WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

エテナのUSDe、ブラックロックの運用システムに採用 BUIDL交換に1億ドル供与

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • エテナのUSDe、ブラックロックの運用システムに採用
  • エテナ、1億ドルの流動性ファシリティ供与

3つの協業内容

エテナ(Ethena)は29日、米資産運用大手ブラックロック(BlackRock)との提携拡大を発表した。

ブラックロックが銀行・保険会社・年金基金など数百の金融機関に提供するポートフォリオ管理・リスク管理システム「アラジン(Aladdin)」にエテナの合成ドル建てステーブルコイン「USDe」を採用するほか、ブラックロックのトークン化米国債ファンド「BUIDL」をエテナのホワイトラベル製品における主要準備資産として採用する。

アラジンは運用資産総額20兆ドルを超える機関投資家向けの統合管理システムで、保有資産の分析やリスク評価を一元的に行うために使われている。

BUIDLはブラックロックが2024年にイーサリアム上で立ち上げたトークン化ファンドで、短期米国債を裏付け資産としてオンチェーン上で運用・売買できるようにした商品。

今回の統合により、これらの機関投資家は新たなシステムを構築することなく、既存のワークフロー内でUSDeへのエクスポージャーを持てるようになる。エテナ創業者のガイ・ヤング氏は「デジタル資産普及の次の段階は、伝統的な機関が使い慣れたシステムを通じてオンチェーン金融商品と接続できるインフラによって進む」とコメントしている。

関連記事:コインベース、仮想通貨ENA購入でエテナに出資 提携も発表

エテナとコインベースが提携し、1億人超のユーザー基盤を活用したオンチェーン金融・貯蓄サービスの拡大に乗り出す。コインベース・ベンチャーズはENAを公開市場で取得し、初の投資に踏み切った。最初の取り組みは来週開始予定。

1億ドルの流動性ファシリティ、セキュリタイズ経由で設置

提携の3点目として、エテナはトークン化プラットフォームのセキュリタイズ(Securitize)を通じて1億ドル規模の流動性ファシリティを設置する。

対象となるBUIDL保有者は、BUIDLトークンをUSDC・USDtbなどの対応ステーブルコインに交換できるほか、通常の市場時間外にそれらのステーブルコインをBUIDLに戻すことも可能になる。

エテナとブラックロックは今回が初めての接点ではなく、2024年末にエテナが発行したステーブルコイン「USDtb」を通じてすでに連携している。USDtbはアンカレッジ・デジタル・バンクが発行し、準備資産の90%超をBUIDLで裏付けた設計で、今回の提携はその既存関係を基盤とした拡張となる。

関連記事:ステーブルコインは現金か——「ドルの影」がブロックチェーンを走る話

HashHub Research「今更聞けないweb3」第3回。ステーブルコインは決済を再配置した。USDT・USDCの3層構造、MMFとの類似、ユーロダラー、GENIUS法を「ドルの影」の視点から読み解く。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11:33
エテナのUSDe、ブラックロックの運用システムに採用 BUIDL交換に1億ドル供与
エテナは運用資産20兆ドル超のブラックロック運用システムにUSDeを採用すると発表。BUIDLをホワイトラベル製品の主要準備資産に採用するほか、BUIDLとステーブルコインの交換用に1億ドルの流動性ファシリティを供与する。
10:45
英金融規制当局、仮想通貨包括規制を最終確定 2027年10月施行
英国の金融行為規制機構(FCA)は6月29日、2027年10月施行の仮想通貨包括規制の最終ルールを公表した。インサイダー取引・市場操作の禁止規定、ステーブルコイン発行体への自己資本規制、認可申請の受付スケジュールなどを解説する。
10:15
仮想通貨と伝統金融は融合できるか、グラスノードが分析レポート公開
グラスノードは、仮想通貨に関するレポートを公開。市場のデータを引用して投資家の構造変化を指摘した上で、仮想通貨とプライベートバンクとの融合可能性について述べている。
09:45
MiCA施行でバイナンス撤退へ、コインベースやOKXは好機を狙う
EUの仮想通貨規制MiCA施行の下、ライセンス未取得のバイナンスが欧州サービスを停止する一方、コインベースやOKXは移行ユーザー獲得のキャンペーンを展開している。
09:27
JPモルガン、ブロックチェーン口座に円など5通貨追加 計8通貨に拡大
JPモルガンのキネクシスが円・人民元など5通貨をBDAに追加、計8通貨体制に。JERAグローバルマーケッツが円建てを初採用し資金管理を効率化。累計取引高は4兆ドルを超える。
09:10
ウクライナ、押収USDTを初めて国家管理に移管
ウクライナの検察総長室は、国際的なハッカー集団から押収した830万ドル超のUSDTを資産回収機関ARMAの管理下へ移管したと発表した。仮想通貨の押収資産をウクライナ国家が管理する初の事例となる。
08:30
バイナンスなどに55万ビットコインが流入、2023年弱気相場以来の売圧水準
ビットコインが6万ドルを割り込んだ局面で、バイナンスとOKXの入金アドレスへの流入量が合計55万BTCを超えた。2023年の弱気相場以来の水準で、売り圧力の高まりを示唆するとオンチェーンアナリストが分析。
07:20
米金融大手BNY、USDCを機関向けカストディに初統合 サークルと連携拡大
米金融大手BNY(旧:BNYメロン)が29日、サークルとの提携拡大を発表。USDCをデジタル資産カストディ基盤の第一号ステーブルコインとして統合し、機関投資家向けにUSDCの保管・発行・償還機能をワンストップで提供する。
06:35
クラリティー法案、米上院休会の2週間が採決の分岐点
米上院が7月13日まで休会に入る中、仮想通貨市場構造法「クラリティー法案」の採決に向けた裏交渉は続いている。倫理条項や法執行当局の懸念が残るなか、8月の夏季休会前の成立を目指す。
05:55
JPモルガン、ステーブルコインの「影の銀行化」警告 規制枠組みで提言
米メガバンクJPモルガンは6月29日、仮想通貨規制の枠組みに関するレポートを公開し、利回り型ステーブルコインには従来の預金と同等の監督基準が必要だと主張。
05:45
トム・リー率いるビットマイン、先週2.7万イーサリアム追加取得
米イーサリアム・トレジャリー企業のビットマインは29日、ETH保有量が570万トークンに達したと発表した。先週1週間で2.7万ETHを取得し、ETH総供給量の4.7%を保有。
06/29 月曜日
21:10
ストラテジー、優先株の財務安定策を発表 ビットコイン売却枠も承認
ビットコイントレジャリー大手ストラテジーが優先株配当の流動性強化を目的とした資本管理の枠組みを発表。米ドル準備金の運用方針策定やSTRC配当率の引き上げ、最大12.5億ドルのBTC売却枠承認などを含む5項目の施策を打ち出した。
17:32
クレディセゾンとコインチェック、永久不滅ポイントを仮想通貨へ交換開始
クレディセゾンとコインチェックが2026年6月29日、永久不滅ポイントをBTC・ETH・XRPに交換できるサービスを開始した。2026年4月の業務提携に基づく第一弾施策で、対象はセゾンカード会員約1,500万人。
16:27
SOWAKA、日本法人設立 JPYC決済アプリ「ミセペイ」を7月トライアル開始
SOWAKA PTE.LTD.が2026年6月1日付で株式会社Sowaka Japanを設立。第一弾事業として、JPYC対応QR決済アプリ「MisePay(ミセペイ)」の7月トライアル開始と加盟店の追加募集を発表した。決済手数料0%と返金権限の安全な分離管理が特徴。
15:55
グレースケール、ビットコイン底打ちの条件を提示 FRB金利とクラリティー法が焦点
グレースケールのリサーチ責任者が仮想通貨市場の行方を左右する2つのシナリオを提示。クラリティー法の成否とFRBの利上げ判断が焦点で、底打ちの条件を分析した。ストラテジーのバランスシート動向も注目材料と指摘する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧