はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨取引所バイナンスに「BTCB」上場|ビットコイン100%担保の独自通貨

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスにBTCBが上場
仮想通貨取引所バイナンスにBitcoin BEP2(BTCB)が上場した。CZ氏はBinance DEXへの上場も提案している。

バイナンスにBTCBが上場

世界最大の仮想通貨取引所BinanceにBitcoin BEP2(BTCB)が今日、上場された。取引ペアは以下の1種類だ。

  • BTCB/BTC

取引開始時刻は日本時間で2019年6月8日午後5時からとなる。

BTCBとはバイナンスの独自ブロックチェーン「Binance Chain」上で発行するトークンで、基準プロトコルBEP2を用いており、ビットコインを100%担保にした独自の仮想通貨だ。

バイナンスがビットコインのペッグ通貨BTCBを発行する理由として、バイナンスDEXにて通常のビットコインやイーサリアム、XRPといったBinance Chainを利用しない仮想通貨銘柄を取り扱えない点が挙げられる。

バイナンスDEXはメインネットBinance Chain上で稼働する取引所であることから、上述したBEP2基準のトークンしか取り扱うことができない。つまりその他のブロックチェーンとの互換性が無いがない。

DEXではBinance.comと異なり、新規プロジェクトが発行したトークンが主であり、市場シェアと流動性を増やすためのBTC建てなど、主要通貨の取引ペアが必要、とコミュニティから声があがっていた。

バイナンスはBTCBの発行について、「DEX上でもBTC建てを可能にするためには、それのペッグ通貨を発行する必要がある。」と説明。すでにBinance.comに上場している銘柄についても、そのペッグ通貨と取引ペアを促進していく姿勢を示した。

今後、Binance Chainを利用し、より多くの非BEP2銘柄(既存の仮想通貨銘柄)をBTCBのようにペッグし発行するプロジェクトが現れる可能性が考えられ、Binance ChainとDEXの利用も増加していくとみられる。またつい先ほど、CEOのCZ氏はBinance DEXへの上場も提案している。

BTCBがDEXへ上場

BTCBの上場申請はバリデータ(承認者)の投票により、承認された。現在、バイナンスDEXのベースペアとしてBNB/BTCBの取引ペアが可能となっている。

BTCのバイナンス・チェーン版通貨として、どのように需要があるか注目されだろう。

仮に需要が多ければ、バイナンスはより多くのBTCをロックアップし、発行する可能性がある。よってBTCの全体市場流通量は減少し、その希少価値を伴うとも予想される。

CoinPostの関連記事

バイナンスの分散型取引所、開始2ヶ月で出来高総合100位にランクイン
バイナンスが手がける分散型取引所Binance DEXが、CoinMarketCapの取引所出来高ランキングで、100位以内にランクインした。分散型取引所としては極めて早い増加ペースでの到達となる。
バイナンス、ビットコインを担保にしたペッグ仮想通貨「BTCB」を発行
仮想通貨取引所バイナンスは、ビットコインを100%担保にした独自の仮想通貨【BTCB】を発行するとの発表を行なった。DEXで主要通貨の取引を可能にすることが目的となる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/14 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、トム・リーのイーサリアム相場分析やXRP現物ETFの連続純流入など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
来週の米雇用統計に注目、労働市場減速ならビットコイン相場に追い風か|bitbankアナリスト寄稿
BTC相場は1450万円周辺で推移。FOMCで利下げ決定、流動性供給再開で中期的な下支え期待。来週の米雇用統計で労働市場減速が示されれば、追加利下げ観測強まりBTCの追い風となるか。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑に高い関心
今週は、ストラテジーによるビットコイン押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧