- メタマスク・Fireblocks・N Suiteなど4種を公認ウォレットに認定
- ハードウェアウォレット「Openloop」は先着100社に無償提供
標準・公認の2区分でウォレット整備
アステリアは16日、企業向けJPYC入出金管理サービス「JPYC Gateway」において、対応ウォレットの制度を発表した。新たに「標準ウォレット」と「公認ウォレット」の2区分を設け、企業が自社の運用ポリシーに沿ったウォレットを選択しやすくする。
JPYC Gatewayは日本円建ステーブルコイン「JPYC」を企業が安全に管理・送受信するためのサービスで、2026年4月から提供を開始している。JPYCとはJPYCが改正資金決済法に基づく電子決済手段として発行する日本円連動のステーブルコインで、1JPYC=1円で設計されている。企業がJPYCを利用するには銀行口座に相当するウォレットが必要となるが、これまで企業側の選択基準が整備されていなかった。
関連記事:「ビットコインとJPYCは表裏一体」メタプラネットCEO×JPYC代表が語る日本発ビットコイン経済圏の全貌
メタプラネットがステーブルコインJPYCのシリーズBへ最大4億円出資を発表した。メタプラのサイモン・ゲロヴィッチCEOとJPYCの岡部典孝CEOが独占インタビューで明かしたのは、BTCを担保にJPYCを借りる「レンディング経済圏」構想、規制緩和への提言、そして日本が世界のビットコイン金融インフラの中心になるシナリオだ。
認定ウォレットの内訳
標準ウォレットにはFireblocksが提供する「Dynamic」を採用した。JPYC Gateway上で設定から管理まで完結できる仕様となっている。
公認ウォレットはソフトウェアとハードウェアの2種で構成され、ソフトウェア部門にはFireblocks、メタマスク(MetaMask)、HashPort Wallet、N Suiteの4製品が認定を受けた。
ハードウェアウォレット部門では、株式会社ハウディ・クリプトが開発した国産ハードウェアウォレット「Openloop」が認定された。先着100社を対象に無償提供を実施する方針で、オンライン環境から切り離された形でJPYCを保管できる点を特徴としている。
アステリアは今後発売されるJPYC対応ウォレットについても順次接続確認を行い、公認ウォレットを拡充するとしている。
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