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分散型取引所Kyber Networkの利用が増加 仮想通貨KNCも年初来260%超に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Kyber Networkの利用が増加

仮想通貨(暗号資産)の分散型取引所(DEX)「Kyber Network」の利用が増加している。

その人気を証明する指標の1つとして、本DEXで活用される仮想通貨KNCを残高に持つアドレスの数が、27日時点で6万1980に達し、過去最高値を記録した。今年1月時点の本アドレス数は5万4210だったため、14.3%増となっている。以下は先週までのアドレス数の推移を表したグラフだ。

出典:intotheblock

Kyber Networkは「Any token Anywhere=あらゆるトークンをどこでも」をテーマに掲げており、異なる仮想通貨の交換(スワップ)を可能にする分散型の流動性システムを持つ。KNCは今年3月、英国のコインベースProにも上場した。

関連仮想通貨KNC 英コインベースProにも上場

また上述したアドレス数に加え、1日にKNCを利用したアドレスの数がここ1年で100%超増加しているという。

以下のグラフはKNCの2020年の価格推移だ。1月1日は19.81円だったが、29日執筆時点では71.98円、ここまで260%超上昇している

出典:CoinMarketCap

KNCのプロトコルは今年Q2(4月から6月)に「Katalyst」という大きなアップグレードを控えている。本アップグレードではステークホルダーのインセンティブとエコシステムへの流動性提供を改善し、Kyber Networkの普及拡大やKNCの価値創造、分散型金融(DeFi)への流動性向上を目指す。Kyber Networkの利用増加やKNCの価格の上昇は、Katalystへの期待も要因のひとつとみられている。

Kyber Networkの情報は、日本向けアカウントからも情報を取得することができる。

参考資料 : intotheblock

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