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クラーケン親会社ペイワード、フランクリン・テンプルトンと提携 トークン化資産展開を加速

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • xStocks、累計300億ドル超の取引量
  • BENJIをクラーケン全体に統合へ

伝統金融とDeFiが連携

米仮想通貨取引所クラーケンの親会社ペイワード(Payward)と、グローバル資産運用大手フランクリン・テンプルトンは12日、伝統的金融商品をオンチェーンで展開し、デジタル資産市場における活用範囲を拡大するための戦略的提携を発表した。

両社の公式発表によれば、フランクリン・テンプルトンの資産運用・トークン化の専門性と、ペイワードの仮想通貨ネイティブな取引・カストディ・オンチェーンインフラを組み合わせる。

提携の中核となるのはペイワードのトークン化株式フレームワーク「xStocks」で、2025年の立ち上げ以来の累計取引量は300億ドルを超えている。

両社はフランクリン・テンプルトンが運用する戦略をオンチェーンでトレード可能にする新たな積極運用型投資商品の立ち上げを検討するほか、機関投資家向けおよび規制上許容される範囲でクラーケンの一般ユーザー向けに、トークン化された利回り重視の商品を設計・提供する方針だ。クラーケンはフランクリン・テンプルトンのグローバル・トークン化マネー・マーケット・ファンド群「BENJI」をプラットフォーム全体に統合し、デジタル市場における資本効率の向上を図る。

フランクリン・テンプルトンは2018年以来デジタル資産分野での存在感を高めており、2025年12月31日時点で約18億ドルのデジタル資産を運用する50名超の専門チームを擁している。2024年には他の大手資産運用会社とともに米国初のビットコイン現物ETFを上場させた。

さらに4月1日には仮想通貨特化型投資会社コインファンドのスピンオフである250デジタルの買収計画を発表しており、取引完了後に新部門「フランクリン・クリプト」を立ち上げ機関投資家向けの仮想通貨運用事業を本格的に拡大する方針を示していた。

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伝統金融の仮想通貨シフト

ペイワードは仮想通貨取引のクラーケン、デリバティブのニンジャトレーダー、法人向けインフラのペイワード・サービシーズで190カ国以上にサービスを提供している。

今回の提携はトークン化株式、適格カストディ、積極運用型利回り商品、クラーケンのOTCおよびプライムサービス経由の機関向け仮想通貨流動性へのアクセスを網羅しており、伝統金融とデジタル資産市場における実務的な統合の具体例として位置付けられている。

注視点は、xStocksフレームワーク上でのフランクリン・テンプルトン運用戦略のオンチェーン展開スケジュール、BENJIのクラーケン・プラットフォームへの統合時期、フランクリン・クリプト設立を通じた機関向け仮想通貨運用事業の拡大が提携内容にどう連動するかの3点となる。

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