はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

国内上場5銘柄含む、7月の大型ロックアップ解除予定は 仮想通貨価格の変動要因

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

7月の大型ロックアップ解除

2024年7月末までに、ワールドコインやアプトス、アービトラムなどの主要プロジェクトが暗号資産(仮想通貨)のロックアップ解除(アンロック)を予定しており、一部トークンの解除が比較的大規模になることから、市場価格への影響が注目されている。

特に、日本国内に上場している仮想通貨として、アプトス(APT)、アービトラム(ARB)、イミュータブル(IMX)、アクシー・インフィニティ(AXS)、エイプコイン(APE)が含まれている。

ロックアップとは、新規発行時などに初期投資家や開発チームがその保有する割り当てを一定期間売却できないようにする制度であり、流通開始初期の需給を安定させることが目的である。

しかし、ロックアップ解除により供給量(市場への流通量)が増加すると、価値の希薄化が懸念され、価格の変動が激しくなる可能性がある。

関連:トークンアンロックと仮想通貨価格への影響は? TokenUnlocks報告

注目すべきロックアップ解除

Token Unlocksのデータによると、暗号資産投資家が7月に留意すべきアンロックイベントは以下の通り。一部を抜粋して解除日や解放される資産額を記載していく。

データ元:Token Unlocks 画像出典元:@Altcoin_Alerts

  • ワールドコイン(WLD):2023年7月24日以来、毎日319万WLD(約670万ドル:約10億円)のペースでロックアップを解除しており、これまでに5億WLDを排出した。24日からは、このレートが2倍以上の662万WLD/日に増加。解除されるWLDの時価は1,330万ドル(約21億円)/日となる。
  • イミュータブル(IMX):7月12日に、流通量の2.15%にあたる3,250万IMXのロックアップが解除される。解除されるIMXの時価は4,300万ドル(約69億円)に相当する。
  • アプトス(APT):7月12日に、流通量の2.49%にあたる1,131万APTのロックアップが解除される。解除されるAPTの時価は約6,800万ドル(約110億円)に相当する。
  • スタークネット(STRK):7月15日に、トークンの流通量の4.9%に相当する6,400万STRKをロックアップ解除する。解除されるSTRKの時価は約3,670万ドル(約60億円)に相当する。
  • アービトラム(ARB):7月16日に、流通量の2.9%にあたる9,260万トークンのロックアップが解除される。解除されるARBの時価は約6,400万ドル(約100億円)に相当する。
  • アクシー・インフィニティ(AXS):7月16日に、流通量の1.66%にあたる245万トークンのロックアップが解除される。解除されるAXSの時価は約1,250万ドル(約20億円)に相当する。
  • エイプコイン(APE):7月17日に、流通量の2.31%にあたる1,560万APEのロックアップが解除される。解除されるAPEの時価は約1,190万ドル(約19億円)に相当する。

関連:暗号資産ロックアップ解除の最新トレンドと市場影響 Token Unlocks

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/10 水曜日
18:00
JPYC株式会社、次世代金融カンファレンスMoneyX 2026の企画・運営として参画決定
JPYC株式会社が、2026年2月27日に東京都内で開催される次世代金融カンファレンス「MoneyX」に共催企業として参画。ステーブルコインやデジタル証券など「通貨の進化と社会実装」をテーマに、産官学のリーダーが議論を行う。
17:48
仮想通貨のインサイダー規制導入、市場成熟へ IEO投資上限も提案|金融審議会
2025年12月10日公表の最新の金融審議会報告書で暗号資産(仮想通貨)が金商法の規制対象になることが明記された。IEO投資上限のほか、コード監査義務化、インサイダー取引規制など投資家保護を抜本強化する。交換業者への影響と今後の展望を詳解
17:11
シルクロード関連ウォレット、10年ぶりに突如活動 4.7億円相当ビットコインを送金
10年以上休眠していたシルクロード関連の仮想通貨ウォレット約312個が突如活動を再開し、約4.7億円相当のビットコインを送金。今年は5月にも大規模な移動が確認されている。米政府は押収資産を戦略準備金として保有する方針を示すも、売却疑惑も浮上。
14:59
SEC委員長、2026年に仮想通貨規制の大幅進展を予告 トークン分類制度など導入加速
SEC委員長が2026年の仮想通貨規制大幅進展を予告。トークン分類制度で3カテゴリーを非証券化、1月にイノベーション免除導入へ。前政権の法執行重視から明確なルール制定へ転換。
14:10
著名投資家レイ・ダリオ「中東は資本家のシリコンバレー」:国家によるAI・デジタル資産戦略を絶賛
著名投資家レイ・ダリオ氏がAIのハブとして急速に成長する中東を高く評価し、「資本家のためのシリコンバレーになりつつある」と述べた。一方、マイケル・セイラー氏は中東がビットコイン担保型デジタル銀行システムによって「21世紀のスイス」になる可能性を指摘した。
11:05
「ビットコイン・アフターダークETF」申請 夜間取引時間の高パフォーマンスに着目
ニコラス・ウェルスが米国夜間取引時間のみ仮想通貨ビットコインを保有する新たなETFを申請した。夜間の高リターン傾向に注目したものだ。ヘッジ型ETFも同時申請した。
09:50
プライバシー重視のステーブルコイン「USDCx」、Aleoのテストネットでローンチ
仮想通貨のステーブルコインUSDCを発行するサークルは、プライバシー機能を持つL1ブロックチェーンAleoのテストネットでUSDCxがローンチされたことを発表。ユースケースなどを説明した。
09:48
仮想通貨市場は政策待ち姿勢 ビットコインとイーサリアムに資金集中=Wintermute分析
Wintermuteの最新市場分析によると、仮想通貨市場は米FRBや日銀の政策決定を前に様子見姿勢を強めている。資金はビットコインとイーサリアムに集中し、レバレッジ水平は低位。先週金曜の急落後も市場は底堅さを保ち、質への選別が進む。レンジ相場継続の見通し。
09:05
プライバシー重視ブロックチェーン「Octra」、30億円規模のICO実施へ
完全準同型暗号技術を採用する仮想通貨プロジェクト「Octra」が2000万ドル規模のトークンセールを実施する。これまでも分散化重視で資金調達を行ってきた。
08:40
コインチェック、NACの新規取扱いを検討 NOT A HOTELとRWA領域で協業強化へ
コインチェックがNOT A HOTEL DAOの暗号資産NACの取扱い検討とRWA領域の協業強化を発表。NACの活用や共同サービスの開発方針について解説します。
08:20
「仮想通貨市場は次の10年間で最大20倍成長する可能性」Bitwise幹部
Bitwiseの最高投資責任者は、仮想通貨市場は次の10年間で10倍から20倍まで容易に成長する可能性があるとの見方を示した。ビットコインなどを例に挙げ、根拠を説明している。
06:00
仮想通貨トランプ(TRUMP)は「どこで買える?」買い方を初心者向けに解説
ソラナで発行されたトランプ大統領公式ミームコイン『TRUMP』について初心者向けに詳しく解説。Phantomウォレットやソラナ系DEXでの買い方、投資リスク、今後の見通しまで説明しています。
12/09 火曜日
17:40
リミックスポイント、エネルギー事業の中期経営計画を発表 3年で営業利益3.7倍目指す
リミックスポイントが2027-2029年度の中期経営計画を発表。エネルギー・蓄電事業で売上高692億円、営業利益91億円を目指す。日本蓄電池と提携し系統用蓄電所7カ所を共同運営。同社は242億円超の仮想通貨も保有し、多角的な事業展開を推進。
15:52
補正予算の国会質疑で仮想通貨税制が議題に 国民民主党が質問、高市首相は「与党税調で検討中」と答弁
補正予算の国会質疑で暗号資産(仮想通貨)税制が議題に。国民民主党は雑所得として最高税率55%が適用される現行制度を見直し、分離課税化を要求。高市首相は税制改正大綱に基づき与党税調で検討を進めていると答弁した。
13:35
米XRP現物ETF、全期間で純流入を記録 約1459億円に到達
米XRP現物ETFが上場以来全期間で純流入を記録し、約1,459億円に到達。仮想通貨ETF史上2番目の速さで8億ドルを突破し、機関投資家の継続的な買いが続いている
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧