CoinPostで今最も読まれています

フェイスブック主導の仮想通貨リブラが「ディエム」にリブランディング

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リブラが「Diem」に

フェイスブック社などを含む27社からなるリブラ協会が、暗号資産(仮想通貨)リブラを「Diem(ディエム)」に改名し、リブランディングしたことがわかった。「Diem(ディエム)」は、ラテン語で「デイ(日)」を意味する。

先週のFinancial Times報道によると、ディエムは早ければ2021年1月にローンチする可能性が出てきた。

当時の報道では、リブラ協会はディエムをローンチするにあたって、スイス連邦金融市場監督機構(FINMA)から決済サービスの「ライセンス」を21年1月までに取得することが見込まれている。

関連仮想通貨リブラ、最短で21年1月ローンチか=Financial Times報道

仮想通貨メディアCoindeskの取材を受けたリブラ協会のStuart Levey CEOは具体的なローンチ予定日に関するコメントを控え、「金融市場監督機構の判断に委ねる」と話した。

リブランディングの理由

リブラは本来2020年の上半期にローンチする予定だったが、各国政府の規制圧力を受け延期。リブラに関連するリブランディングや変更は、今回が初めてではない。

今年の5月、フェイスブック社傘下のリブラ専用ウオレット企業「Calibra」は社名を「Novi」に変更。また4月に、新たな計画書を公開し、単一通貨に基づく新たな設計に変更することや、より厳格に規制に準拠することを発表した。

今回、ディエムへの改名理由について、Levey CEOはロイターの取材で、「リブラという名称はプロジェクト開始時の理念を反映し規制当局との不一致に関連しているため、変更をおこなった。現在は設計や規制への準拠方針などを一新している」とコメントした。

さらに、名称変更に伴い、中央銀行のデジタル通貨プロジェクトにリブラネットワークを統合することをアピール。「中央銀行のCBDCがリブラネットワークに統合されることを望む。そうすれば、リブラで準備通貨を管理する必要性がなくなり、信用やカストディリスクを抑制することもできる」、としている。

参考:ディエム

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/16 木曜日
11:10
米ミレニアム、3000億円近くのビットコインETFを保有
米ヘッジファンド大手のミレニアム・マネジメントが第1四半期の時点で、20億ドル相当の仮想通貨ビットコイン現物ETFを保有していたことが確認された。他の複数のヘッジファンドも投資していたことがわかった。
10:45
「FTXの返済が仮想通貨相場の上昇につながる可能性」K33
FTXの顧客への返済は、仮想通貨相場の強気要因になる可能性があるとK33リサーチは分析。その根拠や影響を書いたレポートを公開している。
10:10
NFTカードゲーム「Cross the Ages」350万ドル調達 アニモカら出資
Web3ゲーム「Cross the Ages」はアニモカブランズ主導で約5.4億円を資金調達した。同時にCTAトークンを様々な仮想通貨取引所へ上場させている。
08:15
株式取引アプリのロビンフッド、欧州でSolanaステーキング提供開始
仮想通貨ソラナのステーキングはロビンフッドが提供する最初のステーキング商品だ。ローンチ時に提供するステーキング年利は5%前後となる。
07:20
ソラナのSuperteam、日本で発足
仮想通貨ソラナの技術の日本での普及を推進するSuperteam Japanが発足。今後の活動内容が明らかになった。
06:30
エルサルバドル政府、過去3年間で48億円相当のビットコインを採掘
エルサルバドル政府は2021年以来、火山の地熱エネルギーを活用した300台のプロセッサを導入し環境に優しい方法で仮想通貨ビットコインの採掘を進めてきた。
06:05
ビットコイン66000ドル台まで反発、米CPI結果受け利下げ期待高まる
主要株価指数だけでなく、コインベースやマイクロストラテジーなどの仮想通貨関連株銘柄もCPI結果に反応し大きく反発した。
05/15 水曜日
18:00
仮想通貨ウォレット「メタマスク」の使い方、送金、セキュリティ対策
MetaMaskのインストール方法から送金手順、暗号資産(仮想通貨)取引所への送金や取引所からの出庫方法、セキュリティ対策までを初心者向けに詳しく解説。自己管理型ウォレットの基本知識を身に付けましょう。
14:45
「SusHi Tech Tokyo 2024」でSUDACHI TechとEchoXがWeb3プラットフォームを技術協賛
「SusHi Tech Tokyo 2024」では、SUDACHI TechとEchoXがNFT活用のWeb3プラットフォームを技術協賛。NFTデジタルスタンプラリーを展開する。CoinPostがアンバサダーを務めるグローバルスタートアッププログラムも開催される。
13:10
自由な取引ツールとしてのビットコインは実現しないのか、開発者が憂慮
仮想通貨ビットコイン開発の貢献者であるマット・コラロ氏は、現在「自由のためのツール」というビットコインのビジョンが実現できるかどうかが危ぶまれているとの考えを明らかにした。
12:30
コインチェック LSK保有者向け「KLY」エアドロップ対応方針発表
コインチェックは、LiskブロックチェーンのイーサリアムL2への移行に伴い、新谷発足するKlayrのネイティブトークンKLYのエアドロップへの対応計画を発表。スナップショットは2024年5月21日に予定される。
12:25
CPI発表迫り方向感を欠くビットコイン、イーサリアムETF承認は悲観的な見通し強まる
CPI(米消費者物価指数)発表を本日21時30分に控える中、暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコインの方向感に欠ける展開で狭いレンジで上下している。
12:00
香港のビットコイン・イーサリアム現物ETFから最大の資金流出
香港の仮想通貨ビットコイン・イーサリアム現物ETFは4月の立ち上げ以来最大の1日当たり純流出を記録した。米国のBTC現物ETFは流入に転じている。
11:30
SBI VCトレード、口座保有者にHashHubのWeb3レポートを無料提供へ
SBI VCトレードは、暗号資産(仮想通貨)取引のサポート強化として、口座保有者に「HashHub Research」の一部を無料で提供開始。市場動向、プロジェクトの技術的背景などを把握するのに最適。
10:45
グーグル、新AI検索機能の一般提供発表
AIのGeminiで検索体験をさらに向上させるため、グーグルが新機能「AI Overviews」の一般提供を発表。同社のプロダクトにもAIを活用するとし、他にも様々な発表を行なった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア