はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

今週の仮想通貨市場 個別銘柄の注目材料まとめ|マウントゴックスのビットコイン送金・ワールドコイン売却制限延長など

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週の銘柄材料情報

前週比騰落率(7/14〜7/20)

  • ビットコイン(BTC):66,668ドル +4.5%
  • イーサリアム(ETH):3,497ドル +2.7%
  • ソラナ(SOL):171.5ドル +8.3%

時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に過去1週間の材料をまとめた。

ビットコイン(BTC)

2014年に経営破綻したマウントゴックスから、債権者の弁済が10年越しに実現したことで、米仮想通貨取引所クラーケンに、48,641BTCが送金されたことが確認された。

関連Mt.Goxの弁済進捗65%、ウォレット残高に1000億円相当のビットコイン 

クラーケンの弁済プロセスは1〜2週間かかる見込み。すでに13,000名を超える債権者に対し、ビットコインとビットコインキャッシュを弁済したとされる。

一方、マウントゴックスとしてラベリングされているウォレットは本記事執筆時点で、138,985 BTCのビットコインを保有している。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

イーサリアム(ETH)

仮想通貨イーサリアムに関しては、来週にも現物ETFが米国で取引開始になる見込みだ。

7月22日にSECに承認されれば、23日の火曜日から取引が開始されることになると、16日に報じられた。

関連イーサリアム現物ETF、23日に米国で取引開始か=報道

SECは今週、発行企業側の申請書類(S-1)の最終版を17日までに再提出するように要請した。書類にはスポンサー手数料に関する項目が含まれているという。

イーサリアムの現物ETFが正式に上場すれば、今後6カ月間の純流入額は47億ドル(7,440億円)から54億ドル(8,550億円)になりうると金融大手シティは予想している。

関連イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

ソラナ(SOL)

カナダの上場企業Cypherpunk Holdings(サイファーパンク)が、先月からSOLの保有を大幅に増やしたことが判明した。

約15億円相当のSOLを63,000枚保有しており、最初の投資額100万ドル(6,131 SOL)から追加投資を続けている。

また、SOLの購入に加え、独自のソラナ・バリデータを運営し、保有するトークンの大部分である49,917 SOLを独自のノードを使用してステークすることも明らかにした。

関連カナダ上場企業Cypherpunk、仮想通貨ソラナ保有量を10倍以上増加

関連ソラナDEXレイディウム、ユニスワップの30日間手数料超え 高速チェーンへの高い需要を反映

ワールドコイン(WLD)

サム・アルトマン氏のAI関連銘柄のワールドコインは今週大幅に値上がりした。

16日に初期投資家とチームメンバーのロックアップ(トークン売却制限)期間の延長が発表されたことが好感された。

関連仮想通貨ワールドコイン高騰、開発チームによるアンロック期間の緩和発表で

初期投資家とチームメンバーのロック解除は来週24日から始まる予定だが、当初予定の3年間から5年間に延長したことで、市場供給量が当初の予定よりも1日あたり約40%減少することに。約200万WLDトークンが新たに市場に出回る見込みだ。

一般的にトークンのロック解除が始まると、市場の流通供給量および市場の売り圧力が増加することになるが、今回の方針変更に伴い、売圧が緩和されることになる。

関連ワールドコイン(WLD)の買い方、特徴、将来性 サム・アルトマンが目指すAI時代のベーシックインカム

関連2024年注目の仮想通貨10選 各セクターの主要銘柄と関心を集める理由を解説

Pixelverse:エアドロップ

テレグラム上で稼働するTONブロックチェーン基盤の「タップして稼ぐ(tap-to-earn)」ゲーム Pixelverseは今週、独自の仮想通貨を発行し、ユーザーへエアドロップすると発表した。

ユーザーへのエアドロップは、7月25日に実施する予定で、それに先立ちユーザーへのNFTリワードはすでに確認できるようになった。仮想通貨PIXFIを得られるのは、レア(レベル5以上)・エピック・レジェンダリーNFTの保有者のみで、総発行数の10%がNFTのレアリティに応じて配布される。

関連テレグラムのTON基盤ゲームPixelverse、独自の仮想通貨エアドロップ実施へ

7月の大型トークンアンロック予定(再掲)

暗号資産(仮想通貨)トークンのアンロック(ロックアップ解除)イベントでは、24年7月におよそ30億ドル分の仮想通貨が市場に放出される見込み。

日本国内にも上場している銘柄では、アプトス(APT)、アービトラム(ARB)、イミュータブル(IMX)、アクシー・インフィニティ(AXS)、エイプコイン(APE)が含まれている。

  • アービトラーム(ARB):7月16日 7200万ドル 3.2%
  • アプトス(APT):7月12日 7800万ドル 2.58%
  • スタークネット(STRK):7月15日 4200万ドル 4.92%
  • アクシー・インフィニティ(AXS):7月16日 1451万ドル 1.68%

出典:CryptoRank

アンロック時期はロードマップなどであらかじめ明示されていたものであるが、市場供給量が増すことで売り圧力となり得るため、相場に影響を及ぼす可能性がある。

関連国内上場5銘柄含む、7月の大型ロックアップ解除予定は 仮想通貨価格の変動要因

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/07 土曜日
13:25
中欧チェコ、長期保有の仮想通貨に対する免税へ
チェコ共和国で、3年を超えて保有の仮想通貨によるキャピタルゲインを非課税とする法案が成立した。一定額以下の取引も免税となる。
11:40
仮想通貨と株式市場は割高か、米バンカメのアナリストが警戒
米主要株指数のS&P500は6日に史上最高値を更新し6,090ポイントの値を記録した。一方、仮想通貨ビットコインは5日に10万ドルの大台を突破し6日にはフラッシュクラッシュが発生したものの、7日には再び10万台を回復した。
10:05
米NY連銀元総裁、トランプ新政権のビットコイン準備金構想を批判
米国のトランプ次期大統領のビットコイン準備金構想に対し、NY連銀元総裁が批判的見解を表明した。代わりに規制を整備すべきとしている。
08:50
リップル社のシュワルツCTO、ステーブルコインRLUSDの課題を語る
米仮想通貨関連企業リップルのデビッド・シュワルツCTOは、年内のステーブルコイン「RLUSD」ローンチに対する希望を依然として持ち続けているようだ。The Block主催の仮想通貨カンファレンス「Emergence」に登壇し見解を語った。
07:45
米フロリダ州、25年1Q開始の議会でBTC準備金創設か
フロリダ・ブロックチェーン・ビジネス協会の創設者は、同州の仮想通貨ビットコイン準備金計画について説明。2025年第1四半期からの議会で戦略準備金を創設できるようになる可能性が十分にあるとした。
07:10
アルトコインとビットコインの相関性が低下 アナリスト分析
仮想通貨市場において、昨日ビットコインの急激な変動(フラッシュクラッシュ)に対し、主要アルトコイン銘柄が安定性を示す状況が確認され、アルトシーズンの継続が示唆されている。
06:25
イーサリアム4000ドル突破、3月以来の高値
仮想通貨イーサリアムの価格は昨日のビットコイン主導のフラッシュクラッシュから堅調に回復し、現在4,042ドルで取引されている。
12/06 金曜日
18:22
国税庁、日本居住者による米国ビットコインETFの譲渡所得は「分離課税」の認識示す
米国ビットコインETFの売却益に対する国税庁の見解が明らかに。申告分離課税(20%)適用の判断が、日本の仮想通貨課税制度の見直し議論に波紋を呼ぶ。国内ETF解禁への課題も検証する。
18:00
仮想通貨を種類別に解説|アルトコイン、ミームコインまでわかりやすく
仮想通貨の基本的な分類と代表的な銘柄を初心者向けに解説。決済通貨(BTC・XRP)、プラットフォーム通貨(ETH・SOL)、ユーティリティトークン、ミームコインの特徴や違いがわかります。
14:04
メルコイン、メルペイ残高から暗号資産つみたての自動引き落としを開始
メルカリの売上金(メルペイ残高)から暗号資産の自動つみたてが可能に。メルコインが新機能を追加し、ビットコイン・イーサリアムへの投資がより簡単に。渋谷で記念イベントも開催、最大1万円分のビットコインが当たるキャンペーンも実施中。
14:00
感情に翻弄される仮想通貨投資の実態、8割の保有者が認める=Kraken調査
Krakenの最新調査で、仮想通貨投資の実態が明らかになった。米国の8割以上の投資家がFOMOとFUDに影響され、感情的な意思決定が投資戦略を危うくしていることがわかった。
13:00
ソラナへの戦略的投資を行うソル・ストラテジーズ社、ナスダックへの上場を申請
カナダの仮想通貨投資会社ソル・ストラテジーズが、ナスダック上場を申請した。同社はソラナへの戦略的投資を拡大しているところだ。
12:43
10万ドル達成後のビットコイン急反落、1500億円相当の大規模ロスカットが発生
ビットコイン史上初の10万ドル到達後、急激な価格調整により10億ドルのロスカットが発生した。相場過熱の実態とSUIが上昇した背景などアルトコイン相場を解説。
10:55
トランプ次期大統領、ソラナ初期投資家のサックス氏をAI・仮想通貨特命官に任命
ドナルド・トランプ次期大統領は、ベンチャーキャピタリストのデビッド・サックスを、新たに設置される人工知能および仮想通貨担当の特命官に任命することを発表した。
10:30
リップル社、ステーブルコインRLUSDのローンチに関して声明
リップル社は5日、注目を集めていたRLUSDステーブルコインの発表に関する憶測に正式に対応した。トランプ次期政権への期待を受けて、仮想通貨XRPの価格は過去30日で341%上昇し、2021年の高値を超えている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧