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スウェーデンH100、2社買収でビットコイン保有量3倍へ 欧州上場企業2位に浮上

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 2社買収で保有量を3500BTCへ
  • アダム・バック氏らOGも参画

保有量は3,500BTCに達する見込み

スウェーデンのビットコイン・トレジャリー企業H100は23日、2社を買収し保有ビットコイン(BTC)を3倍に拡大する計画を発表した。欧州で最大規模のDATとなる見込みだ。

具体的には、Moonshot ASとNever Say Die ASを株式交換方式で買収する意向書に署名した。この取引完了後、ビットコイン保有量は、現在の1,051BTCから約3,500BTC(時価390億円相当)へと増加する。

BitcoinTreasuriesNETによると、これは上場企業で27位にランクインする量だ。現在26位であるドイツのBitcoin Group SE(3,605BTC)に続き、欧州企業では第2位となる。

デジタル資産トレジャリー企業(DAT)とは

ビットコインなど仮想通貨を企業の財務資産の一部として扱い、その保管・運用・リスク管理を行う専門企業のこと。投資家にとっては仮想通貨への間接的な投資手段となる。

H100のサンダー・アンダーセン会長は、次のようにコメントした。

ビットコイン・トレジャリー分野では、規模、信頼性、資本市場へのアクセスがますます重要になってきており、今回の取引は、こうした分野においてH100を大きく強化するものだ。

本取引完了後、H100は、ビットコインの蓄積を含め現在の戦略を継続し、ヘルスケアテクノロジー事業など既存事業も、これまで通り続ける。

H100は、今回の買収により経験豊富な投資・技術チームが加わり、ビットコイン・トレジャリー戦略や資本市場活動を強化することも期待されると述べた。

ビットコイン分野のパイオニアでもあるアダム・バック氏とゲイル・ハラルド・ハンセン氏を含む、国際的なビットコイン投資家ネットワークを結集させるものでもあるとしている。

暗号学者のバック氏は、ビットコインインフラ企業ブロックストリームのCEOであり、H100の株式および議決権の20%以上を保有する株主だ。ハンセン氏は、今回買収される2社のオーナーであり、ビットコイン黎明期から、そのエコシステムに携わってきた。

関連:暗号技術先駆者アダム・バック、ビットコインの金融インフラ構想を紹介|WebX2025

ビットコイン停滞も企業の買い増し続く

シティグループは先日、仮想通貨市場構造法案「クラリティ法」の進捗が遅れていることなどを背景として、12か月後のビットコイン価格予測を14万3,000ドルから11万2,000ドルに引き下げたところだ。

ただ、そうした中でもデジタル資産トレジャリー企業によるビットコイン買い増しが相次いでいる。

最大手のストラテジーは先週、保有するMSTR普通株式の売却資金を用いて約7,660万ドル(約120億円)相当のビットコインを購入。ビットコイン総保有量は762,099枚、取得総額は約576.9億ドル(約9兆円)に達した。

関連:ストラテジー、株式売出し枠を最大7兆円に拡大 ビットコイン購入資金の調達強化へ

米資産運用会社Strive(ストライブ)も19日までの1週間で317BTCを追加取得したと発表。総保有量は13,627.9BTC(1,530億円相当)となり、上場企業でトップ10に入った。

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