はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

JPモルガン、2026年ビットコインマイニング業界改善を指摘 130億ドルの時価総額増加

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

米マイニング企業の時価総額が年初2週間で急拡大

米大手銀行JPモルガンは今週の報告書で、ビットコインマイニング企業の経営基盤が2026年初頭に強化されたと発表した。同行が追跡する米国上場のマイニング企業およびデータセンター事業者14社は、年初2週間で合計130億ドルの時価総額を追加し、総額約620億ドルに達した。

報告書によると、初期の成長はビットコイン価格の小幅上昇とネットワークハッシュレートの低下が組み合わさった結果だという。同行アナリストは、「ビットコインが小幅な上昇を記録する一方、平均ネットワークハッシュレートが12月末から低下したため、マイニング側の1エクサハッシュ当たりの平均日次収益が増加した」と説明した。

取引手数料を含むマイニング収益性の主要指標であるハッシュプライスは、1月中旬時点で12月末から11%上昇している。

ビットコインマイニング企業による人工知能および高性能コンピューティング分野への進出が、収益性向上の重要な手段として注目されており、事業者はブロック報酬以外の収益源を多様化しようとしている。JPモルガンは、1月前半にネットワークハッシュレートが平均約2%低下し、10月の水準を大きく下回っていると推定した。

関連:ビットコインマイニング業界で進む構造転換、2025年に米国シェアが5%低下

AIセクターへ事業拡大

また、米上場マイニング企業の能力拡大も続いている。JPモルガンによると、ビットディアとライオット・プラットフォームズを中心に、11月下旬以降約12エクサハッシュの能力が追加された。これにより米国上場マイナーの合計ハッシュレートは約419エクサハッシュに達し、世界ネットワークの約41%を占める過去最高のシェアとなった。

ライオット・プラットフォームズは今週、テキサス州ロックデール施設の拡張を発表した。同社は約200エーカーの土地を9,600万ドルで取得し、半導体大手AMDとデータセンターリース契約を締結した。AMD契約は当初10年間で少なくとも3億1100万ドルの収益をもたらし、延長オプションを含めると支出額は最大10億ドルに達する可能性がある。

また、ギャラクシー・デジタル・ホールディングスも今週、テキサス州での拡張計画を発表した。

テキサス電力信頼性評議会は同社ヘリオス施設への830メガワットの接続を承認し、理論容量1.6ギガワットで米国最大の単一施設になる見込みだ。

JPモルガン報告書は、収益性改善と競争圧力緩和により、ビットコイン価格が安定しネットワーク状況が正常化すれば、2026年にセクター全体にとってより建設的な展開になると付け加えた。

関連:企業のビットコイン保有、半年で26万増加 マイニング供給の3倍超

関連:2026年注目の仮想通貨10選|投資テーマと厳選銘柄を解説

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
17:41
金融庁、金商法移行で海外無登録業者への執行強化を明示 仮想通貨の課徴金・差止命令が対象に
金融庁が3月31日の金融行政モニター意見交換会で仮想通貨規制の焦点を示した。金商法移行による海外無登録業者への課徴金・緊急差止命令の適用拡大と、ステーブルコイン規制の国際整合性の再検討が論点として挙がった。
17:05
ソラナ財団、フルオンチェーンの無期限先物取引への支援を表明
ソラナ財団が、フルオンチェーンでの無期限先物取引の構築チームへの支援を表明。全注文・決済をオンチェーンで完結させ、真の価格発見を実現する分散型デリバティブ市場の構築を目指す方針を示した。
16:21
【速報】マウントゴックス、約1万BTCのビットコインを新ウォレットに移動=Lookonchain
破綻した仮想通貨取引所マウントゴックスが6月2日、1万306BTC(約7.31億ドル)のビットコインを新規ウォレットへ送金。取引所向け送金は確認されておらず売却ではない可能性。弁済期限は2026年10月末に設定されており、残高動向が注目される。
14:05
パナソニックHD、ブロックチェーン基盤Tracephereでアクティアと協業
パナソニックHDが開発するブロックチェーン型トレーサビリティ基盤「Tracephere」の事業展開に向け、DX支援のアクティアと戦略的パートナーシップを締結。循環経済から製造・流通・エネルギーなど産業横断での社会実装を加速する。
13:55
スペースX、IPO目論見書を更新 即売却可能な「5%特別枠」と株式希薄化リスクを開示
スペースXが6月12日のナスダック上場に向けて、IPOの修正目論見書を提出した。従業員・経営陣の知人向け「5%特別枠」の設定とロックアップ免除や大規模新株発行による希薄化リスクを開示した。
13:20
ホワイトハット開発者、9年間凍結のイーサリアムを約3億円相当回収に成功
ホワイトハット開発者が、2016年の「HongCoin」ICOでコントラクトに9年間閉じ込められていたイーサリアムの回収に成功した。48名の投資家への返金が可能となった。
10:20
ビットコイン急落、ストラテジー社のBTC売却で市場心理が悪化|仮想NISHI
*本レポートは、クリプトアナリストである仮想NISHI(
10:05
テレグラム、仮想通貨TONの名称をGramに変更する提案を実施
TONのプロジェクトは、仮想通貨トンコインの名称をグラムに変更するためのコミュニティ投票を開始したと発表。この提案を行ったのは、最初にTONを開発したテレグラムである。
10:00
自民ブロックチェーン推進議連、片山財務相にオンチェーン金融の国家戦略提言
ブロックチェーン推進議員連盟が6月1日、片山財務相に2026年の提言を提出した。仮想通貨の申告分離課税やETFの制度化、レバレッジ規制の段階的引き上げ、オンチェーン金融の国家戦略化を要望。片山氏もレバレッジ2倍は低いとの認識を示した。
09:45
個人マイナーが家庭用マシンでビットコイン採掘に成功、670万分の1の確率で報酬獲得
仮想通貨ビットコインの個人マイナーが家庭用マイニングマシンを使い、BTCのブロック採掘に成功。670万分の1の確率を突破し、3,600万円相当のビットコインを獲得した。
09:36
ハウス・オブ・ドージ、パクソスと提携 ドージコイン取扱い150カ国超に拡大
ドージコイン財団の企業部門ハウス・オブ・ドージがパクソスとの提携を発表。PayPalやVenmoなど数億人規模のパクソスクライアント網経由でDOGEの取扱いを150カ国超に広げる。決済実用化戦略の一環。
09:20
ポリマーケット予測市場でストラテジーBTC売却めぐる決着紛争、期限後の情報開示が争点に
ストラテジーの32BTCのビットコイン売却開示を受け、ポリマーケットの予測市場で決済(市場決着)をめぐる紛争が発生した。「No」決済への異議申し立てが2度行われ、現在最終審査段階にある。
08:10
ストラテジーはなぜビットコインを売却したのか、セイラー会長が事前に示した論理
32BTCのビットコイン売却開示を受け、投資家の間ではストラテジーが今後さらに売却を拡大するのではないかという懸念が広がっている。セイラー会長が売却前から示していた論理から、その真意を読み解く。
07:25
米CMEが仮想通貨先物の24時間取引を開始、初週末の出来高は約80億円成立
米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が5月29日、ビットコインなど仮想通貨先物・オプションの24時間7日取引を開始した。初週末だけで7,200枚超、想定元本約5,000万ドルの取引が成立した。
07:02
仮想通貨ETFなど、3週連続で資金が純流出
コインシェアーズは、仮想通貨投資商品全体の先週の資金フローは約2,666億円の純流出だったと報告。ビットコイン商品などから資金が純流出する一方で、XRP・HYPEなどの商品は純流入した。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧