一時的障害でブロック生成停止
仮想通貨イーサリアム(ETH)のL2ネットワーク「zkSync Era」は昨日午後、約2時間の間ブロック生成が停止したことが判明した。
zkSyncの公式Xによると、日本時間14:50ごろ、ネットワークの自動安全プロトコルの1つがサーバーのバグによってトリガーされたが、現在は完全に解決された。また、原因について「チームによる検査が必要」とした。zkSync Eraのネットワーク稼働はすでに復旧している。
The zkSync Era network is now fully operational. At 05:50 UTC, one of the network’s automated safety protocols was triggered by a bug in the server. This issue required teams to inspect and is now fully resolved.
— zkSync Developers (∎, ∆) (@zkSyncDevs) December 25, 2023
We will share a full post-mortem report soon. Thank you for your…
今回はzkSync Eraの初めてのネットワーク障害ではなかった。12月16日にもネットワークの一時停止が発生。当時は、「インスクリプション(碑文)」と呼ばれるオンチェーン活動が急増しネットワークを不安定にしていたとみられた。
zkSync Eraとは、イーサリアムの仮想マシン(EVM)と互換性を持つ「zkEVM」に分類されるL2ソリューションで、ゼロ知識証明を導入したロールアップ技術「ZKロールアップ」を採用したことが最大な特徴だ。
ネットワークは今年3月アルファ版を公開し現在全L2ロールアップにおいてTVLが4位で約1.6億ドルになっている。
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先週はArbitrumもオフラインに
イーサリアムL2ネットワークがオフラインになったりブロック生成が停止したりする事例が最近多発している。
先週15日、Arbitrum(アービトラム)は約1時間半の間シーケンサー(バリデータのような機能)が稼働停止したり、各ブロックで2つのトランザクションしか処理できずガス代手数料が急騰し一時100ドルを超える場面もあった。
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