マスターカードは発表の冒頭で、AIの進歩によって商品やサービスの新たな売買方法が生まれたと指摘。そして、現在は新たな支払い手段が必要になっていると述べた。

そして、同社は、AIエージェントが購入して使うサービスを企業が開発する未来を想定していると説明。この時の取引は機械の速さで行われたり、少額取引を含めて継続的に高頻度で実施されたりする特徴があるとした。

また、店頭や人間と機械間で行われる従来の支払いとは異なり、AIエージェントの決済はプログラムされていたり、常時実施されたりするなどの特徴があるとも述べている。

こういった特徴を持つAIエージェント決済向けに設計されているのがAP4M。AP4Mは、AIエージェントの認証、使用者による権限付与や金額制限、取引、カードやステーブルコインなどによる決済といった基本機能を通して、機械が主導する取引のシステムを確立する。

AP4Mを使うことでマスターカードのネットワーク上の参加者は、同社のグローバルネットワークの信頼と管理能力を、機械が主導する商取引にもたらすことができるとマスターカードは説明した。

そして、ソフトウェアが自律的に取引を行うようになる中で、AIの革新者が安全で信頼性の高い決済を実現できるようにサポートしていくと述べている。

関連記事:マスターカード、AIエージェント決済に本格参入

決済大手のマスターカードが、AIエージェント向け決済ソリューション「Lobster.cash」との連携を発表。「エージェント型コマース」の普及を加速させ、投資家が注目する新たな成長市場を牽引していく狙いだ。

パートナーと協業

マスターカードは今回、AP4Mのローンチに際し、オープンなエコシステムを構築するために30以上のパートナーと協業すると説明。協業を通して、優先度の高いユースケースを検証したり、共通ルールを作成したり、業界横断的に導入を加速させたりしていくとした。

この取り組みには初期のパートナーとして、Aave Labs、暗号資産(仮想通貨)取引所のコインベースやOKX、ポリゴン、リップル社、ソラナ財団、ストライプ、テンポなどが参加している。

今回の発表で、マスターカードのヨーン・ランバート最高製品責任者は以下のようにコメントした。

AP4Mは、AIのビジネスモデルが一気に普及するための環境を構築することになるだろう。

機械による決済によって、AIエージェント間のサービスの売買を既存の売買とは根本的に異なる規模で行うことができるようになる可能性がある。

その決済は、取引高が非常に大きかったり、1回の取引額が非常に少なかったり、取引が非常に速かったり、遅延が極端に短かったりするという特徴があるだろう。

関連記事:マスターカードCEO「AIエージェントとステーブルコインが新成長軸」、決算報告

マスターカードが2025年7~9月期決算を発表した。ミーバッハCEOはAIエージェント型コマースとステーブルコインを新成長戦略と位置付け、関連サービスについて説明した。

なお、マスターカードは以前からAIエージェントに高い関心を示してきた。例えば、2025年第3四半期(7~9月)の決算発表の際、マイケル・ミーバッハCEOはAIエージェント型の商取引とステーブルコインを新たな成長の鍵として語っていた。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11:57
大阪取引所、ビットコイン先物を28年投入へ ETF解禁に合わせ=日経
大阪取引所の多賀谷彰社長がビットコイン先物の2028年投入方針をインタビューで明らかにした。金融庁が同年をめどに進める投信法施行令改正と歩調を合わせ、ETF解禁後の機関投資家のヘッジ需要に対応する。
11:02
マスターカード、AIエージェント決済向けの新サービス発表
マスターカードは、AIエージェント決済向けの新サービスを発表。リップルやソラナ財団、仮想通貨取引所コインベースなどと協業もして、次世代のデジタル商取引をサポートしていく。
10:44
仮想通貨の新規トークン調達、Q2は85%減 5年ぶり最低水準か=CryptoRank
CryptoRank.ioの集計によると、2026年第2四半期のIEO・ICO・IDO合計調達額は5,800万ドル(約93億円)と前四半期比85%減。販売件数も37件にとどまり、2025年Q1のピークから急落した背景を解説する。
10:25
米国政府がFTX押収のLINKトークンを売却か、1.2億円相当
米国政府がFTX・アラメダ研究所の押収資金から約98,590 LINK(約76.8万ドル)をコインベース・プライムへ送金したことが、10日のアーカムデータで明らかになった。トランプ政権の大統領令により、ビットコイン以外のアルトコインは引き続き売却対象となっている。
10:00
レイディウム、廃止済みプログラムが悪用 2億円超相当流出
分散型取引所レイディウムが廃止済みの旧AMM V3プログラムへの不正アクセスを確認。RAY・SOL・USDCなど約134万ドル(約2億1,500万円)相当が流出した。現行プログラムへの影響はなく、損失補填はレイディウムの財務から行うとしている。
09:30
ビットコイン、バリューゾーン入りも需要縮小で底値は未確定=クリプトクアント
クリプトクアントが仮想通貨市場の週間レポートを発表。ビットコインはバリューゾーンに近づいているものの、需要が落ち込んでおり強気転換の条件は揃っていないと指摘した。
08:30
リップル社、XRPL上のAIエージェント決済向けの開発ツールをローンチ
リップル社は、XRPL上の開発者向けにAIエージェント決済用の開発ツールをローンチしたことを発表。AIエージェントは、仮想通貨領域の内外で注目を集めている技術である。
08:10
「純購入者の立場は変わらない」ストラテジーCEO、ビットコイン売却の狙いを説明
ストラテジーのCEOは11日のCNBC独占インタビューで、5月末の32BTC売却について市場への機能確認・税務対策・投資家向けシグナルの3点を挙げて説明した。同社は6月1〜7日に1,550BTCを購入しており、純購入者の立場を維持している。
07:40
Pythが年中無休の価格指数発表、米国株・原油・金属を対象
オラクルプロトコルのパイスが独自の24時間365日対応価格インデックス「Pyth Indices」を発表した。米国株・原油・貴金属などを対象に、コインベース、クラーケン、dYdX、ナドが初期パートナーとして採用する。
07:20
予測市場Myriad、チェーンリンクをワールドカップオラクルに独占採用
予測市場プラットフォームのMyriadは、2026FIFAワールドカップの全試合市場においてChainlinkを独占オラクルインフラとして採用。試合結果の自動決済・即時払い出しを実現し、10万ドルのトレーディングコンペも実施。
06:50
ビットコイン供給量の5割超が含み損、底値シグナル点灯か=K33分析
仮想通貨調査会社K33によると、ビットコイン流通供給量の50%超が含み損状態となり、過去の弱気相場底値と一致するシグナルが出現。ただし最終的な下落局面を挟む可能性もあるとしている。
06:05
ビットコイン売却で財務強化、フォールドが32億円の担保付き債務を完済
ビットコイン金融サービス企業FOLDは10日、約4,500万ドル分のビットコインを売却し、2,000万ドルの担保付き債務をすべて返済したと発表した。残余2,500万ドルは成長投資に充てる方針だ。
05:40
米CFTC、急成長する予測市場の新規制案を公表 スポーツ賭けは容認
米CFTCが10日、予測市場向けの規制改正案を公表した。スポーツ関連の賭けは原則容認とし、テロや暗殺に関連するイベント契約は公共の利益に反するとして制限対象とする枠組みを提示。
05:00
仮想通貨税制7法案、米下院公聴会で民主党が慎重姿勢
米下院歳入委員会は9日、仮想通貨課税に関する立法公聴会を開催し、小口取引の非課税枠やマイニング報酬の課税繰り延べなど7本の法案を審議した。民主党からは慎重論も出ており、超党派合意に向けた課題が浮き彫りに。
06/10 水曜日
18:19
英国当局、認可ファンドの仮想通貨ETN投資解禁を提案
英国FCAが認可ファンドによる仮想通貨ETNへの投資を認める提案を公開した。規制の一貫性確保とイノベーション促進が目的で、5週間の意見募集期間が設けられた。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧