CoinPostで今最も読まれています

世界初「現金利用禁止のブロックチェーン都市」誕生か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

キャッシュ利用禁止のブロックチェーン都市誕生か
マレーシアの港湾都市マラッカで、現金利用を禁止し、仮想通貨決済のみを受け入れる計画が進んでいる。教育やビジネスの目的だけでなく、マレーシア国内において最大の観光都市を築くことを目標としている。

キャッシュ利用禁止のブロックチェーン都市誕生か

マレーシアの港湾都市マラッカの835の地域において、現金の利用を禁止し、仮想通貨での決済のみを受け入れる計画が進行中であることを複数メディアが伝えている。

この開発計画は中国政府が支援をしており、BIやサイバーセキュリティ・サービスなどを提供するDMI社も参加している。

この中国政府による支援に関して、一部からは、中国での仮想通貨利用を禁止していることから、国外地域において仮想通貨利用に関する実験を試みているとの見方もなされているようだ。

このエリアは「マラッカ海峡シティ」と名付けられる予定となっており、この計画では同都市への訪問者は法定通貨をDMIコインへと両替し、全ての公共サービスをそのDMIコインで決済を行う形となる。

DMIウェブアプリは、パソコンやアンドロイド、iOSデバイスから利用可能となる予定とした。

現在、あらゆる地域に置いてブロックチェーン都市の建設計画が進んでいるが、同地域がアジア初となるブロックチェーン都市として名乗り出ようとしており、マラッカ海峡シティはビジネスや教育のためだけでなく、観光都市としても台頭したい考えだ。

開発の関係者らも、同プロジェクトは、マレーシア国内において最大の観光都市とすることが目標だと明かしており、年間300万人の観光客の訪問を見込んでいるとしている。

国内動向

日本国内においては、新たな経済圏の創出や電子行政の推進を目的に、石川県加賀市がブロックチェーン都市の建設を試みている。

人口減少や、それに伴う地域産業の低迷といった課題が、そうした改革を進める動機となったようだ。

加賀市はこの計画について、以下のように言及している。

リアルやデジタルを問わない、相乗的なコミュニティを構築することで加賀市の教育、雇用、文化、産業などを支え、活性化を促すブロックチェーン都市の形成を目指します。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/08 水曜日
20:31
日本最大のWeb3カンファレンス「WebX2024」、先着順の読者限定割引コードを配布開始
国内最大手暗号資産(仮想通貨)メディアCoinPostが企画・運営するWeb3カンファレンス「WebX2024」。先着順の読者限定割引コードを配布開始しました。
15:06
EVM互換のZKロールアップとして関心を集める「Zircuit(ザーキット)」とは
暗号資産(仮想通貨)イーサリアム財団からL2研究助成金を獲得し、大手VCのPantera Capitalなどから出資を受ける「Zircuit(ザーキット)」について解説。ステーキングプロトコルは約2ヶ月で30億ドル以上を集めた。
14:35
懸念強まる仮想通貨業界へのSEC執行範囲、民主党と共和党議員が激論交わす
米国下院金融サービス委員会は、SECの暗号資産(仮想通貨)を念頭にした執行活動に関する公聴会を開催。民主党と共和党議員のスタンスの違いが鮮明となった。
12:50
FTXが再建計画書提出、すべてのユーザーに100%以上弁済の見込み
破綻した仮想通貨取引所FTXは、米破産裁判所に再編計画の修正版を提出した。すべての債権者が請求額の100%を受け取れるとしている。
11:25
米金融大手サスケハナ、1500億円相当のGBTCを保有
米大手投資・トレーディング会社サスケハナが約10億ドル相当の仮想通貨ビットコイン現物ETF「GBTC」を保有していることが確認された。
10:40
イーサリアムは穏やかなインフレ傾向に ETH焼却量減少で
仮想通貨イーサリアムは、主に取引手数料の低下により、焼却されるETHの量が大幅に減少している。DencunアップグレードやL2の活発化が背景にある。
09:30
「BTC相場は回復に転じた可能性」SCB銀が分析
「仮想通貨ビットコインの相場は回復に転じた可能性がある」とスタンダードチャータード銀行が分析。米大統領選の影響や今後の価格も分析している。
08:10
トレーダーに利回り提供へ、BybitがUSDeを取引担保に採用 
ENAトークン一時急騰 仮想通貨(暗号資産)取引所Bybitは7日、新しいステーブルコイン「USDe」をデリバティブ取引の担保資産に追加すると発表した。トレーダーに利回りを提供…
07:25
「仮想通貨市場には詐欺や問題が多い」ゲンスラー委員長
米SECのゲンスラー委員長は、仮想通貨の投資家保護の必要性を改めて強調。一方、イーサリアムの証券性については明言しなかった。
06:45
ワールドコイン過去一週間で35%上昇、その背景は
OpenAIのライバルであるGoogleは、5月15日に大規模な開発者カンファレンス「Google I/O」を開催する予定だがこれに先駆けChatGPTの検索エンジンを発表する観測だ。
06:10
米ビットコイン現物ETFに330億円純流入、2日連続プラスに
米ビットコインETFに回復の兆し。米月曜日、すべての仮想通貨ビットコイン現物ETFはプラスの資金流入を記録した。
05/07 火曜日
17:54
米決済大手Visa「ステーブルコイン取引高の約9割はbotによるもの」
決済大手Visaは、仮想通貨ステーブルコインについての記事を発表。ステーブルコイン取引活動の90%はボットなどによるものだと分析している。
14:32
米SEC、Invescoの「イーサリアム現物ETF」の可否判断を最終期日まで再延期
米国証券取引委員会は、InvescoとGalaxy Digitalが共同で申請した イーサリアム現物ETFの可否判断をさらに延期すると発表。次回の期限は7月5日で、これが最終期限となる。
14:22
米マラソンデジタル、ケニア政府とビットコインマイニングで協議
米上場ビットコインマイニング企業マラソン・デジタルは、ケニア政府と、仮想通貨政策やデーターセンター開発などで話し合っていると述べた。
12:30
前週末にかけてビットコイン大幅反発、ETFフローに好転の兆し
暗号資産(仮想通貨)相場は前週末にかけてビットコインが大幅反発し、暴落していたアルトコイン値を持ち直した。グレースケールGBTCへの資金流入など、ビットコイン(BTC)現物ETFのフローにも好転の兆しが見られる。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア