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韓国政府がブロックチェーン(仮想通貨含む)を公式産業として法的に認める

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

韓国 ブロックチェーン業界を公式に分類
7月5日に、韓国の仮想通貨メディアであるBChainは、韓国政府が国内ブロックチェーン業界を公式な産業分類基準を定め、その仮分類表を公開したことを明らかにしました。そして、その公式な分類表は、7月末に公開されると記述されました。
高まるブロックチェーン業界の合法性
今回の発表によって、仮想通貨、ブロックチェーン産業は、政府によって公式に認められ、合法性が大きく向上したと言えるでしょう。韓国は、以前仮想通貨取引廃止案を示唆するなど、同業界に対し否定的でしたが、肯定的な考え方に変わってきていると考えられています。
ブロックチェーンとは
非中央集権の分散型台帳技術、または分散型ネットワークのこと。基本的に改竄できず信頼性が高いため、仮想通貨のみならず煩雑な契約自動化によるコスト削減など、幅広い用途での活用が期待されている。

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韓国 ブロックチェーン業界を公式に分類

7月5日に、韓国の仮想通貨メディアであるBChainは、韓国政府が国内ブロックチェーン業界を公式な産業分類基準を定めることを決定し、その仮分類表を公開したことを明らかにしました。

その分類表は6月下旬から、統計庁、科学技術省、そして、情報通信省の3つの公式機関によって作成され始め、今後160以上の政府機関、地方公式機関、民間企業、金融機関から意見を収集し、7月末には、公式な分類表が公開されると記述されました。

BChainによって公開された仮分類表は、3つの親カテゴリの中に、10個のより細分化されたカテゴリが作成されました。

ソフトウェア開発および、提供ビジネス

  • ブロックチェーン基盤のオンラインゲームソフトウェアの開発、提供
  • ブロックチェーン基盤のモバイルゲームソフトウェアの開発、提供
  • ブロックチェーン基盤のシステムソフトウェアの開発、提供
  • ブロックチェーン基盤のアプリケーションソフトウェア(DApps)の開発、提供

プログラム、システムインテグレーション(SI)、マネジメント

  • ブロックチェーン基盤のコンピュータープログラミングサービス
  • ブロックチェーン基盤のシステムインテグレーション顧問、構築サービス
  • ブロックチェーン基盤のその他のITおよびコンピュータオペレーションサービス

情報サービス産業

  • ブロックチェーン関連のホスティングサービス
  • 仮想資産取引所および、仲介
  • その他のブロックチェーンに関連する情報サービス

高まるブロックチェーン業界の合法性

この分類によって、仮想通貨取引所は、以前の”通信業社”というカテゴリから、”仮想資産取引所および、仲介”というカテゴリに変更され、政府によってその業務が正式に認められたと言えるでしょう。

今回の分類表は、仮決定ではありますが、政府が仮想通貨取引所を始め、ブロックチェーン業界全体を産業の一つとして公式に認めたことから、産業としてある程度の地位を得たと言っても過言ではありません。

そして、報告書内で、この取り組みが「ブロックチェーン技術の推進、規制枠組み」に向けた政策の基礎となると記述されました。

2018年1月に、韓国の法務大臣が仮想通貨取引所廃止の法案があることを示唆したことや、2017年9月に韓国国内のICO禁止を宣言していたことを考慮すると、韓国が仮想通貨、ブロックチェーン技術に対して、非常に楽観的になってきていることが見受けられ、今後の展開が期待されています。

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