CoinPostで今最も読まれています

高値圏で揉み合うビットコイン(BTC)、リップル(XRP)も大幅高|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

国内上場銘柄ではリップル(XRP)が前日比15%高の36円まで急騰したほか、イーサリアム(ETH)が大幅続伸。30,000円台を回復した。

XRP/JPY

ETH/JPY

リップル(XRP)は、アルト市場の好調を背景に物色された。32〜34円の主要レジスタンスラインを超えたほか。長期トレンドラインをブレイクしたことで勢い付いたか。

なお、イーサリアム2.0(ETH2)は2020年1月に第一段階となる「ビーコンチェーン」のセキュリティ監査が完了し、「フェーズ0」のローンチを控える。PoSへの移行が見込まれている。

現在、イーサリアム5周年記念の2020年7月30日のローンチを目標に開発が進められている。

ETH2は、ビットコイン(BTC)と同様のPoWマイニングからPoSへと移行する「コンセンサスアルゴリズム」を変更する重要なアップデートとされており、ETH投資信託で290%のプレミアム発生するなど、需要が高まっている現状がある。

ドミナンス推移

また、直近のアルト市場への資金流入に伴い、BTCの市場占有率を示すドミナンスは、61.8%まで低下した。

”仮想通貨元年”とされた2017年、初頭に86%台にあったBTCドミナンスは、改正資金決済法の施行に伴い5月以降にリップル(XRP)やイーサリアム(ETH)価格などが急伸するなどしてアルトシーズンが発生。同年6月に37.8%まで急降下した経緯がある。

BTC先物が好調

skewのデータによれば、2019年9月にBTC先物商品をローンチしたBakktの出来高が3700万ドルを突破した。 Bakktは、米ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であるインターコンチネンタル取引所(ICE)が設立した仮想通貨取引所だ。

一方、競合他社のCMEグループは、BTC先物の未決済建玉(OI)が3.14億ドルまで増加、出来高8.24億ドルに達し、2020年最高記録を更新。価格高騰中のイーサリアム(ETH)も、先物出来高が前日比+15%に達するなど急増している。

先物はリスク管理ツールとして、機関投資家の原資産のヘッジ等に利用されている。

skewでは、過去最高の低水準にあるボラティリティのなか、BTC価格が前年同期比35%増となったことは資産の投資性について大きな進展だとした。

ビットコイン(BTC)市況

13日の仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比1.14%高の114.3万円(10,400ドル)。

一時下落局面を見せたが、イーサリアム(ETH)やリップル(XRP)の上昇に後押しされ、再度高値更新を伺っている。

SFDが常に発動するなど依然として過熱感が強い相場にあるため、引き続き相場の乱高下には注意したい。

CoinPostの関連記事

仮想通貨のPoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは|PoWとの違いとメリットを解説
イーサリアムのPoS移行により、関心が高まるプルーフ・オブ・ステーク。ビットコイン(BTC)で採用されるPoWとの違いやPoSのメリットについて詳しく解説。
仮想通貨ステーキングとは|初心者でもわかる「報酬」の仕組み
仮想通貨イーサリアムのPoS採用予定や大手仮想通貨取引所コインチェックのサービス開始で、国内外で一気に認知度が高まることとなったステーキングについて、実際の利率など詳しく解説。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
05/19 日曜日
12:00
ビットトレードのビットコイン・ピザ・デー記念キャンペーン シバイヌなどが当たるチャンス
暗号資産(仮想通貨)取引所ビットトレードの特別企画。ビットコイン・ピザ・デーを記念して、シバイヌ(SHIB)やドージコイン(DOGE)も含む豪華景品が当たるラッキールーレットキャンペーンが開催される。2024年5月20日から24日までの期間限定。
11:30
オプション市場では6.5万ドルと7万ドルストライクに建玉集中、翌週の展望は?|bitbankアナリスト寄稿
CPI発表後のテクニカル分析や6.5万ドルと7万ドルストライクに建玉集中するオプション市場を踏まえ、bitbankのアナリスト長谷川氏がビットコインチャートを図解。今週の暗号資産(仮想通貨)相場考察と翌週の展望を探る。
11:00
週刊ニュース|金持ち父さん著者キヨサキ氏のBTC投資推奨に高い関心
今週は、金持ち父さん著者ロバート・キヨサキ氏による仮想通貨ビットコイン・金・銀投資の推奨、ジャック・ドーシー氏のビットコインについての発言、GameStop株やミームコインの暴騰に関するニュースが最も関心を集めた。
05/18 土曜日
21:00
Clearpool Prime、アバランチでデビュー RWA対応のプライベート・クレジット市場
Clearpool Primeがアバランチでローンチし、RWA分野に新たな進展。機関投資家向けに安全かつ効率的な取引環境を提供するプライベート・クレジット市場。
17:20
バイナンス上場銘柄の80%が価値低下、ミームコインは異例の上昇 過去6か月の分析
31トークン分析が示す課題 暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(グローバル版)で、過去6か月に新規上場したトークンの80%以上が、その後に価値を落としていることがわかった。ミ…
13:00
米国のビットコイン現物ETFへの5月の流入額、4月の流出上回る
ブルームバーグのETFアナリストは、5月に入ってからの米国ビットコイン現物ETFへの流入は、4月の流出を埋め合わせたと指摘した。
11:10
米下院、SECの仮想通貨規制役割明確化の「FIT21法案」を採決へ
米国下院は、仮想通貨に対する規制を明確化し、CFTCに追加権限を与える「21世紀のための金融イノベーション・テクノロジー法」の採決を行う。
10:15
米コインベース、「来週イーサリアム現物ETF承認確率は30~40%」
米仮想通貨取引所コインベースはイーサリアムの今後を予測するレポートを発表した。ETH現物ETFが承認される時期などについて分析している。
08:50
仮想通貨取引所クラーケン、欧州でUSDT非対応を検討
テザーCEOは最近、MiCA規制を批判し、仮想通貨USDTで規制を受けるつもりはないと述べた。この姿勢が、欧州で事業を行っているクラーケンが、それらの通貨ペアの提供を停止する理由と見られる。
08:00
「仮想通貨上昇の鍵はマクロ経済」コインベース分析
仮想通貨相場上昇の鍵は今もマクロ経済であるとコインベースは分析。他にも、イーサリアム現物ETFの審査など規制動向も注視すべきだとした。
07:10
ソラナ価格、月末までに200ドル復帰か ヘッジファンド創設者が予測
仮想通貨ソラナの今後の価格について、ヘッジファンドSyncracy Capitalの創設者は強気な予測を示した。その根拠とは?
06:10
zkSyncエアドロップ期待再燃、分散化加速のアップグレードを実施予定
zkSyncは未だ独自の仮想通貨をリリースしていないが、主要zkロールアップであるライバルのStarkNetは2月にエアドロップを実施した。
05/17 金曜日
17:34
東京ビッグサイトで第5回ブロックチェーンEXPO【春】開催へ 無料申し込み募集開始
東京ビッグサイトで、日本最大級のブロックチェーン専門展である第5回ブロックチェーンEXPO【春】が開催されます。最新の研究からアプリケーションまで、ブロックチェーン技術のすべてが一堂に出展するイベントは必見です。
13:00
ワールドコイン、秘匿化技術で生体認証データの保護・オープンソース化を発表
暗号資産(仮想通貨)でベーシックインカム実現を目指す、ワールドコイン・ファンデーションが生体認証データ保護にSMPC技術を導入。そのシステムをオープンソース化した。セキュリティとプライバシーを強化するとともに、システムの普及拡大を目指す。
12:32
短期トレンド変化のビットコイン続伸なるか、ミームコインが牽引する場面も
CPI発表で急反発を見せた暗号資産(仮想通貨)相場ではビットコイン(BTC)が下降チャネルをブレイクアウトした。16日には賛否両論渦巻くミームコインが相場を牽引する場面も。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア