CoinPostで今最も読まれています

米メタ社、ツイッターに似た分散型SNSアプリのリリースを検討=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

分散型SNSアプリをリリースか

米IT大手メタ(旧フェイスブック)は、ツイッターに似た分散型SNSアプリのリリースを検討していることがわかった。

現時点では公式発表がないため詳細は不明確だが、ロイターら複数の海外メディアが、本内容が事実であることをメタに確認済。一方、実際にローンチされるかもまだ明らかにされていない。

メタの担当者は海外メディアに対し、一律に以下のように説明した。

我々は、独立した分散型SNSのリリースを検討しており、そのアプリは文章を共有するために利用できる。

当社は、クリエイターや著名人がタイムリーに最新の関心事を共有できる別の領域に可能性があると考えている。

情報筋から内容を聞いた「MoneyControl」というメディアによると、今回のアプリはインスタグラムの個人情報でログインする仕組みになる模様。MoneyControlは、メタの内部資料も確認したと述べている。

また情報筋は、このアプリは分散型SNS「Mastodon」のプロトコル「ActivityPub」に対応するとも明かした。

MoneyControlによれば、今回のプロジェクトはまだアイデア段階なのか、また、すでに開発は始まっているのかも不明確だという。

ツイッターはイーロン・マスク氏による買収後、大規模なリストラや長時間労働の要請、大手企業の広告出稿停止など、経営が不安定な様子が伝えられてきた。最近は分散型SNSの開発が進んでおり、暗号資産(仮想通貨)業界からもSNSに対する注目度が高まっている。

関連ツイッター社から独立した分散型SNS「Bluesky」、アップル社のアプリストアでテスト配信

人員削減を再度実施か

メタは今週、新たに人員削減を行うことが報じられている。ブルームバーグの情報筋によれば、今回の人員削減は数千人規模になる見込みで、今週にも実施するとみられていた。

同社はフェイスブックから社名をメタに変え、メタバースに事業の軸足を移行。しかし、企業戦略として押し進めるメタバース部門は巨額の損失を生んだ。また、TikTokの台頭などの影響で、SNS部門の成長も停滞している。

メタは昨年11月にも、数千人規模の人員削減を行う計画が報じられていた。

関連巨額損失続く米メタ社、今週中に数千人規模の人員削減を計画か=報道

メタバースとは

インターネット上に構築された多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバター(分身)を介してゲームで遊んだり、音楽ライブに参加したり、会社の会議に出席したりするなど、様々な利用方法がある。

メタバースでブロックチェーンが利用されるとは限らないが、NFT(非代替性トークン)や仮想通貨と相性が良いとされている。

▶️仮想通貨用語集

関連次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/15 水曜日
14:45
「SusHi Tech Tokyo 2024」でSUDACHI TechとEchoXがWeb3プラットフォームを技術協賛
「SusHi Tech Tokyo 2024」では、SUDACHI TechとEchoXがNFT活用のWeb3プラットフォームを技術協賛。NFTデジタルスタンプラリーを展開する。CoinPostがアンバサダーを務めるグローバルスタートアッププログラムも開催される。
13:10
自由な取引ツールとしてのビットコインは実現しないのか、開発者が憂慮
仮想通貨ビットコイン開発の貢献者であるマット・コラロ氏は、現在「自由のためのツール」というビットコインのビジョンが実現できるかどうかが危ぶまれているとの考えを明らかにした。
12:30
コインチェック LSK保有者向け「KLY」エアドロップ対応方針発表
コインチェックは、LiskブロックチェーンのイーサリアムL2への移行に伴い、新谷発足するKlayrのネイティブトークンKLYのエアドロップへの対応計画を発表。スナップショットは2024年5月21日に予定される。
12:25
CPI発表迫り方向感を欠くビットコイン、イーサリアムETF承認は悲観的な見通し強まる
CPI(米消費者物価指数)発表を本日21時30分に控える中、暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコインの方向感に欠ける展開で狭いレンジで上下している。
12:00
香港のビットコイン・イーサリアム現物ETFから最大の資金流出
香港の仮想通貨ビットコイン・イーサリアム現物ETFは4月の立ち上げ以来最大の1日当たり純流出を記録した。米国のBTC現物ETFは流入に転じている。
11:30
SBI VCトレード、口座保有者にHashHubのWeb3レポートを無料提供へ
SBI VCトレードは、暗号資産(仮想通貨)取引のサポート強化として、口座保有者に「HashHub Research」の一部を無料で提供開始。市場動向、プロジェクトの技術的背景などを把握するのに最適。
10:45
グーグル、新AI検索機能の一般提供発表
AIのGeminiで検索体験をさらに向上させるため、グーグルが新機能「AI Overviews」の一般提供を発表。同社のプロダクトにもAIを活用するとし、他にも様々な発表を行なった。
10:05
仮想通貨投資信託提供のCoinShares、1Qで利益総額が前年比11倍に 
仮想通貨投資企業CoinSharesは2024年第1四半期の決算を報告。利益総額は前年比11倍以上増加した。3月にはヴァルキリーのETF事業を買収している。
08:45
Polymarket、ヴィタリックなどから70億円調達
仮想通貨利用のポリマーケットは、2024年にプラットフォーム上で約2億200万ドル相当の予測取引が行われたと報告。特に米国の選挙の結果に125億ドル以上が賭けられており、現在のところドナルド・トランプ氏が49%の確率でジョー・バイデンの44%をリードしている。
08:15
Re、アバランチ上で再保険ファンド提供
仮想通貨アバランチのブロックチェーン上で、RWAである再保険のトークン化ファンドをReがローンチ。再保険業界の透明性を向上させ、オンチェーン決済を促進していく。
07:35
オルカンベンチマーク指数提供のMSCI、マイクロストラテジーなどを追加
MSCIの定期見直しは、投資家にとって重要な指標であり、各企業の市場での位置づけや影響力を反映するものだ。今回の見直しニュースを受け、マイクロストラテジーの株価は前日比で4.15%上昇した。
06:25
ソラナ基盤のDrift、エアドロップとコインベース上場予定
仮想通貨DRIFTトークンは、エアドロップの形でリリースされる。日本時間5月16日21時より取得可能となる。エアドロップ分のトークンは合計120,000,000 DRIFTで、総発行数の12%を占める。
05:50
米ウィスコンシン州投資委員会、ビットコイン現物ETFに255億円投資
米ウィスコンシン州投資委員会がスポットビットコインETFに1億6300万ドルを投資したことを報告。ブラックロックのIBITとGBTCを大量保有し、他の仮想通貨関連企業にも投資していた。
05/14 火曜日
18:00
オントロジー DIDソリューション普及のため、15億円規模の基金を設立
分散型ID(DID)とデータ共有を可能にする高速で低コストのブロックチェーンプラットフォーム、オントロジーは1,000万ドル規模の「Ontology DID FUND」を設立。プロジェクト提案は専用フォームから迅速に申請可能。
14:23
ビットトレードがシバイヌ貸して増やすの特別募集を開始
ビットトレードが年率48%のシバイヌ(SHIB)の貸して増やす・貸暗号資産の特別募集を開始。さらに、ビットコイン・ピザ・デー記念キャンペーンでAmazonギフトカードが当たる施策も実施中。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア