はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

米ウィスコンシン州投資委員会、ビットコイン現物ETFに255億円投資

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

GBTCやコインベース株など保有

ウィスコンシン州投資委員会は、2024年第1四半期末において、ブラックロックのiShares Bitcoin Trust(ビットコイン現物ETF)を約1億ドル相当保有していることを、火曜日の13F報告書で明らかにした。SECへの報告によれば、同委員会はiShares Bitcoin Trust(IBIT)の245万400株を9,916万7,688ドル相当で、さらにGrayscale Bitcoin Trust(GBTC)の101万3,000株を6,368万7,310ドル相当で保有していた。

また、同委員会のポートフォリオには、Coinbase、Marathon Digital、Riot Platforms、Block、Cipher Mining、Cleanspark、MicroStrategyなどの暗号通貨関連企業の株式も含まれていた。ウィスコンシン州投資委員会は、公的年金やその他の信託基金の投資を管理する州の機関であり、過去にも仮想通貨への投資を行ってきた。今回の13F報告書でも、従来の金融投資手段に加え、Web3関連の投資も維持している。

ブラックロックのIBITとGrayscaleのGBTCは、市場シェアでトップのビットコイン現物ETFであり、今回の投資は大きな注目を集めている格好だ。ブルームバーグのETFアナリストは、同委員会のビットコイン現物ETFへの関心が予想以上に早く示されたことに驚きを示した。「通常、このような大規模な機関が13Fに登場するのはETFがより流動性を持ってから1年ほどかかるものだが、今回はそうではなかった。良い兆候であり、他の機関も同様の動きをすることが期待される」と、エリック・バルチュナス氏はXで述べた。

IBITは、伝統的なETFが持つ記録を打ち破ったことでも注目されている。バルチュナス氏によると、IBITは資産運用額10億ドルに到達する記録を打ち破り、以前の記録はJPMorgan Nasdaq Equity Premium Income ETF(JEPQ)が保持していた。JEPQはいた約3年の取引期間を要したが、IBITはわずか49日間でこの閾値を超えた。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

なお、JPモルガンやウェルスファーゴなどの大手米銀行も、IBITなどのビットコインETFを保有し運用していることが明らかになっている。

関連JPモルガン、ビットコイン現物ETFの保有が明らかに

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
01/25 土曜日
13:35
「TRUMPミームコインは収集品のようなもの」AI・仮想通貨特命官サックス氏
トランプ政権のAI・仮想通貨特命官デビッド・サックス氏が、ビットコインなど仮想通貨に対する規制の方向や資産の分類について話した。
10:22
マイクロストラテジー、ビットコイン戦略に連動した財務再編へ
マイクロストラテジーは1月24日、2027年2月に満期を迎える10億5000万ドル相当の無利子転換社債の全額償還を発表した。ビットコイン価格の上昇に伴う自社株高を背景に、転換社債の早期清算で希薄化リスクを回避する戦略と考えられる。
09:50
米下院、コインベースCEOらから銀行サービス制限について聞き取りへ
米国下院監視委員会が、仮想通貨業界に対する銀行サービス制限の実態調査を開始した。コインベースCEOらに書簡を提出している。
08:55
「BTCは売り圧低下も需要が鈍化傾向に」CryptoQuant
仮想通貨ビットコインは売り圧が低下するも需要が鈍化傾向にあるとCryptoQuantが指摘。また、イーサリアムのパフォーマンスにも言及している。
07:40
マイクロストラテジー、3兆円のビットコイン含み益に対する税金リスクに直面か WSJ報道
マイクロストラテジー社について、約190億ドルの未実現利益に対して15%の課税の可能性があるとの報道があり株価を下落させた。
07:15
XRPやライトコインの現物ETF上場申請、グレースケールなども参入
申請ラッシュに 仮想通貨資産運用企業CoinSharesは24日に米国で、ライトコインの「CoinShares Litecoin ETF」とXRPの「CoinShares XR…
06:55
ナスダック、ブラックロックのビットコインETFで現物償還へ変更申請
米ナスダックはブラックロックに代わり、同社のビットコイン現物ETFの運用方法を現金ではなく「インカインド」(in-kind)方式での償還が可能となるよう変更を求めている。
06:35
ビットコイン準備金は実現するのか? トランプ政権の新たな動き 
トランプ新政権は仮想通貨業界を支持する初期措置を講じたものの、実質的な規制の明確化にはまだ時間がかかる可能性が高いと指摘されている。
01/24 金曜日
15:37
仮想通貨AIエージェント銘柄ai16zとは?特徴・購入方法まで解説
ソラナ AI Hackathonから生まれた注目トークン『ai16z』について解説。a16z提供の開発キット「Eliza」を活用したAIエージェントプロジェクトの特徴や、Raydiumなどソラナ系DEXでの買い方を紹介。AI×ブロックチェーンの新たな展開を探る。
14:00
JPモルガンCEOが銀行秘密法の欠陥を指摘 仮想通貨企業の口座解約の真相とは
米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOは、仮想通貨企業に対する口座解約措置は、銀行秘密法による制約によって余儀なくされたものだと指摘し、規制を見直す時期に来ていると主張した。
13:30
仮想通貨トロン(TRX)とは|今後の将来性とおすすめ取引所
仮想通貨トロン(TRX)の特徴や将来性、取引所情報を詳しく解説。高速な取引処理と低コストを実現する分散型プラットフォームとして、エンターテインメント分野での活用が進む注目の仮想通貨を紹介。
13:25
米SEC、仮想通貨カストディ事業の壁となる「SAB121」ルールを撤回
トランプ新政権下の米証券取引委員会が、仮想通貨カストディ事業への妨げになるとみられたガイドライン「SAB121」を撤回した。
12:00
仮想通貨トランプ(TRUMP)は「どこで買える?」買い方を初心者向けに解説
ソラナで発行されたトランプ大統領公式ミームコイン『TRUMP』について初心者向けに詳しく解説。Phantomウォレットやソラナ系DEXでの買い方、投資リスク、今後の見通しまで説明しています。
11:45
トランプ夫妻のミームコイン「TRUMP」「MELANIA」の保有層や利益は? チェイナリシスが調査
ブロックチェーン分析企業チェイナリシスが、ドナルド・トランプ夫妻のミームコインの購入者層と利益状況の実態を分析した。
11:25
バイナンスラボ、「YZi Labs」にリブランディング
仮想通貨取引所バイナンスから独立したBinance Labsは、YZi Labsにリブランディングする。バイナンス前CEOのCZ氏が、投資活動に積極的に関与するという。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧