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イーサリアム財団が主要ウォレットに約900億円相当の仮想通貨を保有、財務報告書発表へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

透明性を高めるために財務報告書発表へ

イーサリアム財団は、資金運用の透明性が不足しているとの指摘を受け、投資家やコミュニティメンバーの懸念を解消するために、近いうちに財務報告書を発表する予定だ。

財団に関連するイーサリアムの主要リサーチャーであるジャスティン・ドレイク氏は6日、レディットの「r/ethereum subreddit」グループで、2022年4月に発表された財務報告書と同様の内容を準備中であることを伝えた。

報告書のリリースに先立ち、ドレイク氏は「限られた個人的な理解」として、財団は年間約1億ドルを支出し、約6億5000万ドル(約925億円)相当の資金をメインのイーサリアムウォレットに保有していると述べている。ETHの価格によって変動はあるものの、約10年分のランウェイがあるとされている。

ランウェイとは、企業が現金不足に陥るまでの残り期間を指す。

また、イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は、ドレイク氏の投稿に対して「現在のおおよその予算戦略は、毎年残高の15%を使うことだ」「これは財団が永続する一方で、時間とともに規模が縮小していくことを意味する」とコメントしている。

イーサリアム財団はこれまでにも、大量のETH移動後にコミュニティから否定的なフィードバックを受けており、さらなる透明性の提供を求める声が強まっている。

最近では、8月23日に米取引所クラーケンに35,000 ETH(約140億円相当)が入金されたことに対する反発が強く、財団のエグゼクティブ・ディレクターである宮口あや氏は24日、Xにて「今年は規制の複雑さから、財務活動を行う時期を事前に共有できなかった。今回の取引は売却ではなく、今後は計画的かつ段階的な売却が行われる予定だ」と説明していた。

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