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ブロックチェーン分析企業エリプティック、ナスダック・ベンチャーズやドイツ銀行などから約188億円を調達

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • エリプティックが約188億円のシリーズD調達を完了
  • 評価額約1046億円、週10億件超のトランザクションをスクリーニング

評価額は約1050億円に

ブロックチェーン分析・コンプライアンス企業のエリプティック(Elliptic)は12日、総額1億2000万ドル(約188億円)のシリーズD資金調達ラウンドの完了を発表した。

リード投資家はワンピーク(One Peak)が務め、ナスダック・ベンチャーズ(Nasdaq Ventures)、ドイツ銀行(Deutsche Bank)、英国ビジネス銀行(British Business Bank)が参加。今回の調達により、企業評価額は6億7000万ドル(約1050億円)となった。

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調達資金はAIネイティブなコンプライアンス基盤の強化に充てられる。同社は2013年の創業以来、65以上のブロックチェーンに対応した独自データセットを蓄積しており、自動トリアージや調査コストの低減に活用している。現在、週10億件以上のトランザクションをスクリーニングし、30カ国・700社以上の顧客にサービスを提供している。

エリプティックは世界の仮想通貨取引量の3分の2を占める取引所にコンプライアンスサービスを提供しており、従来型金融機関がオンチェーンに移行する際のリスク管理用途でも採用が広がっている。2025年のステーブルコイン取引高は33兆ドルに達しており、金融機関や決済企業によるデジタル資産インフラの活用が進んでいる。

仮想通貨市場の拡大に伴い、AMLや制裁スクリーニングなどの規制対応需要が増加しており、コンプライアンス分野への投資が相次いでいる。エリプティックのCEOシモーネ・マイーニ氏は、「金融システムはオンチェーンで再構築されつつある」と述べ、今回の調達を通じて事業拡大を進める方針を示した。

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