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Bitmain、最新マイニング機器代金を一部補償 ビットコイン暴落受け

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Bitmainが部分的リファンド

大手仮想通貨マイニング機械メーカーのBitmain(ビットメイン)が、最新マシンS17+とT17+を予約した顧客に対し、部分的な払い戻しを行なっていることがわかった。3月コロナショックによる相場の大暴落を受け、一部金銭的な補償を実施する。

2月中旬〜4月末の間に納品が予定される顧客には、12ドル〜272ドルに相当するクーポンが付与される予定。クーポンは、Bitmainで次の商品購入を行う際に利用することができる。

具体的には、今回の補償は、3月末にマシンが届いた顧客は、一台当たり240ドルに相当するクーポン。4月に配達された場合は、270ドルのクーポンが付与される予定だ。

マシン代金の一部補償について

基本的にマイニングマシンの価格は、市場価格(BTC価格)と連動して推移するもので、固定価格とは異なる。

3月中旬のビットコイン相場大暴落前にマシンを注文したマイナーは、市場価格から算出したマシン代金より高い金額を支払うことになるため、Bitmainは補償に踏み切ったという。

Bitmainのマシンを納品する際の注文フローは、最新マシンの場合、事前予約の形式で顧客が先払いし注文を完了させる。一方、実際納品時期は、予約から2〜3ヶ月かかるため、大幅な相場変動があった場合は、マイナーの投資リターンの計算に狂いが生じることになる。

先日報じられたように、3月の暴落を受け、BitmainやMicroBTの大手業者は相次いでマシンの価格を引き下げた。上述のS17+はBitmainが提示する価格では、1320ドルで、元の提示価格から約16%割り引く価格帯で販売されている。

関連ビットコインなど仮想通貨市場に大きな影響を及ぼす「半減期」とは、過去の事例から独自考察

参考:Bitmain発表

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