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ビットコインFX、日本円建で200万円台を記録

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ビットコインFX、日本円建で200万円台を記録

資金流入が相次いだ仮想通貨市場で、対日本円のビットコインCFD取引価格が200万円を超えた。

bitFlyerの国内ビットコインFX取引で、最高値206万円を記録。現物取引価格に先行して、200万円台に乗った。

bitFlyerのLightning FXでは、現物(BTC/JPY)とBTC-FXで乖離があり、現物の高値は198.7万円となった。(提携海外取引所等の関係で、現物でも200万円を超える取引所も一部確認)

ビットコイン市場は、年初から2.7倍とコロナ禍の経済情勢の中で、急ピッチに市場価格を急伸。資金が流入した連休明けのアルト市場の状況下で、底堅く推移したビットコインが再び買い集められている。

最高値更新も目前となるビットコイン市場は、最高値更新が最も近い米ドル建(Coinbase)基準の19891.99ドル(約207.9万円)がある。それに、日本円建(bitFlyer)基準の231.21万円が続く。

最高値の比較で、日本円建が高い背景には、当時見られた日韓の異常値(プレミア価格)があり、国際的に意識される最高値更新は米ドル建基準となりそうだ。

金融市場で光るビットコイン

24日のNY株式市場でダウ工業株30種平均が史上初となる3万ドルを付けるなど、金融緩和とワクチンといった2つの材料が、金融市場を下支えする中で、時価総額も低いビットコインは年初来パフォーマンスで他を圧倒する。

財政政策やゼロ金利の終わりの目処が見えない中で、金融市場のカネ余りの余波の恩恵を受けつつ、発行枚数が限定されている希少性に注目が集まったことで、インフレヘッジ資産として機関レベルのマネーが新たに流入するなど、17年バブルとの相違点も、長年仮想通貨市場を経験した一般投資家を駆り立てる要因となっている。

短期天井との指摘

CNBCの金融市場評論番組Fast Moneyに出演するビットコインアナリストBrian Kelly氏は19,000ドル台に乗ったビットコイン市場について、慎重な姿勢を示している。

「ビットコインは世界のどの資産よりもFOMOになりやすいものだ」とした上で、「ビットコインが高騰する中、投機筋は単価が5ドル以下の銘柄に資金を流している。このような銘柄は、短時間で数十パーセントと暴騰しているが、短中期天井のサインになり得るポイントだ」と指摘した。

また、これから約1ヶ月の間に新規のビットコインアドレスが25%以上増加した場合も、「警戒するポイント」とした。価格の急騰に惹かれる個人投資家も段々と再流入してきており、証拠金取引の金利も上昇していることから、投機マネーで積み上がる市場に警戒するよう呼びかけている。「一年以内に5万ドルまで行く可能性はもちろんあるが、19,000ドルで購入した場合、一時は12,000ドルまで下落する心の準備もあったほうがいいだろう」とコメントした。

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