CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨取引所FTX、F1チーム「メルセデスAMGペトロナス」と提携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨取引所FTXの新たな提携事例

大手暗号資産(仮想通貨)取引所FTXは23日、モータースポーツ「F1(フォーミュラ1)」のチームである『メルセデスAMGペトロナス』と、長期のパートナーシップを締結したことを発表した。

具体的な契約の期間や金額は明かされていないが、複数のレースのシーズンに渡って、レーシングカーやドライバーなどにFTXのロゴが取り付けられるという。将来的にはNFT(非代替性トークン)や決済の領域でも協業すると説明しており、社会貢献活動のような取り組みも協力して行なっていく予定だとした。

FTXとは

「SBF」の通称で知られるサム・バンクマン・フリード氏が最高経営責任者(CEO)を務める仮想通貨取引所。

▶️仮想通貨用語集

FTXは最近、仮想通貨領域以外の組織や人物とパートナーシップを締結し、プレゼンスを強化している。今月には、米国で放映するFTXのCMに、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の有名クォーターバックのトム・ブレイディ選手と、妻のジゼル・ブンチェン氏を起用したことが分かった。

FTXのサムCEOは、CoinPostの提携メディアThe Blockに対し、こういった契約を通して、仮想通貨に馴染みのない人をプラットフォームに呼び込みたいと説明したという。

関連仮想通貨取引所FTX、NFL大スター起用の新CM公開

今回のパートナーシップ締結後、最初にF1のレースでFTXのロゴが見られるのは、今月26日開催予定のロシア・グランプリ。そこから2022年のシーズンでも継続してロゴが付けられるという。またレーシングカー以外でも、チームのメルセデス・ベンツのトラックやガレージ、その他の関連施設にもFTXのロゴが付けられるとした。

また、FTXは、自社のブランドをF1のグローバルなファンに広めるために、ドライバーのルイス・ハミルトン氏やバルテリ・ボッタス氏らのメンバーにマーケティングで協力してもらうことができるという。NFTサービスや決済サービス「FTX Pay」の導入、社会貢献活動のような取り組みについては、今後詳細を発表するとした。

メルセデスAMGペトロナスのチームを率いるトト・ウォルフCEOは、今回のパートナーシップについて、以下のようにコメントしている。

 

FTXは、急速に発展するグローバルな業界を主導し、革新的な精神とクリエイティブなエネルギーを持っている。

 

厳しくパフォーマンスを追求する我々のパートナーにふさわしい。

メルセデスAMGペトロナスについて

メルセデス・ベンツの情報を発信するウェブサイトによると、2021年のシーズンでは、ドライバーが獲得するポイントを争う「ドライバーズチャンピオン」など、メルセデスAMGペトロナスは複数の大記録に挑んでいる。

1チーム2台体制のレースで、2人のドライバーのポイントを合計したものを「コンストラクターズポイント」と呼び、このポイントで競う「コンストラクターズチャンピオン」と、上述した「ドライバーズチャンピオン」においてはともに現在7連覇中だという。

FTXのサムCEOは今回、以下のようにコメントを寄せた。

 

ウォルフ氏のリーダーシップのもと、メルセデスAMGペトロナスがこれまで7回コンストラクターズチャンピオンに輝いた要因の1つに、イノベーションの活用がある。

 

我々はハミルトン氏が、2021年の残りのレースで、8回目のドライバーズチャンピオンに挑み続ける姿を見守りたい。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
03/28 木曜日
17:35
分散型AIの3大プロジェクトが団結、新トークン「ASI」に統合へ
SingularityNET、Fetch.ai、Ocean Protocolが人工超知能連合を結成し、各プロジェクトの暗号資産(仮想通貨)を新トークンASIに統合する計画を発表。単一の分散型AIネットワークとしてリニューアルを目指す。AGIの父と呼ばれるベン・ゲーツェル博士が主導する。
15:58
ビットコインのレイヤー2「BEVM」ローンチ
BEVMがメインネットをローンチ。暗号資産(仮想通貨)ビットコインをガス通貨として利用するEVM互換のレイヤー2ネットワーク。シリーズAで数十億円を調達し、分散型ビットコインクロスチェーンカストディサービスを実現。
15:00
NEARプロトコル、マルチチェーン再ステーキング「LiNEAR」始動へ 
NEARプロトコルがChain Signaturesを導入、暗号資産(仮想通貨)の相互運用性を強化。ビットコインやイーサリアムなど複数のブロックチェーンをサポートする。オムニチェーン再ステーキングLiNEARが始動。
14:15
「イーサリアムが有価証券でもETF化は可能」ブラックロックCEO
仮想通貨イーサリアムに関しては、米国においてその法的ステータスが定かではない。CFTCは商品(コモディティ)と見做している一方、SECはETHに関係するスイスのイーサリアム財団を調査していることが先週報じられた。
10:45
Parallel Studios、VanEckやソラナベンチャーズから53億円調達
パラレルはイーサリアムメインネットおよびBaseチェーン上で稼働するものだが、先日発表された、コロニーのローンチ先がソラナのブロックチェーンであることや、今回ソラナベンチャーズが出資したことから、今後クロスチェーンでの展開が考えられる。
10:15
イーサリアム「BLOB」にデジタルアートを記録する方法 Ethscriptionsが導入
イーサリアムのチェーン上にデジタルアートなどを記録するEthscriptionsは「BlobScriptions」を発表。ブロブにデータを記録する方法となる。
08:10
21Shares、欧州でTONの上場取引型金融商品を提供
今月初めテレグラムは仮想通貨TONを正式に統合し広告収入をチャンネル所有者と共有し、TONブロックチェーン上でToncoinを使って報酬を支払うようになった。この動きが投資家からの需要を押し上げたようだ。
07:30
ブラックロック「BUILD」、一週間で240億円超の資金流入を記録
ブロックチェーン上でトークン化された現実世界資産(RWA)の運用を提供するOndo Financeからの10億円以上新たな資金もありファンドの規模は拡大中。
06:50
スクエニやソラナ財団、Elixir Gamesに21億円出資
Elixir Gamesは、ゲームローンチャー「Elixir Games Launcher」で、さまざまなWeb3ゲームを遊べるPCアプリを提供。また、Web3ゲームがNFTなどのゲーム内資産のセールを代行するローンチパッドで、ミントなどの機能を提供する予定だ。
05:50
SECに有利か、裁判官がコインベースの棄却申し立て認めず
その一方、裁判官は、コインベースが顧客が仮想通貨ウォレットアプリを利用できるようにしたときに、無登録ブローカーとして運営していたというSECの主張を取り下げることを決定した。
03/27 水曜日
17:25
Slash Payment、独自トークンのエアドロップ対象条件を発表
暗号資産(仮想通貨)決済サービスSlash PaaymentのエコシステムトークンSVLについて、エアドロップの参加条件が明かされた。分散型決済エコシステムの利益が、ステーキング参加者に還元。スナップショットまでに割り当てを増やすことも可能だ。
17:00
ビットコインなど仮想通貨投資の始め方|初心者が注意すべきリスクとおすすめ戦略
ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)投資の初心者向けスタートガイドを解説。基本戦略や知識、特に注意すべきリスクやセキュリティ対策を紹介し、「何歳から始められる?」のか、取引所ごとの年齢制限一覧も提供。
16:04
KDDIのNFT市場「αU market」、アニモカブランズとの連携開始
KDDIが展開する「αU market」で、『PHANTOM GALAXIES』の限定版NFT販売を開始。アニモカブランズが支援するブロックチェーンゲームとの連携施策の第一弾。暗号資産(仮想通貨)ウォレット「αU wallet」を接続して購入できる。
14:23
21Shares「半減期前のビットコインは、過去の歴史とは異なるダイナミクスを経験している」
スイスを拠点にする資産運用企業21Sharesは、仮想通貨ビットコインの半減期が市場に及ぼす影響について分析したレポートを発表。ビットコインは現在、過去3回の半減期とは、「異なる市場ダイナミクスを経験している」と指摘した。
12:23
ビットコイン7万ドル台で堅調推移、コインベース・プレミアムは強気から中立に
暗号資産(仮想通貨)市場では、半減期前のビットコインは過去最高値に迫る7万ドル台まで反発して堅調推移を辿る。米国の機関投資家動向を示すコインベース・プレミアムは強気から中立に転じた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/03/28 15:00 ~ 18:00
東京 東京日本橋タワーB2階
2024/04/06 ~ 2024/04/09
香港 香港コンベンション・アンド・エキシビション・センター3FG
2024/04/09 14:00 ~ 16:00
その他 オンライン
2024/04/13 ~ 2024/04/14
東京 東京都港区
重要指標
一覧
新着指標
一覧