アルトコインプロジェクト情報（日本語要約）

Animoca Brandsは、2025年8月20日21時30分から22時30分までの期間、「Token Insights Series 2」として「Launch with Moca Network: Building on the Open Identity Layer」と題したバーチャルイベントを開催する。このイベントでは、Moca Networkのアイデンティティエコシステム上でプロダクトをローンチする方法、データのセキュリティを確保する方法、そしてWeb3でスケールする方法について解説される。

Animoca Brandsは、2025年8月23日11時から18時までの期間に東京で行われる「Japan Blockchain Week Summit AI Edition」にAnimoca会長のYat Siu氏が参加することを発表した。

Brave Rewardsは、BAT報酬をユーザー自身のSolanaウォレットに直接支払うセルフカストディ機能を、全ユーザーに提供開始した。これにより、ユーザーはBATの収益をより完全に管理できるようになる。利用するには、Braveブラウザのバージョン1.81.x以降で、少量のSOLをウォレットに用意した上で「アカウントを接続」から設定を行う必要がある。iOS版は現時点では非対応である。

Pendle Financeの総ロック価値（TVL）が85億ドルに達し、過去最高を更新した。このうち64億ドルはPT（Principal Tokens）によるもので、固定利回りへの需要が引き続き堅調であることを示している。

Ontologyは、アフリカのエコシステムを拡大するため、現地リーダーが主導する「Ontology Africa」プログラムを始動した。この取り組みは、教育、ステーキング、開発者支援の3つの柱を中心に展開される。貢献した人には後から報酬が与えられる「Proof first, reward second」という公正な仕組みを採用し、現地コミュニティの自発的な活動を奨励する。Ontologyは、アフリカの才能を支援し、共にWeb3の未来を築くことを目指している。

Ava Labsは、世界的な音楽フェスティバル「EXIT Festival」が、Tixbaseと共同でAvalanche上に「Bridge Festival App」を開発したことを発表した。このアプリは、改ざん防止機能付きのデジタルチケットだけでなく、キャッシュレス決済、SNS、来場者マッチング機能などを統合した総合的なフェスティバルエコシステムを提供する。この技術は、Web3の専門知識がなくても他のフェスティバルが導入できるよう設計されており、業界全体の変革を目指している。さらに、ファンがEXITトークンを購入してフェスティバルの未来に貢献できるクラウドファンディングも実施中となる。

Animoca Brandsの主要プロジェクトであるMoca Networkは、トルコを代表するデジタルゲームマーケットプレイス「Oyunfor」と提携した。この提携により、Moca Networkの「AIR Kit」ソフトウェア開発キットがOyunforに統合され、620万人以上のトルコ人ゲーマーにデジタルIDが提供される。

Pendleの週間レポートによると、資金調達率取引プラットフォーム「Boros」は、未決済建玉の上限を1,500万ドルから2,855万ドルに引き上げるなど、資金限度額が大幅に増額された。エコシステム全体では、総ロック価値（TVL）が8月9日時点で80億ドルに達し、過去最高を更新した。これは、HyperEVMネットワークでのTVLが2週間足らずで3億ドルを超えたことなど、クロスチェーン展開が成功していることが要因となる。また、Upbit取引所ではPENDLEが上昇率トップ3に入るなど、市場からの関心も高い。

Wormholeは、Boundlessと提携し、ゼロ知識（ZK）証明を活用した新しいセキュリティレイヤーを実装した。この提携により、WormholeのNative Token Transfers（NTT）において、Ethereumのファイナリティを証明するZKコンセンサス証明を導入する。これにより、従来のWormhole Guardiansによる署名に加えて、独立した暗号学的検証パスが追加され、セキュリティが大幅に向上する。将来的には、この技術を他のチェーンやメッセージングにも拡張していく。