CoinPostで今最も読まれています

10億人利用のFacebookメッセンジャー「WhatsApp」、ビットコインやイーサリアムなど送金可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

WhatsAppでビットコイン送金
フェイスブックが運営する世界最大級のメッセンジャーアプリ「WhatsApp上」で仮想通貨ビットコインやイーサリアムなどを送金・入金することができることが判明した。

WhatsAppでビットコイン送金が可能に

世界最大手SNS企業フェイスブックが運営する人気メッセンジャーアプリWhatsApp上でビットコイン・ライトコイン・イーサリアムを送金することができることが判明した。

仮想通貨決済ボットを開発するスタートアップZulu Republicは20日、WhatsAppで利用できる仮想通貨送金プラットフォーム「Lite.Im」を発表した。

利用の仕方として、「Lite.Im WhatsApp」のボットを追加すれば、WhatsAppのユーザーはその送金・入金やウォレットの機能などを利用することができるという。

WhatsAppはフェイスブック社が運営するメッセンジャーアプリで、中国の「WeChat」のユーザー数とほぼ同様で、10億のユーザーを擁しており、180ヶ国以上で利用されている。

Zulu Republicはこれまで仮想通貨の普及において「ソーシャル・メッセンジャー」の重要性を重視してきている。特にWhatsAppを多く利用している東南アジアやアフリカにおいては、銀行口座を持たない「アンバンク」の人口に向けて、メッセンジャーアプリを通した仮想通貨の送金サービスに対する需要はすでに見受けられており、今後もそれが増加していくと予想されている。

この送金サービスはフェイスブックが開発したものではないものの、フェイスブックは直近、独自の仮想通貨・ブロックチェーンプロジェクト「Libra」に関連する企業「Libra Networks」をスイスに設立していた。すでにブロックチェーンエンジニアを積極的に雇い、水面下でも独自の仮想通貨を進めているとされるフェイスブックは今後、WhatsAppなど自社のプラットホームで利用できる米ドル基軸のステーブルコインを発表する可能性が高く、業界の有識者集めている。

このように、ビットコインなどの仮想通貨は、フェイスブックなどの大手企業が所有するプラットフォームにて活用されることで、普及が浸透しつつあると言えるだろう。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/03 金曜日
12:00
ビットコインおすすめ取引所、手数料・スプレッド・積立・レンディング機能など徹底比較
暗号資産(仮想通貨)ビットコインの売買や送金におすすめの国内取引所について、メリットとデメリットを徹底比較。手数料・スプレッド・送金速度、セキュリティ、積立・レンディング機能などを調査しました
09:50
ソラナのゲームプラットフォーム「GameShift」、グーグルクラウドと提携
仮想通貨ソラナの開発を行うソラナラボは、独自Web3ゲームプラットフォーム「GameShift」とグーグルクラウドの提携を発表した。
05/02 木曜日
18:20
米マイクロストラテジー、ビットコイン利用の分散型IDを発表
米マイクロストラテジーは、ビットコインのチェーン上に構築された、企業向けの分散型IDプラットフォーム「MicroStrategy Orange」を発表した。
14:00
米検察、ビットコイン売買のCashApp運営企業Blockを捜査か
ツイッター(現X)の共同創業者ジャック・ドーシー氏が立ち上げた金融テクノロジー企業Block Inc.が、コンプライアンス違反で米連邦検察当局からの捜査を受けていることが、米NBCニュースの報道から明らかになった。
13:00
「マイニング事業者の降伏迫る可能性」The Bitcoin Layer分析
ビットコインリサーチ企業The Bitcoin Layerは、ビットコイン価格下落などにより、マイニング事業者の利益が深刻に圧迫されていると分析した。
11:00
ビットコイン、BitVMXで高度なアプリ開発を実現へ
仮想通貨ビットコインのブロックチェーン上で高度なアプリ開発を実現する「BitVMX」がホワイトペーパーを公開。BitVMXは早ければ1年後にもローンチされる可能性がある。
10:00
「ビットコインは2030年までに6億円に」ARKウッドCEO
ARK Investmentのキャシー・ウッドCEOは、仮想通貨ビットコインが今後2030年までに約5.9億円に達する可能性があるとの強気予測を披露した。
08:25
ブラックロック、Securitizeの73億円調達を主導
ブラックロックは今回の出資でSecuritizeの提携関係を強化していく格好だ。ブラックロックの他、オルタナティブ投資管理会社のHamilton Lane、ParaFi・キャピタル、Tradewebマーケッツもこのラウンドに参加した。
07:45
テザー社、24年1Qの利益が過去最高に
仮想通貨ビットコインへの投資も貢献し、ステーブルコイン発行企業テザー社の24年1Qの利益が45億ドル超となり過去最高に。同社は、初めてグループの純資産を報告した。
06:50
ETFや国・企業保有のビットコインは約27兆円規模=VanEck報告
ビットコインETF分野で、仮想通貨ビットコインを最も保有しているのはブラックロックのIBITで現在274,462 BTCを保有。企業の保有では、米マイクロストラテジーが最多で214,400 BTCを保有している。
06:15
FOMCで政策金利現状維持、ビットコイン一時59000ドル台回復
仮想通貨ビットコインは一時58,000ドル水準を回復。パウエル議長が「米経済は成長もしくはインフレでスタグフレーションは想定していない」とコメントしスタグフレーションへの懸念を後退させた。
05/01 水曜日
15:00
Bitwise最高投資責任者「米国でステーブルコイン法案可決なら、甚大な影響を及ぼし得る」
仮想通貨投資企業Bitwiseのマット・ホーガン最高投資責任者は、米国議会が今年、包括的なステーブルコイン法案を可決する可能性に言及。実現した場合、仮想通貨の広範な普及という面で ビットコイン現物ETFの承認と同等か、それ以上に大きな影響を与える可能性があると述べた。
12:30
米コインベース、ビットコインのライトニングネットワークを導入
米大手仮想通貨取引所コインベースは、ビットコインのライトニングネットワークを導入したと発表した。BTC送金を高速・低コストにする。
11:59
仮想通貨全面安、地合い悪化と香港ビットコインETFの思惑買い剥落で
暗号資産(仮想通貨)相場では、経済指標を受けた米国株安などの地合い悪化に加え、香港市場のビットコインETF・イーサリアムETFの初動不調の影響もあり、ビットコイン(BTC)やアルトコイン相場が急落した。
11:25
Web3ゲーム企業Games for a Living、クラクラ制作企業などから5億円調達
EAの創設者Trip Hawkins氏が共同で立ち上げたWeb3ゲーム企業Games for a Livingは調達ラウンドで、5億円を調達した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア