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リップル/XRP価格超予測(後編)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

リップルの市場は今後も成長を続け、価格は上昇するだろう
ビットコインはまだバブルでもなく、成長は拡大し、その成長にリップルの価格を当てはめると大きく上昇するのではないかと予測されています。

この記事は「XRP価格超予測(前編)」の続きの記事となっています。まだ読んでいない方はこちら↓

XRP価格超予測(前編)
XRPの将来的な価格予測。XRPは、実用性を持ち、将来的にも非常に期待されている通貨です。多くの人は、今後短期的な価格の乱高下が繰り返される可能性はあるとしても、長期的に価格は一貫して高騰し、期待できる通貨です。
目次
  1. SWELLの影響は
  2. 2017年4月- 5月に起きた変化
  3. 仮想通貨がバブルではない理由
  4. 時価総額から価格予測
  5. リップル社員のXRPの将来性についての見解
  6. 価値に投資する

SWELLの影響は

銀行国際間送金について考えるとき、SWIFTリップルという2つの機関が候補として挙げられます。

この成果は、決して過小評価されるべきものではありません。リップル社がSWELLを開催すると知った時、私にとってそれは”ゲームオーバー”とも呼べる出来事でした。

それは、リップルが次のステージに進み、SWIFTの市場占有率を奪い取りにかかったことを表していたからです。

また、このカンファレンスではブロックチェーン技術が将来において非常の有能であるものであり、この技術に参入し、事業の展開をすることを考える必要があると会議され、リップルのシステムがこれから送金において重要なシステムになると触れられました。

【SWELL最終日&まとめ】ブロックチェーン革命:リップル社が歩む未来とは
リップルの大型カンファレンスSWELLの最終日と、3日間の中で発表された内容のまとめ記事です。SWELLに参加した仮想通貨界隈の著名人達の発言と、同日開催されたSWIFT主催のSibos国際会議の内容についても解説します。

2017年4月- 5月に起きた変化

投機の力が表面的に現れたのは2017年の4月から5月のことでした。仮想通貨市場全体が、これまでになかった規模に成長し、一時的に現在の投資水準に落ち着きました。

これは、嵐の前の静けさとも言えるでしょう。ヘッジファンドが、仮想通貨業界に参入する意向を示し、未だファンドの運用金額は不明確ではあるものの、将来の多額の資金流入に備えて地盤は固まったであろうというのが私の意見です。

アメリカで、ビットコインに対するETFライセンスが認可されなかったからと言って、海外市場でも認可されないということには繋がりません。

メインストリームにいる個人投資家たちは、仮想通貨市場で投資信託を購入できないことに対してうんざりしています。

もう2017年であるのにも関わらず、アメリカの公式な証券取引所で仮想通貨を購入できないことも未だに信じられません。私は、2018年はどの国が一番”フィンテック中心地”の称号にふさわしいかを競う年になると思っています。

仮想通貨がバブルではない理由

あなたは誰かによって仮想通貨はバブルだという思想を埋め込まれてしまっているかもしれません。金融業界の前線にいる人でさえ、仮想通貨について理解に乏しく”詐欺”という誤解を招きやすい言葉を使用してビットコインの説明をしたりもしています。

私は、この兆候は社会に新たなイノベーション(仮想通貨)が浸透してきている証拠だと考えています。

下記の図は、実際の状況を視覚化した私のお気に入りの画像です。(ビットコインの時価総額は2ヶ月前のもので、実際の状況は伝わると思います)

時価総額から価格予測

2017年10月時点での仮想通貨全体の時価総額は1690億USドル(約20兆円)です。

では、仮想通貨の時価総額がピークとなる地点や最終的に落ち着くであろう地点は一体どこなのでしょうか?これはきっと聞く人によって答えが変わってくるでしょう。多くの予想は、数兆USドルほどとされています。

ある最近の予想では、約2兆USドル(約225兆円)で、強気な予想だと5兆USドル(約565兆円)と語る人もいます。

2兆USドルという予想に沿って基礎的な数学的観点から価格予測をしてみましょう。今回は実用性分析のことは忘れて、私たちのお気に入りのデジタル資産であるXRPの現在の価格と現在の仮想通貨全体の時価総額から2兆米ドル(約225兆円)に達するまでの倍率を掛け合わせてみます。

(2兆USドル / 1690億USドル)* 0.2 USドル = 2.37 USドル / XRP

よって、1XRP当たりの価格は、2.37USドル(約270円)となりました。

リップル社員のXRPの将来性についての見解

リップル社の従業員はXRPの価格についてどのように考えているのかを詮索することは興味深いものです。彼らは、XRPを買い付けているのでしょうか、それとも売り払っているのでしょうか?

7月にリップル社元従業員が私にコンタクトを取ってきました。

彼は、少なくとも価格が相当上昇するまで”XRPを手放す気はない”と語り、彼はその判断について非常に自信を持っているようでした。

会社から公表される公式な書類は、もちろんとても大切でポジティブな変化を起こすこともありますが、元従業員からリップル社のビジネスプランや将来的に大きな成功を掴む可能性などについて意見を聞くのはとても有効な手段だと考えています。

リップルの社員は、具体的な日時に対しての予測は避けていましたが、SNS上で一時的な分析を行うことに関しては特別避けてはいないようでした。

リップル社の暗号化責任者である David Schwartz氏はReddit上でXRPの将来起こりうる価格変動の可能性について短い文章を投稿しました。

彼の予測は、その価格が2USドルから120USドルの間で収まっており、投稿の最後にこのような文章が記述されていました。

「リップルが現在のビットコインの時価総額に到達するのは、2012年にビットコインが1000USドルで取引されると予測するよりもよっぽど現実的なものとなってきています」

この文章は、現時点でXRPが描く道のどの地点にいるのかを予測する指標になり得るかもしれません。XRPがこれからもさらに多くの銀行に使われるようになるのであれば、ビットコインの時価総額は、XRPにとっては単なる通過点に過ぎないのかもしれません。

価値に投資する

あなたがどのような予想をするにしても、仮想通貨への投資はもはやハイリスクな投資ではなくなってきていると言っても過言ではないでしょう。

XRPは、デジタル資産でありながら非常に実用的な機能を持ち合わせた投資先と言えます。今後、より多くの銀行XRPを採用することによって、ビットコインや他の仮想通貨からの流入を見込め、メインストリームとなるのではないでしょうか。

多くの人が、投資において健全な判断を下す際に、ウォーレン・バフェットの言葉を引用します。仮想通貨では、その賢明な言葉をより拡張させ自問自答する必要があります。

Q:誰が最高の技術を有しているのか? A:リップル社です。 

Q:どのアメリカ基盤の会社によって発行された仮想通貨はどれですか? A:XRPです。

SWAT分析は2016年と同様にまだ投機のチャンスがあることを明らかにしますか? するでしょう。 リップルがこの一年で何を成し遂げたかをぜひ見てください。

2016年に比べると出来高が何百倍に増加していても、XRPの価格上昇は決して直線ではありません。もしビットコインが辿ってきた道が参考になるのであれば、短期的にはXRPの価格は今後も乱高下を繰り返すかもしれません。

しかし、この傾向はいつか終わり、長期的に安定する時がくるでしょう。そして、あなたが所有しているXRP高い実用性を持ち、将来有望なデジタル資産だということを忘れないでください。

Crystal Ball: XRP Price Speculation

Oct 29th, 2017 by xrphodor

参考記事はこちらから

CoinPostの考察

前編・後編を踏まえて、XRPの価格予測をお伝えしましたが、これらはあくまでも色々な観点から計算された予測です。

確実に予測価格まで上昇するとは言えませんが、非常にポジティブな予測となっています。XRP保有者からすれば、なかなか価格が上がらず、安定している仮想通貨でありますが、この予測価格になることを期待せざるを得ません。

またXRPはとても実用的な通貨であるため、その可能性も否定できないでしょう。2020年までという見解ですが、注目されている仮想通貨の一つであるため、常に話題には取り上げられると思いますし、日本国内の企業もリップルの技術に期待し、プロジェクトにも参加していますので、大きな成長を遂げる可能性は十分にあるでしょう。

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