CoinPostで今最も読まれています

夕刊CoinPost|5月22日の重要ニュースと仮想通貨情報

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

夕刊CoinPost
学校や会社帰りの方々が夕方に読むためのイブニングニュース(投資情報まとめ記事)を定期配信。仮想通貨投資に影響するニュース速報など、参考情報として是非どうぞ。

CoinPost重要ニュース3選

英法定通貨取引所LMAXが機関投資家専用の仮想通貨取引所を開設

イギリスでFX取引取り扱うLMAX EXCHANGEは、機関投資家に限定した、仮想通貨取引所の開設を発表しました。

LMAXは、英国金融行動監視機構の規制下にあり、ライセンスの元運営を行う取引所になります。

累計10兆ドル(約1100兆円)に上る法定通貨建ての取引を行ってきた実績があり、安全性、コンプライアンス、KYC(顧客確認)、資金洗浄対策を講じて取引所を管理運営するとともに、仮想通貨の安全な保管サービスを提供することで機関投資家参入を促すことを言及しています。

特に今注目される仮想通貨の保管サービスは、機関投資家の大きな参入障壁であることが懸念されており、LMAXが保管も一括で安全性を担保することは、仮想通貨市場の大きなゲームチェンジャーとなる可能性があります。

取り扱い通貨としては、流動性の高いBTC・ETH・LTC・XRP・BCHの5通貨となる予定です。

英法定通貨取引所LMAXが機関投資家専用の仮想通貨取引所を開設・東京進出も予定
英国金融行動監視機構(FCA)の規制下にあり、法定通貨建ての取引を行ってきた実績があるLMAX Exchangeが、仮想通貨取引所を開設することを発表しました。業界のゲームチェンジャーとして大きな話題に。

財務省:3,000万円相当額を超える仮想通取引に対して報告を義務付ける方針

財務省は、ずさんな管理が問題視される仮想通貨を使った海外送金のルール整備に伴い、「3000万円相当を超える支払いを当局に報告する基準を明確化」する方針。

狙いとして、海外取引の実態把握とアンチマネーロンダリングの効果が期待されます。

財務省は、今後仮想通貨決算など、仮想通貨の利用が増加することを見込んでおり、ルールの選定を行うとしています。

財務省外国為替室は、「ルールの明確化に伴い、仮想通貨を決算手段として利用しやすくなる」と前向きな見解も示しています。

財務省:3,000万円相当額を超える仮想通取引に対して報告を義務付ける方針
財務省は、ずさんな管理が問題視される仮想通貨を使った海外送金のルール整備に伴い、「3,000万円相当を超える支払いを当局に報告する基準を明確化」する方針です。

過去最大の取り組み|アメリカとカナダによる仮想通貨詐欺に対抗する共同戦線

アメリカ及び、カナダの40以上の証券規制局が共同で、悪徳な仮想通貨関連投資商品を排除することを目的とした”Operation Crypto-sweep(仮想通貨大掃除作戦)”と称した活動を開始。

1990年代のITバブル時の詐欺に対する活動を参考にした上で、ITバブルの詐欺対策活動時も指揮を取った、北米証券監督官協会が中心となります。

この活動は、州や地方の公式機関が仮想通貨詐欺に対抗する”過去最大の取り組み”となり、世界的に問題視される仮想通貨関連の詐欺を捜査、業務停止命令などの措置をとります。

過去最大の取り組み|アメリカとカナダによる仮想通貨詐欺に対抗する共同戦線
アメリカ及び、カナダの40以上の規制機関が一丸となって、仮想通貨関連商品詐欺の排除を目的とした”Operation Cryptosweep”が5月から開始されました。北米証券監督官協会に取り仕切られ、州や地方の公式機関が仮想通貨詐欺に対抗する過去最大の取り組みとなります。

Pick Up(全般)

ポーランド、仮想通貨課税を一時停止

ポーランド通信社PAPが18日に、ポーランド財務省が一時的に仮想通貨への徴税を中止することが分かりました。

4月30日に控えていたポーランドの所得税申告期限を前に、財務省は、確かな情報に基づいて規制の質を改善し、課税政策を推進するため、仮想通貨分野の徹底的な分析を行うと述べました。

クレジットカード詐欺でのお金をビットコインで資金洗浄

パレスチナのヘブロン市在住のHalmi Git氏は、クレジットカード詐欺で、ビットコインネットワークを通して資金洗浄をしたことでサイバー犯罪部門によって起訴されました。

クレジットカードの被害は、世界中で約1,300,000人のユーザーが関与していて、大規模な被害となっており、マネーロンダリングで使用された1000を超えるビットコインウォレットが警察に差し押さえられ、イスラエルの法律で初めてビットコインが押収された事件となりました。

Experience Points (XP)

昨年、仮想通貨市場で注目を集めていたXPですが、既存のXPとは別に新しい仮想通貨XPChain(XPC)が誕生することとなりました。

XP保有者に対して、明日、5月23日15:00(日本時間)を迎えた後のブロック高でスナップショットを行うとアナウンスがありました。

現在のXPはGithubでも開発が止まっており、それを救済するためのプロジェクトとなっています。

停滞している相場でも健在の仮装通貨Decred(DCR)

ビットコインが停滞している相場の中、仮想通貨Decred(DCR)は価格を少しずつ上昇させ、取引ボリュームも増加しています。

CoinPostの関連記事

5月:アルトコインの日程表
日程(5月) 通貨名 内容
28日 THEKEY (TKY) テストネットがローンチされる
28日 Cardano (ADA) K-EVMテストネットがリリースされる
情報で差をつけろ!8月の仮想通貨重要な予定とニュースまとめ
2018年8月の仮想通貨市場イベントまとめページです。仮想通貨に関する、アップデートやカンファレンス、ミートアップなどの予定を通貨ごとに時系列順で詳しくまとめました。

“情報で差をつけろ”更新しました。

近日中に、6月の”情報で差をつけろ”を公開致します。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/27 土曜日
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
Runesデビュー1週間、ビットコインネットワークで200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア