WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ドイツ銀行、ビットコイン・イーサリアムのカストディサービス開始へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 対応ステーブルコインはUSDC・EURC・EURAU
  • 初期対象は欧州の資産運用会社やヘッジファンド等

対応資産とセキュリティ設計

ドイツ銀行は16日、機関投資家・法人顧客向けのデジタル資産カストディサービスを年内に開始すると発表した。適用される規制手続きの完了を条件とする。

ドイツ銀行はフランクフルトに本拠を置く、ドイツ最大手のメガバンク。同行の公式サイトによれば、世界56カ国に拠点を構え、コーポレートバンキングやインベストメントバンキング、資産運用、プライベートバンキングを幅広く手がける。

新サービスは欧州の機関投資家・法人顧客を対象に、選定したデジタル資産の安全な保管・第三者への移転を可能にする。ドイツ銀行がウォレットと秘密鍵を顧客に代わって管理する仕組みで、顧客が自前のカストディ基盤を構築・維持する必要をなくす。

関連記事:ドイツ財務省、仮想通貨売却益に一律25%課税を提案

ドイツの財務省が仮想通貨の税制改革案をまとめた。保有期間にかかわらず売却益を課税対象とし、2027年施行、28年から自動源泉徴収を始める方針で、長期保有者の税負担が変化する見通しだ。

ビットコイン・イーサリアムに対応

提供開始時点で対応するのは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)に加え、選定したステーブルコイン・電子マネートークンとしてUSDC、EURC、EURAUを予定する。対応資産の範囲は、顧客需要や同行の商品承認・リスク管理・規制プロセスに応じて今後拡大する可能性があり、トークン化された金融商品への対応もロードマップに含まれている。

多層防御と初期対象顧客

セキュリティ面では、安全な鍵生成とハードウェアによる保護、職務分離、複数人承認プロセス、ウォームストレージとコールドストレージの分離、冗長構成、バックアップ・復旧体制など、複数層の管理体制を厳格なガバナンスのもとに構築したと説明する。技術・インフラの一部には、外部の選定プロバイダーを採用する。

初期の対象顧客層は、コーポレートバンクおよびインベストメントバンクの顧客で、事業会社、資産運用会社、ヘッジファンド、カストディアン、ブローカー、政府系機関を含む。顧客の受け入れは同行の基準やデューデリジェンス要件、リスク許容度に従う。

なお、暗号資産(仮想通貨)は価格変動やサイバーインシデント、市場参加者の破綻などのリスクを伴い、預金保護制度の対象外である点にも同行は言及した。サービスの提供時期や対象地域、対応資産の範囲は、規制要件や内部承認、市場動向、顧客需要によって変更される可能性がある。

関連記事:ブロックチェーン分析企業エリプティック、ナスダック・ベンチャーズやドイツ銀行などから約188億円を調達

仮想通貨コンプライアンス企業エリプティックが1億2000万ドルのシリーズDを完了。ナスダック・ベンチャーズ、ドイツ銀行などが参加し、評価額は6億7000万ドルに。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/16 水曜日
18:04
ドイツ銀行、ビットコイン・イーサリアムのカストディサービス開始へ
ドイツ銀行が機関投資家・法人顧客向けにデジタル資産カストディサービスを発表。ビットコインとイーサリアムに加え、USDC等の選定ステーブルコインにも対応する。規制手続きの完了を前提に年内の提供開始を目指す。
17:07
マイニング大手MARA、1292ビットコイン購入=Lookonchain
MARA Holdingsが2026年9月16日、FalconX経由で1,292BTCを追加取得したとLookonchainが報告。取得額は約153億円で、同社は2026年第1四半期に2万880BTCを売却した経緯がある。
17:00
仮想通貨の分離課税20%、得するのは誰か BCCC税制部会が指摘
2028年に始まる仮想通貨の申告分離課税20%は、全員に有利とは限らない。BCCC税制部会のキックオフで、税理士と公認会計士が会社員の実効税率、赤字繰越の申告要件、1円未満のガス代の損益計算という実務課題を挙げた。
15:50
米SEC・CFTC規制主導へ期待シフト、クラリティー法案頓挫から
米上院は9月16日、仮想通貨の包括規制法案「クラリティー法」の審議入りに必要な60票を確保できず否決した。元CFTC委員長ジャンカルロ氏とアームストロング氏は、SECとCFTCが既存の権限で規制整備を進めると述べた。
14:57
マイニング企業のAIシフトは不可逆的か 完全撤退も相次ぐ=コインシェアーズ分析
コインシェアーズの最新分析によると、BTCマイニング企業の採算悪化を背景にAI・HPC事業への転換が加速。Keel、IRENなどが採掘撤退を表明する一方、AI契約を持つ企業は企業価値が3倍以上に拡大している。
14:42
カザフスタン、「国家仮想通貨分析センター」設立へ 取引拡大を背景に
カザフスタン国立銀行は、法定通貨と仮想通貨取引を横断的に監督する「国家仮想通貨分析センター」を新設すると発表した。国内のデジタル資産取引拡大を背景としている。
10:33
決済・財務企業ベロシティ、シリーズA調達額が計74億円超に
決済・財務企業ベロシティは、シリーズAの追加分として約15.5億円の資金を調達したことを発表。ビザ、サークル、リップルなど6社が出資し、シリーズAの合計調達額は74億円超に増加した。
10:12
クラリティー法案、レームダック会期に望み 上院議員が法案復活に期待
クルーズ上院議員は「プリンセス・ブライド」の名台詞になぞらえ、クラリティー法案にはまだ復活の余地があるとの見方を示した。ケネディ氏も法案が完全に不成立になったわけではないとの見方に同調し、レームダック会期での再浮上が焦点となっている。
09:44
ロビンフッドの元エンジニア2名、インサイダー取引で起訴 ハイパーリキッドで不正利益か
米司法省は、投資アプリ「ロビンフッド」の元エンジニア2人を商品詐欺・電信詐欺容疑で起訴した。未公開情報を悪用してハイパーリキッドで先物取引による利益を得た疑いがある。
08:30
リップル、ルイビル大学バスケコートにXRPロゴ掲出
リップル社が米ルイビル大学のバスケットボールとXRPブランディングで複数年提携し、コート内外でのロゴ掲載やデジタル・SNS媒体を通じてブランド認知の拡大を図る。
08:00
ビットコイン急落、クラリティー審議入り否決を受け|仮想NISHI
ビットコインは16日未明から朝にかけて急落し、24時間で最大約5,000ドル幅の下落となった。下落の主因として、日本時間未明に米上院で行われたクラリティー法案を巡る採決であり、同法案は審議入りに必要な支持を得られず、成立への道筋が大きく後退した。
07:35
英スタックBTC、ビットコイン購入資金確保に向けて貴金属会社買収提案
英国のビットコインDAT企業『スタックBTC』が、貴金属販売会社ダイレクト・ブリオンを最大1200万ポンドで買収すると提案した。買収先の事業収益をビットコイン購入に活用する方針だ。
07:32
金融庁、オンチェーン金融の社会実装を促す方針示す
金融庁は、2026事務年度金融行政方針を公表。ブロックチェーン技術を基盤とするオンチェーン金融の社会実装を促す方針を明記した。
06:30
米検察当局、イラン原油収益に絡む94億円相当の仮想通貨を没収提訴
米検察当局が、イラン産原油の闇取引収益を仮想通貨で洗浄したとして中国企業2社に関連する6100万ドル相当の没収を提訴した。関連資金網は15億ドル超に上るとされる。
05:45
ウォーレン上院議員、クラリティー法案不支持でも法制化には意欲
上院銀行委員会のエリザベス・ウォレン議員は、クラリティー法案自体は支持しないものの仮想通貨規制の法制化には意欲を示した。中間選挙後の上院勢力次第で、同氏の主導権が今後の法案審議を左右する可能性がある。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧