はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ステーブルコイン決済市場にらむ 米Stripe、11億ドルでBridgeの巨額買収成立か=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Stripe、ステーブルコイン決済事業に進出か

米オンライン決済大手Stripeが、ステーブルコイン決済機能の提供会社Bridgeを11億ドル(約1640億円)で買収する契約を結んだ可能性が高い。この情報は、TechCrunch創設者のMichael Arrington氏が21日、自身のX(旧Twitter)で明らかにした。

Bridgeは、企業向けにステーブルコイン決済導入ソフトウェアを提供している。Forbesによると同社は以前、投資家から5800万ドルを調達し、評価額は2億ドルだった。

今回の11億ドルという買収額は、ステーブルコイン決済技術の重要性と大手企業がこの分野に積極的に投資している現状を反映する形で、評価額の大幅な上昇を意味している。

一方、Stripe社は2021年の時点で950億ドル以上の評価額を有していた。2022年3月に仮想通貨ビジネスへの対応を開始しており、180カ国でVisa等のカードによる仮想通貨購入を可能にした。また、NFT電子市場での取引や「Stripe Identity」による本人認証システムにも対応している。

今年4月には、イーサリアム、ソラナ、ポリゴン上でステーブルコイン(USDC)を介した米国企業向けの仮想通貨決済を再開した。さらに6月には、CoinbaseのBase Layer 2ネットワークを自社の決済製品に組み込む提携を行っている。

関連:StripeとCoinbaseが提携、仮想通貨決済にBaseチェーンを導入

ステーブルコインとは

ステーブルコインは法定通貨の価値に連動する仮想通貨で、デジタル決済の利便性や分散型金融(DeFi)での運用手段として近年注目を集めている。最大のステーブルコインであるUSDTを発行するテザー社は、2024年第2四半期の財務報告で、今年上半期の純利益が過去最高の52億ドルに達したことを明らかにしている。

テザー社の主な収益源は準備資産としての米国債運用であり、第2四半期における同社の米国債保有額は過去最高の976億ドル(約13.9兆円)に達している。これにより、テザー社は世界の米国債保有ランキングで18位につけ、ドイツ、アラブ首長国連邦、オーストラリアを上回る規模となっている。

関連:USDT発行企業テザー、ブラックロックを上回る収益

CoinPost App DL
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
01/29 水曜日
08:20
FOMC控えビットコイン軟調、バイナンス捜査でアルトコイン下落|仮想NISHI
仮想通貨市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見の姿勢を取る投資家が多い状況が続いている。そうした中、フランスの捜査当局が「バイナンス」に対する詐欺捜査を開始したとの報道が伝わり、アルトコインを中心に市場は下落した。
07:30
リップル社、XRPL上でのOUSGトークン提供を発表
リップル社は、Ondoが発行するOUSGトークンをXRPLのブロックチェーン上で提供することを発表。この発表が好感され、仮想通貨XRPの価格は上昇した。
07:15
米Cboe、全てのソラナ現物ETF申請書類を再提出
米証券取引所Cboeは29日、複数の資産運用会社が昨年申請したソラナの現物ETF(上場投資信託)に関する新たな申請書類を提出した。
06:45
ビットワイズ、ドージコイン現物ETFのS1フォームを提出
米仮想通貨投資企業ビットワイズが28日、ドージコインに関する販売の登録書類S1フォームを正式にSECに提出した。
06:25
イーロン・マスク率いるX(旧ツイッター)、Visaと提携しウォレット導入
リンダ・ヤッカリーノCEOが29日、決済大手のVisaとの提携を発表し、年内にも「X Money Account」の提供を開始すると明らかにした。ドージコインを含む仮想通貨決済の導入については、現時点で具体的な計画は明らかにされていない。
06:05
米SEC、公式サイトからリップル裁判に関する情報削除か
米証券取引委員会(SEC)が公式サイトからリップル社との訴訟関連情報を削除したことが注目を集めている。Xユーザーが29日、SECの訴訟セクションで「Ripple」検索結果が消えたことを指摘した。
01/28 火曜日
19:30
メタプラネット、ビットコイン保有2.1万BTCへ拡大計画
メタプラネットが2025-26年のビットコイン投資計画を発表。新株予約権で1166億円を調達し、2.1万BTCの保有を目指す。
16:46
仮想通貨ウォレット開発企業Ginco、不正アクセス被害の手口とDMM Bitcoin不正送金の関係性を公表
仮想通貨ウォレット開発企業Gincoが、北朝鮮系ハッカー集団Lazarusグループ(TraderTraitor)による高度な標的型攻撃の被害を受けていたことを公表した。DMM Bitcoinでの480億円規模の不正送金事案に繋がった可能性が明らかに。
14:00
仮想通貨TON、2025年上半期のロードマップを公開 L2決済とメインネットの大型アップグレードを計画
TONが2025年上半期のロードマップを発表。L2決済ネットワークの導入とメインネットの「アクセラレータ」アップグレードを含む様々な開発計画について説明した。
13:05
仮想通貨支持のベセント氏が正式に米財務長官に 上院が承認
米上院がトランプ政権の財務長官としてベセント氏を承認した。仮想通貨に好意的な姿勢を示す一方、CBDCには反対の立場を表明する人物だ。
12:40
zkMeとは Web3でプライバシーを重視したデジタル・アイデンティティの先駆者
Web3におけるデジタル・アイデンティティの革新者zkMeの特徴や技術、創設者ビジョンを詳説。EUのMiCA規制にも対応可能なプライバシー保護とコンプライアンス遵守の両立を実現
11:53
DeepSeekの影響波及で仮想通貨1000億円級ロスカット ビットコインの押し目買いは継続か
中国発のDeepSeekショックを受け米エヌビディア株が暴落し、ナスダックは3%超の下げを記録した。この影響で暗号資産(仮想通貨)も大きく売られ、ビットコインやソラナ(SOL)が大幅安に。その一方、押し目買いの報告も相次いだ。
11:35
米Cboe、ビットコインとイーサリアムETFで現物償還へ変更申請
米証券取引所のCboeが27日、ARK 21SharesビットコインETFと21Shares CoreイーサリアムETFについて、現金からインカインド方式での償還を可能とする規則変更を申請したことが明らかになった。
10:30
ヘイズ氏、ビットコイン価格の調整を予測
仮想通貨取引所BitMEX創業者のアーサー・ヘイズ氏は、ビットコインは7万ドルから7万5,000ドルまで下落しうると予測。一方で、2025年末までには25万ドルまで上昇するとの見方を示している。
09:35
米CFTC、仮想通貨や予測市場の規制について円卓会議を開催へ
米商品先物取引委員会がデジタル資産と予測市場などに関する公開会議の開催を発表。業界リーダーや専門家を招き、規制の在り方を模索する。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
重要指標
一覧
新着指標
一覧