CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ビットコイン一時25,000ドル台に急落、リップル裁判でSECの仮抗告が可能に|18日朝の重要速報まとめ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

18日朝の重要速報まとめ

日本時間朝方までの仮想通貨関連注目ニュースをまとめている。

ビットコイン急落 26,000ドル台に(注目度:★★★★☆)

今日のビットコインは続落し前日比-9.2%安の26,266ドル、2カ月ぶりの安値をつけた。仮想通貨取引所バイナンスなどでは一時25,000ドル台まで急落していた。アルトコインも全面安に。データによると、市場全体として過去24時間で約8億ドル相当のロングポジションがロスカット(強制清算)されたという。

出典:バイナンス

また、今日のNYダウは-0.8%と続落し、ナスダックも-1.1%安となった。

ブルームバーグなどによると、米国などの国債利回りが2008年以来の高水準になる中、リスク回避の動きが仮想通貨や株式を含むリスク資産の重しとなっているとの見方が強いようだ。世界の国債利回りは17日の債券市場で続伸し、金融危機の2008年以来の高水準に復帰。米30年国債利回りは、2002年以来約21年ぶりの高水準をつけている。

出典:ブルームバーグ

現在のCME金利先物市場では、9月FOMCは金利据え置きを確実視しているものの、11月か12月で追加利上げを見込んでいるようだ。

関連米国株続落 FOMC議事録を受け

スペースX、ビットコイン売却か(注目度:★★★★☆)

イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発会社スペースXは、昨年と2021年に総額3.73億ドル分のビットコインを評価損として計上したと、WSJ紙が木曜日に報じた。

関連スペースX、保有の仮想通貨ビットコインで3.73億ドル評価損計上

また、スペースXがビットコインを売却したとも伝えたが、その金額や時期については明らかではない。一方、一部のメディアはスペースXが3.73億ドル分のビットコインを全部売却したと報じているが、そのような事実は確認されていない。

マスク氏は2021年のビットコイン関連イベント「The ₿ Word」でスペースX並びに自身もビットコインを保有していることを明かしたが、具体的な数については明確にしなかった。

関連イーロン・マスク氏が新たなAI企業「xAI」発表、テスラやツイッターとの連携も視野

リップル裁判で、SECの仮抗告が可能に(注目度:★★★★☆)

トーレス判事はリップル裁判でSECが中間上訴(仮抗告)を申請することを許可した。SECは「取引所でのプログラムされたXRP販売は有価証券に該当しない」との判決に対して上訴する姿勢だった。

仮抗告とは、米国裁判における他の局面が進行中にもかかわらず、裁判の判決を不服として上訴することであり、特定の状況下でのみ認められるものだ。

SECは8月18日までに申請することができ、リップル社側は9月1日までに返答する必要があるという。

リップル社は7月13日に「デジタルトークンとしてのXRP自体は有価証券ではなく、取引所でのプログラムされたXRP販売は有価証券に該当しない」として部分的な勝利をを収めた経緯がある。

ネガティブ材料とビットコインの下落が相まってXRPは前日比-14.3%の大幅安になった。

出典:バイナンス

関連米SECが提訴した「リップル裁判」まとめ(20年12月〜23年7月)

コインベース、カナダで一部のステーブルコイン建てを提供中止(注目度:★★★☆☆)

米仮想通貨取引所コインベースは、カナダでステーブルコインUSDT、DAI、RAI建ての取引を提供中止すると発表した。

カナダ規制当局は今年ステーブルコインの規制を強化している。カナダの証券管理局(CSA)による同意なしに、ユーザーにステーブルコインなどの購入・預金サービスを提供することが禁止されている。

なお、コインベースは今週、カナダ市場へ進出すべくカナダ事業を立ち上げたばかりだった。

重要経済指標(注目度:★★★★☆)

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
09/20 金曜日
06:45
ドイツ政府、47の仮想通貨取引所を閉鎖 マネロン違反で
ドイツ警察当局は、マネーロンダリングを含む犯罪行為に関連しているとされる47もの仮想通貨取引所を閉鎖したことを19日に発表した。
06:15
ソラナの猫系ミームコイン「MEW」、韓国アップビットへ上場 価格高騰
韓国仮想通貨取引所大手アップビット(Upbit)は19日、仮想通貨ミームコイン「MEW」を新規上場した。
09/19 木曜日
17:48
「SECの仮想通貨規制は市場混乱を招く」米下院公聴会で厳しい批判
米国下院金融サービス委員会の公聴会で、証券取引委員会は「仮想通貨市場に更なる混乱と不確実性をもたらした」として、厳しく批判された。元SEC委員の証言では、議会主導の包括的な規制枠組みの必要性が強調された。
17:39
ゼロ知識証明の利点と課題:汎用性の高さと多彩なユースケース|WebX2024
WebX2024で業界トップの専門家が、ゼロ知識証明の可能性について語った。スケーラビリティ、プライバシー、セキュリティの向上から、AIや金融分野での革新的応用までの幅広いトピックで意見を交換した。
14:30
テザー社、これまでに不正ウォレット凍結で160億円を回収 市場シェアは75%に到達
テザー社が不正資金対策の成果を報告。世界180の当局と協力し、1,850以上のウォレットを凍結。USDTの市場シェアは75%に拡大。
14:08
FOMC後に上昇加速したビットコイン相場をプロが解説|寄稿:仮想NISHI
米連邦公開市場委員会(FOMC)後に上昇した暗号資産(仮想通貨)相場の今後の展望は? ビットコイン相場とデリバティブの最新データについて、SBI VCトレードのアナリスト「仮想NISHI」が解説した。
13:20
ソラナスマホ「チャプター2」、「Solana Seeker」へと改名 Helium無料サービスなど搭載
ソラナラボ傘下のスマホ子会社「Solana Mobile」は19日、二代目のスマートフォン「チャプター2」を「Solana Seeker(ソラナシーカー)」へとリブランディングしたことを発表した。
12:55
Bitgetら2社、TONへの42億円の投資を発表
TONエコシステムの発展を支援することを目的に、BitgetとForesight Venturesが42億円の投資を発表。仮想通貨TONを大口保有者から入手することで投資を行うという。
11:20
三菱商事のDREAMが推進する不動産投資、トークン化されたSTファンドの新たな展開
ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社、みずほリース株式会社、およびエムエル・エステート株式会社は18日に、適格機関投資家向け不動産STOファンドを組成した。
09:45
米SEC、仮想通貨DeFiプラットフォームRari Capitalと和解
SECがRari Capitalの利回りサービスの問題点を告発・和解。未登録ブローカー活動や誤解を招く宣伝などで和解に至った経緯を解説。
08:25
米FRB、0.5ポイントの大幅利下げを決定
米FRBはFOMCの会合で0.5ポイントの大幅利下げを決定。金融政策の転換がビットコインなどの仮想通貨相場の追い風となるか注目が集まっている。
08:05
米国初、ルイジアナ州政府 ビットコインライトニングに対応 
ビットコインの支払いの仕組みについては、政府間取引のための仮想通貨変換サービス「Bead Pay」によって米ドルに変換される。政府としては、ビットコインを直接保有したりしない。
06:55
トランプ氏、ニューヨークのバーで初めてのビットコイン決済
米国のドナルド・トランプ前大統領は18日、大統領選に向けたキャンペーンで、ニューヨーク市のバー「PubKey Bar」を訪問し仮想通貨ビットコインを使ってチーズバーガーを購入した。
06:20
仮想通貨ALEOとZETA、コインベースへ新規上場 価格高騰
仮想通貨取引所大手のコインベースは19日、2銘柄の新規上場を発表した。ZETAは価格が高騰している。
09/18 水曜日
16:52
「ビットコインはリスク資産ではない」ブラックロック幹部が指摘
ブラックロックのデジタル資産責任者が、ビットコインの誤った認識を指摘。リスク資産ではなく非相関資産であると主張し、機関投資家教育の重要性を強調した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア