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リミックスポイント、SBIグループ2社と連携強化

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン運用体制を強化

東証スタンダード上場のリミックスポイントは9月30日、SBIホールディングス傘下の暗号資産交換業者2社との包括的な連携を発表した。ビットコイン保有戦略を進める同社に対し、取引から運用まで一元的にサポートする体制が構築される。

同社は2025年9月時点で国内上場企業3位のビットコイン保有枚数を記録している。今回の連携により、リミックスポイントはSBI VCトレードから取引・保管面での支援を、ビットポイントジャパンから運用面での支援を受ける。

なお、ビットポイントジャパンは過去にリミックスポイントの子会社であったが、2021年にSBIホールディングスへ株式譲渡され、現在はSBIグループの一員である。

SBI VCトレード:取引・保管体制を強化

出典:SBI VCトレード公式発表

SBI VCトレードとの連携では、大口顧客向けのサービス「SBIVC for Prime」が活用される。このサービスは法人や富裕層を対象とし、暗号資産の取引・保管・運用に加え、カストディ(保管)サービスやWeb3関連ビジネスへの支援が提供されるもの。

リミックスポイントは、法人の大口取引における特別スプレッドでのOTC取引や、1年以上の移転制限をかけることで暗号資産の含み益に対する法人課税を適用除外とするサービスを利用できる見込み。

ビットポイントジャパン:運用サポートを拡充

出典:リミックスポイント公式発表

一方、ビットポイントジャパンとの連携では、より運用に特化した支援を受ける。専任担当者による無償サポート、ビットコイン運用での優遇年率の適用、イーサリアムやソラナなどのステーキングサービスの無償利用といった内容だ。同社は「安全で盤石な体制を構築する」としている。

リミックスポイントとビットポイントジャパンは今後、ビットコインの運用を通じて利回りを得る「ビットコインインカム事業」についても共同で検討を進める方針だ。また、リミックスポイントは単独でマイニング事業者向けの電力プランも開発中で、エネルギー分野の知見を活かしてビットコインエコシステム全体への貢献を目指している。

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