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仮想通貨ネムの新チェーンSymbol、サッカー選手のNFT発行へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ネムの新チェーンSymbolでNFT発行

NEMグループは20日、暗号資産(仮想通貨)ネム(XEM)の新通貨「Symbol(XYM)」のブロックチェーンを活用し、サッカーに関連したNFT(非代替性トークン)がローンチされることを発表した。

サッカーの元選手で「レジェンド」と呼ばれるケニー・ダルグリッシュ氏と、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティに所属するスター選手リヤド・マフレズ氏のデジタルコレクタブルを発行。今年7月のローンチを予定している。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

Symbolは今年3月のローンチ後、NFTに関しては、まず分散型プラットフォーム「NEMBER ART」の開発が進められていることが明らかになった。ブロックチェーン企業Peersyst Technologyが開発するこのプラットフォームでは、NFTの売買が行える。

同社は当時、「ネムのコミュニティはアートに対する関心が高い。Symbolのブロックチェーンを活用した開発は非常に簡単で、速く作業を行える」と述べていた。

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今回の発表には、NFTの売買などに関する詳細は記載されていないが、「スポーツの歴史を所有する機会をファンに提供する」と説明。Peersyst Technologyの公式ツイッターアカウントも今回の内容をリツイートしており、どこでどのように購入できるかなどの詳細は、今後発表されると見られる。

開発部門「NEM Software」でマネージング・ディレクターを務めるMike Sotirakos氏は、今回の発表に際し、以下のようにコメントを寄せた。

 

Symbolは、次世代のデジタルコレクタブル向けのプラットフォームを通して、アスリートがストーリーを共有できる場を提供する。

 

ブロックチェーン技術は、クリエイターとユーザーを近づけ、新しいトークンエコノミーへのアクセスを推進するという目的を果たすことができるだろう。

NEMグループは、「デジタル資産を効率的に創造できるようにすることによって、Symbolは、分散化された技術が人々の日常生活で利用されるようにサポートする」と、今回の発表を結んだ。

モザイクについて

Symbolのブロックチェーンには、ネムと同様にモザイク(トークン)発行機能が組み込まれているため、誰でもトークンを発行することができる。

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今回の発表では、「コロナ禍でスポーツの試合やイベントに参加しづらいなか、モザイクは、分散型技術によって支えられたデジタルフォーマットによって、ファンとスポーツのスターやアスリートをつなぐ技術を提供する」と説明。

そして「Symbolでデジタルコレクタブルを発行する機能は、スポーツや音楽、アートの領域で、クリエイターの経済圏を変革していく」とした。

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