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ビットコイン保有企業ランキング【2026年版】世界・日本のBTC保有量を比較

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

1BTC保有企業の理解を深める3ステップ
🏢

保有企業とは何か

財務戦略としてBTCをバランスシートに組み込む上場企業。株式を通じて間接的にBTCへ投資できます。

📊

株価とBTCの連動を知る

保有BTC量が多いほど株価とBTC価格の相関が高まります。上昇局面ではBTC以上のリターンも。

⚖️

リスクを理解して判断

レバレッジ構造・会計基準の変化・ガバナンスリスクを正確に把握した上で投資判断します。

2世界のBTC保有量ランキング TOP10

まずは、世界で最も多くのビットコインを保有している上場企業をご紹介します。以下は、最新データをもとに、主要な保有企業13社をまとめたものです。

順位 企業名 業種 BTC保有量 時価総額 mNAV倍率 投資戦略
1 🇺🇸
NASDAQ: MSTR
ビジネス・
インテリジェンス
720,737 BTC
497億ドル
457.1億ドル 1.008倍 レバレッジ型
2 🇺🇸
MARA Holdings
NASDAQ: MARA
マイニング
53,822 BTC
37.1億ドル
35.9億ドル 1.22倍 事業連携型
3 🇺🇸
Twenty One Capital
NASDAQ: XXI
投資ファンド
43,514 BTC
30.0億ドル
21.7億ドル 0.72倍 資産保全型
4 🇯🇵
東証S: 3350
持株会社
35,102 BTC
24.2億ドル
24.4億ドル 1.26倍 レバレッジ型
5 🇺🇸
NASDAQ: CEPO
投資ファンド
30,021 BTC
20.7億ドル
2.2億ドル 0.13倍 レバレッジ型
6 🇺🇸
Bullish
NYSE: BLSH
暗号資産取引所
24,300 BTC
16.8億ドル
38.2億ドル 2.60倍 事業連携型
7 🇺🇸
Riot Platforms
NASDAQ: RIOT
マイニング
18,005 BTC
12.4億ドル
60.2億ドル 5.58倍 事業連携型
8 🇺🇸
Coinbase
NASDAQ: COIN
暗号資産取引所
15,389 BTC
10.6億ドル
496.8億ドル 48.5倍 事業連携型
9 🇨🇦
Hut 8 Mining
NASDAQ: HUT
マイニング
13,696 BTC
9.5億ドル
56.3億ドル 6.56倍 事業連携型
10 🇺🇸
CleanSpark
NASDAQ: CLSK
マイニング
13,513 BTC
9.3億ドル
29.6億ドル 3.68倍 事業連携型
11 🇺🇸
Strive
NASDAQ: ASST
投資ファンド
13,132 BTC
9.1億ドル
5.4億ドル 0.6倍 資産保全型
12 🇺🇸
Tesla
NASDAQ: TSLA
自動車・エネルギー
11,509 BTC
7.9億ドル
13,406.2億ドル 1,785倍 資産保全型
13 🇺🇸
Trump Media &
Technology Group
NASDAQ: DJT
メディア・
テクノロジー
9,542 BTC
6.6億ドル
30.9億ドル 4.03倍 レバレッジ型
※データ出典:Bitcoin Treasuries 更新日:2026年3月3日 /換算レート:1 BTC = 68,990 USD
3日本企業のBTC保有ランキング
順位 企業名 時価総額 貸借 暗号資産保有 投資戦略
1
証券コード: 3350
3,955億円 信用 35,102 BTC 外部調達
2
証券コード: 6574
661億円 信用 762 BTC 資産保全
3
証券コード: 3825
336億円 信用 1,411 BTC 事業連携型
4
ダイドーリミテッド
証券コード: 3205
247億円 最大10億円
(2026年3月〜4月に購入予定)
資産保全
5
証券コード: 5721
206億円 信用 296 BTC 外部調達
6
証券コード: 7273
205億円 信用 最大12億円
(1年間かけて購入予定)
事業連携型
7
証券コード: 3903
172億円 貸借 35億円(BTC, XRP) 事業連携型
8
証券コード: 8105
142億円 信用 事業連携型
9
証券コード: 3189
104億円 - 1,417 BTC 資産保全
10
AIフュージョンキャピタルG
証券コード: 254A
83億円 信用 37 BTC 資産保全
11
証券コード: 2338
54億円 信用 5,968 ETH、5 BTC 外部調達
12
証券コード: 9399
45億円 信用 27億円分
*ETFを通して取得
外部調達
13
証券コード: 7603
37億円 貸借 124 BTC 事業連携型
14
北紡
証券コード: 3409
36億円 信用 14.6 BTC 資産保全
15
東邦レマック
証券コード: 7422
23億円 信用 94 ETH、2.6 BTC 資産保全
16
バリュークリエーション
証券コード: 9238
15.7億円 信用 13 BTC 資産保全
※「貸借」は株式の信用区分(貸借=制度信用の売買可、信用=買建のみ)。データは2026年3月3日時点、各社IR資料等を基に作成。
入門 BTC保有企業の株式投資が注目される理由 +

(1) BTC価格との連動性と高いリターン

ビットコインを大量に保有する企業の株価は、BTC価格と高い相関性を持つ傾向があります。米国のストラテジー社(旧マイクロストラテジー)は2020年以降、転換社債等で調達した資金でBTCを積極的に取得。「レバレッジ型BTC銘柄」として市場から評価されています。

2020〜2024年にかけて同社株価は約120ドルから1,400ドル超まで上昇し、最大10倍以上のリターンを記録。日本ではメタプラネットが同様の戦略を展開し、「アジア版マイクロストラテジー」とも呼ばれています。

(2) 税制上の優遇

BTCによる利益は雑所得扱い(最大約55%課税)で確定申告も必要ですが、企業株式の売却益は申告分離課税(20.315%)。税率面で大きな差があります。

(3) 手間・管理コストの低さ

証券会社の特定口座を利用することで損益計算・税務処理の手間を大幅に削減できます。2026年現在もBTC現物ETFが未承認の日本では、保有企業への株式投資が現実的な代替策となっています。

🔗 ビットコイン保有企業の株を買うには? メタプラネット(3350)などの国内銘柄はもちろん、ストラテジー(MSTR)・コインベース(COIN)などの米国銘柄もネット証券から購入可能です。 → おすすめネット証券ランキングで比較する
42か月で30社超が新たにBTC取得を発表

🌍 世界的なBTC保有ブームの背景

2020年以降、世界中の上場企業が財務戦略の一環としてBTCを蓄積する動きを強めています。背景には、インフレや金利上昇、通貨の購買力低下といった経済環境の変化があります。

Fidelityが2024年6月に発表したレポート『Adding Bitcoin to a Corporate Treasury』によれば、企業がBTCを保有する主な動機は次の3点に集約されます。

  1. インフレ対策と通貨価値の低下への備え財政赤字や米国債の格下げにより法定通貨の信頼が揺らぎつつあります。国家に依存しない「無国籍資産」として、BTCの長期的な価値保存性が見直されています。
  2. 発行上限と透明性BTCは2,100万枚という発行上限があらかじめ決められており、供給量が中央機関の裁量で変動することはありません。ブロックチェーン上で誰でも流通量を確認できます。
  3. 分散投資資産としての機能近年はS&P500との相関が下がり、金との相関が上昇するなど価格変動特性が変化。単なる”リスク資産”ではなく”分散先”としての価値が認識されています(※相場環境により変動)。

2025年5〜6月のわずか2か月間で世界30社超の上場企業が新たな取得計画を発表(CoinPost報道ベース)。合計調達・投資額は2.5兆円超の見通しです。

主要な大規模案件(1,000億円以上)

ゲームストップ

2,500億円

→ 2500億円調達でBTC購入も

香港リータル・ロジテック

2,140億円

→ 2140億円規模のBTC購入計画

Vanadi Coffee(欧州)

1,600億円

→ 1600億円のBTCファースト計画

シンガポール医療企業

1,500億円

→ 10億ドルのBTC投資を検討

マーキュリティー・フィンテック

1,200億円

→ 約1200億円のBTC運用計画発表
5ビットコイン関連株に潜むリスク

ビットコイン保有企業の株式は、価格上昇時にBTC以上のリターンを生む場合もありますが、リスクも非常に大きくなります。特に債務を活用してBTCを購入する企業は、価格下落時に財務の健全性が脅かされる構造的なリスクを抱えています。

⚠ 投資家が注視すべきリスクの本質

  • 転換社債等による財務レバレッジの増大
  • BTC価格との高相関による株価の大きな変動
  • 米国新会計基準(ASU 2023-08)によりBTCの含み損益が業績に即時反映される構造
  • 調達余力の減少が新規取得や成長戦略を制限する可能性
  • 説明責任・ガバナンスに対する投資家の懸念(集団訴訟等)

📌 事例:ストラテジー社と信用リスク

2025年4月、米国新会計基準(ASU 2023-08)適用により、同社は約59億ドルのビットコイン評価損を計上。発表後、株価は一時9.7%下落しました。BTCの価格変動が株価や債務返済能力に直結するため、レバレッジ型企業は特に慎重な判断が求められます。

さらに同5月、BTC投資リスクの情報開示が不十分だったとして投資家が集団訴訟を提起。高い成長性の裏でガバナンス・透明性の課題が浮き彫りとなりました。

⚖️ 関連記事ストラテジー社とセイラー氏、BTC投資収益性めぐり投資家から集団訴訟

💡 仮想通貨が不安な人へ、まずは株から始める選択肢

ストラテジーやメタプラネットのように企業が暗号資産を財務の中核に据える動きは加速しており、株式市場でも新たな評価軸として定着しつつあります。

特に日本では、BTC現物ETFが未承認の現状において、保有企業への株式投資は「間接的な暗号資産エクスポージャー」を得る実践的な手段として注目されています。税制面・取引環境でも優位性があり、仮想通貨初心者にも取り組みやすい選択肢です。

今後もBTC保有企業の動向や財務戦略は、投資判断における重要な要素となるでしょう。最新情報を追いながら、自身の投資スタイルに合ったアプローチを見つけてください。

📌 ビットコイン関連株の購入には、信頼できる証券口座を

SBI証券は国内外の株式・ETFを幅広く取り扱い、メタプラネット(3350)やストラテジー(MSTR)などBTC保有企業への投資にも対応。NISAでの外国株投資も可能です。

🏆 ネット証券 総合満足度 第1位(オリコン) 🌍 米国株 5,400銘柄以上 📦 投資信託 2,700本以上 ✅ NISA・iDeCo対応 💸 手数料 業界最安水準
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よくある質問

Q1. ビットコイントレジャリーとは何ですか?

企業が保有資産の一部をビットコイン(BTC)に振り分ける財務戦略です。インフレ耐性や分散投資効果、成長性を活かし、資本効率の改善や株主価値の向上を目指す目的で導入されています。

Q2. どのような企業がBTCを保有していますか?

米マイクロストラテジーや日本のメタプラネット、Marathon Digital、Teslaなど、多様な業種・国の上場企業がビットコインを保有しています。

Q3. BTC保有企業への投資はどんなメリットがありますか?

BTC価格の上昇に連動した高い株価リターンが期待できるほか、税制優遇(申告分離課税や特定口座対応)や、個人での暗号資産管理に比べた手間の少なさといった利点があります。

Q4. 株価とBTC保有量の関係はどう見ればいいですか?

1株あたりのBTC量を示す「mNAV」、時価総額に対するBTC評価額の倍率である「NAV倍率」、前年からのBTC増加率である「BTCイールド」などが評価指標として使われます。

Q5. 「レバレッジ型」「事業連携型」などの違いは何ですか?

CoinPost独自の仕分け項目です。「レバレッジ型」は借入や社債を活用して積極的にBTCを取得する企業(例:マイクロストラテジー)、「資産保全型」は余剰資金で中長期保有するスタイル(例:Tesla)、「事業連携型」はマイニングや取引所など事業とBTCを結びつけた戦略(例:Marathon Digital)です。

Q6. 投資にあたってのリスクは?

ビットコイン価格の急落による株価下落リスク、ハッキングなどによる資産流出リスク、そしてBTC偏重による本業リソースの分散などが主な懸念点です。

記事の監修

各務 貴仁各務 貴仁
株式会社CoinPost 代表取締役CEO、株式会社SUDACHI Tech 代表取締役、一般社団法人WebX実行委員会 理事。
2017年に日本最大(2024年現在)の暗号資産・Web3メディアCoinPost、2023年よりグローバルカンファレンスWebXを立ち上げる。また、次世代テックを活用した福祉事業Wave3やWeb3に特化した開発支援事業SUDACHI Techも展開する。
2024年には、経済産業省「Web3.0・ブロックチェーンを活用したデジタル公共財等構築実証事業」にて有識者委員として選任される。
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