はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米マイクロストラテジー、ビットコイン利用の分散型IDを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

企業向け分散型IDプラットフォーム

ビットコイン投資戦略で知られる米マイクロストラテジーは2日、ビットコインブロックチェーン上に構築された分散型IDプラットフォーム「MicroStrategy Orange(マイクロストラテジー・オレンジ)」を発表した。

分散型アーキテクチャや改変できない台帳など、ビットコインチェーンの特性を活用して、ID関連データの耐改ざん性、分散ストレージ、そこからのデータ取得を実現しようとするものだ。

マイクロストラテジーのエンジニアリング担当責任者セザリー・ラツコ氏によると、「MicroStrategy Orange」の中心となるのは、ホスト型のクラウドサービスであり、企業が組織内のユーザーにIDを発行できるようにするものだ。

また、Orangeのソフトウェア開発キットを使用すると、プログラマーはOrangeの機能を、自社独自のアプリケーションやシステムに統合できるようになる。

ラツコ氏は採用事例として、Eメールへの署名を挙げた。フィッシングなど詐欺メールが横行する中、メールの送り主の身元確認が求められる状況を背景としている。

Orangeを利用すると数時間で1万人がIDを使えるようになると述べた。

関連: 米マイクロストラテジー、4月にもビットコイン買い増し

分散型IDとは

英語でDecentralized Identity(DID)。ブロックチェーンや分散型台帳に、各機関(政府、大学など)から本物であると保証されたユーザーのID情報を記録する。ユーザーは自分の情報を自己管理し、生年月日など個人情報自体を明かすことなく、年齢などを第三者機関に証明することができるようになる。

▶️仮想通貨用語集

Orangeの仕組み

ラツコ氏によると、ある企業のOrange管理者が、ワンクリックでメンバーに招待メールを送り、受け取った者が招待を受け入れると、分散型識別子および公開鍵と秘密鍵のペアが生成される仕組みだ。

分散型識別子と公開鍵をOrangeサーバーに送信して、ビットコインブロックチェーン上に記録する。その時点から、Orangeによる署名付きの電子メールを送信する準備が整う。

ラツコ氏は、ビットコイン上に記録されるIDを、大学の学位、コース認定書、医療記録など様々な資格情報や証明書などに活用する可能性も追及していきたいと話した。

マイクロストラテジーはOrangeの使用についてドラフトをgithubに公開している。これによると、OrangeのDIDは、ビットコイン・オーディナルと類似した記録方法を取るが、DIDに関連するデータのみ保存する。

このことで、サイズやコンテンツにほとんど制限が課せられることなくドキュメントを作成できるようになる見込みだ。

分散型IDはIDをブロックチェーンなどに登録することで、ユーザーが個人情報を明かすことなく、身元確認情報を証明することができるようにするものである。

昨年12月には、中国の政府関連団体が主導するブロックチェーンサービスネットワーク(BSN)が、国民の使用できるDIDプラットフォームを立ち上げた事例などがある。

関連: 中国政府が14億人国民向けに分散型IDプラットフォーム開設 国民監視を否定

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
02/15 日曜日
11:30
ビットコインRSI4年ぶりの売られ過ぎ水準、CPI発表が転機となるか|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリスト長谷川氏の週次レポート。ビットコインは1010万円周辺で軟調推移、米雇用統計後も上値の重い展開。週足RSIが4年ぶりに30割れでセリクラ感あるもハイテク株安や米債利回り上昇が圧迫。13日発表の米CPIが持ち直しの切っ掛けとして期待、6万ドルでは買い戻し入りやすいと分析。
09:30
今週の主要仮想通貨材料まとめ、ビットコインクジラの売却可能性やリップル社の提携拡大など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
09:25
週刊ニュース|ストラテジー社CEOの債務懸念払拭やJPモルガンの仮想通貨市場への前向き見解に高い関心
今週は、ビットコイントレジャリー企業ストラテジー社の収支報告会、JPモルガン・チェースの仮想通貨市場分析、米仮想通貨取引所コインベースの決算に関する記事が関心を集めた。
00:45
イーロンマスクのX、「数週間以内に」仮想通貨・株取引機能を実装へ
Xが仮想通貨の直接取引機能「スマート・キャッシュタグ」を導入予定。アプリ内で売買が完結するスーパーアプリ化が加速。数週間以内に開始する見通しだ。
02/14 土曜日
14:16
マスカットグループがKLabと提携、「仮想通貨やDAT上場株への投資」を新たな金融戦略に
マスカットグループが新金融戦略「成長還元型トレジャリー関連投資」を発表。仮想通貨やWeb3領域への投資を開始し、第一弾としてKLabと業務提携。
14:05
中国、電力市場にブロックチェーン技術全面導入へ 
中国国務院弁公庁が2月11日、全国統一電力市場体系の完善に関する実施意見を発表した。グリーン電力証書にブロックチェーン技術を全面導入し、2030年までに市場化取引電力量を全社会用電量の70%程度に拡大する方針を示した。
13:25
ブラジル下院で「国家ビットコイン戦略備蓄」法案が提出、5年で100万BTC購入を計画
ブラジル下院で「国家ビットコイン戦略備蓄(RESBit)」法案が提出。5年で100万BTCの取得、納税利用やキャピタルゲイン免除などを含む内容だ。
13:10
Mixin Networkの300億円規模ハッキング、犯人が仮想通貨を移動・売却
2023年のMixin Networkハッキング事件で盗まれた資金が動き出した。犯人は2年以上の沈黙を破り、仮想通貨イーサリアムを資金洗浄し売却している。
11:20
ビットコインの「究極の大底」は5.5万ドル付近=クリプトクアント予測
クリプトクアントが仮想通貨ビットコイン相場を分析。実現損失や長期保有者の動向など主要指標から、底値到達はまだ先との見解を示している。
10:35
韓国ソウル警察署、押収したビットコイン22BTCが外部流出
ソウル江南警察署が2021年に押収したビットコインで22BTCが外部流出したことが今週確認された。物理的保管装置は無事だったが、内部のビットコインのみが抜き取られた状態。
09:42
グレースケール、AAVE投資信託のETF転換を申請
グレースケールが2月14日、AAVEトラストのETF転換を米証券取引委員会に申請した。ビットワイズは昨年12月に11銘柄のETF申請を提出しており、アルトコインETF競争が本格化している。
09:10
バイナンス・フランスのトップを狙った住居侵入、3人が逮捕=報道
仮想通貨取引所バイナンスの仏部門のトップを務めるデヴィッド・プリンケイ氏の住居に、3人が侵入したことがわかった。実際にはプリンケイ氏が不在で接触することができず、すでに逮捕されている。
07:55
ドリームキャッシュ、ハイパーリキッドでUSDT建てRWA先物を提供開始
テザーがドリームキャッシュの運営会社シュプリーム・リキッド・ラボに戦略投資を実施した。ハイパーリキッド上で初のUSDT0担保のHIP-3先物市場が稼働し、株式指数や個別株の取引が可能になった。
07:20
SBI HD、シンガポールのCoinhako買収へ意向表明
SBIホールディングスが2月13日、シンガポールの大手仮想通貨取引所コインハコの過半数株式取得に向けた基本合意の意向を表明した。アジアのデジタル資産拠点構築を目指す戦略の一環として実施されるものだ。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧