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次期ニューヨーク市長、給与のビットコイン受け取りを宣言 マイアミ市長に続く

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

給与のビットコイン受け取りを宣言

次期ニューヨーク市長に選出されたEric Adams氏は5日、最初の給与を暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)で受け取ると宣言した。

これは、先日、給与のすべてをビットコインで受け取るとしたFrancis Suarezマイアミ市長のツイートに返信する形で述べられたもの。Adams氏は、次のように語った。

私は、最初の3回目までの給与をビットコインで受け取るつもりだ。ニューヨーク市は仮想通貨の、そして他の急成長している革新的産業の中心地になるだろう。

Adams氏は、選挙キャンペーンの際にも、ニューヨーク市を「生命科学を始め、サイバーセキュリティ、自動運転車、ドローン、ビットコイン(BTC)の中心地」にしたいと表明していたが、その姿勢を改めて強調した格好だ。

当選後のインタビューでは、より具体的な政策についても言及した。

Adams氏は、ブルームバーグに対してニューヨーク市を「クリプト・フレンドリー(仮想通貨にとって良好)な街にしていきたいと明言。「ビットコインや仮想通貨セクターの成長を妨げているものは何かを調査したい」という。

仮想通貨に理解の深い、様々な背景を持つ若者が、仮想通貨業界の人材需要を満たしていけるような仕組みを築きたいとも述べている。

さらに、仮想通貨をめぐるマイアミ市の試みにも注目しており、マイアミ市と、仮想通貨をめぐって友好的に切磋琢磨していきたいと話した。

関連米マイアミ市長、給与の100%をビットコインで受け取りへ

ニューヨーク市の独自トークン発行も視野に

マイアミ市は、仮想通貨を支持するSuarez市長のもとで先進的な試みを行っており、その1つとして市の独自トークンを発行する「CityCoin」プロジェクトへの参加がある。

Adams氏は、ニューヨーク市もこのプロジェクトに参加して、独自トークンを発行したいとの意気込みを見せた。「マイアミコイン」に続いて「ニューヨークコイン」が誕生する可能性が浮上した格好だ。

マイアミコインとは

マイアミコインとは、市民がビットコインにスマートコントラクト機能をもたらす仮想通貨スタックス(STX)をプロトコルに預け、マイニングする仮想通貨。マイアミコインを保有したり、ステーキングすることでSTXやBTCを獲得するイールドファーミングもできる。

▶️仮想通貨用語集

追記(5日昼)

その後、南部のテネシー州ジャクソン市のScott Conger市長もSuarez市長やAdams新市長に続くとSNS上で表明。ジャクソン市の条例では、まだビットコインでの給与受け取りは可能ではないものの、支払いを受け取った直後にビットコインに交換するとした。

Conger市長は21年4月にも市のビットコイン財政導入や公務員のビットコイン給与支払いを計画していることを明かしたことがある。

関連:米テネシー州、ビットコインの財政導入を計画

CityCoinとは

CityCoinは、都市のコイン発行を目指すコミュニティプロジェクト。ビットコインネットワーク上でスマートコントラクトを実現する、仮想通貨Stacks(STX)のブロックチェーンを利用しており、市民はStacksをプロトコルに預けて、都市のトークンをマイニングすることができる。

マイナーが預けたSTXのうち、30%は都市の仮想通貨ウォレットに寄付され、その自治体が様々な費用に充てられる形だ。マイナーにとっては、マイニング報酬を得ると共に、自治体に貢献することも可能になる仕組みである。

マイアミ市は、このプロジェクトを開始してわずか1週間で、約1億円相当の収益を得ていた。

関連マイアミコイン開始1週間、同市に約1億円の収益

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