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カルダノ、コミュニティ投票で賛同得られず2026年のサミットを中止

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • カルダノ財団が2026年サミットの中止を発表
  • 仮想通貨ADAを充てる予算案への賛成票が可決に必要な数に届かなかった

分散型代表者が予算を否決

カルダノ財団は5月30日、コミュニティ投票でネットワークの承認に必要な3分の2の賛成票が得られなかったため、予定していた2026年度のカルダノサミットを中止すると発表した。

サミットのために約780万ADA(時価2.9億円相当)の資金調達を求める案は賛成票が65%にとどまり否決された。カルダノ財団は、次のように表明している。

財団は、現在のロードマップとビジョンに引き続き注力していく。このプロセス全体を通してご尽力いただいたDRep(分散型代表者)の皆様に感謝する。

DRepsの綿密な評価、フィードバック、参加は効果的なガバナンスに不可欠な熟慮ある関与の模範であり、このレベルのガバナンスは、カルダノのエコシステムの決定的な強みの一つだ。

また、「ガバナンスには集団的な決定を受け入れるというコミットメントも必要」であり、「カルダノコミュニティは意思表示をし、私たちはその結果を尊重する」とも続けた。

昨年1月の「Plomin」アップグレードにより、カルダノは完全な分散型ガバナンスに移行した。暗号資産(仮想通貨)ADAの保有者は誰でもDRepとして登録し、ガバナンス投票を行うことが可能となっている。

関連記事:仮想通貨カルダノ(ADA)が完全分散化へ Plominアップグレードを完了

仮想通貨カルダノがPlominアップグレードを完了し、ADA保有者による分散型ガバナンスへ移行した。ADA保有者は投票で意志決定に参加できるようになる。

5月29日に締め切られた今回の投票では、10月5日~6日にシンガポールで2日間のサミットを開催するための修正案が提示されていた。賛成票は65.21%で、資金拠出に必要な66.67%にわずかに届かなかった格好だ。

修正案は、当初の1,407万ADAを使用するという案から資金を縮小したものである。予算を削減するとともに、資金管理の監査、マイルストーン達成に応じた支払い、独立した監督委員会を追加したものだった。

カルダノ創設者のチャールズ・ホスキンソン氏とカルダノ財団のフレデリック・グレガードCEOは、投票締め切り直前の数時間でDRepに対して、修正案の承認を促していた。カルダノ財団もDRepとして投票権を持っていたが、結果に影響を与えたくないとして棄権している。

「TOKEN2049」のスポンサーは承認

当初の提案は、カルダノサミットとカルダノブロックチェーンの公式商業部門であるEMURGOが参加する「TOKEN2049」という二つのイベントへのスポンサーシップをセットにしたものだったが、修正案はこの二つを切り離した。

その結果、カルダノサミットは開催しないことになったものの、「TOKEN2049」のプラチナスポンサーシップとなる別の提案は可決されている。こちらでは約330万ADAの拠出が提案されていた。

カルダノの予算に関する決定権限がADA保有者に移行してから、カルダノのDRep(分散型代表者)らは、EMURGOやInput Output Globalに関連する支出を複数拒否している。

例えばカルダノ財団やEMURGOその他が、ステーブルコイン、カストディサービス、分析ツール、クロスチェーンインフラストラクチャなどを統合する資金として7,000万ADAを要請した提案が否決された。

関連記事:カルダノ(ADA)とは?仕組み・特徴と国内での買い方を解説【2026年】

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