はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

マイケル・セイラー率いるストラテジー、BTC購入目的で3700億円調達成功

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

BTC追加購入の規模は?

ビットコイントレジャリー大手の米ストラテジーが28日、新優先株「ストレッチ」(STRC)2800万株を1株90ドルで販売し、25億2,000万ドル(3,713億円)を調達した。当初目標5億ドルを大幅に上回る規模となった。

同社によると、今回の調達は2025年最大の株式IPOとなった。収益の24億7,000万ドルをほぼ全額ビットコイン購入に充当し、平均11万8,000ドルドル想定で2万900 BTC以上を追加取得する試算となる。

関連:ストラテジー、ビットコイン購入資金4倍増 20億ドルに

投資銀行TD Cowenのアナリストらは「ストラテジー社は機関投資家資金をビットコインに導く漏斗として機能している」と分析。多様なビットコイン担保証券により異なる投資家層にアピールし、他社が追随困難な資本コスト優位性を確立している。The Blockが同日にTD Cowenの分析を報じた。

ストレッチ株は額面100ドルに対し変動金利で累積配当を提供する永久優先株だ。同社は既にストライク(8%固定配当)、ストライフ(10%固定累積配当)、ストライド(10%固定非累積配当)の3種類の永久優先株を発行済みだ。

また、10年間の予測で、普通株希薄化なしに1万7,000 BTC以上を追加取得可能と試算している。変動金利優先株の現金配当資金調達に必要な普通株発行を考慮しても、大幅な財務戦略拡大が可能との見方だ。

同社は7月21日から27日まで週次ビットコイン購入を一時停止した。現在60万7,770 BTCを保有し、評価額は10兆円超でビットコイン総供給量の約3%に相当する。優先株発行完了後、購入活動を再開する見込みだ。

関連:ストラテジーのビットコイン循環戦略、NAV超プレミアムを正当化か=TD Cowen分析

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/01 金曜日
08:15
ビットコイン市場第3波の利確売り、新高値前の調整局面か=クリプトクアント分析
クリプトクアントが分析する仮想通貨ビットコイン市場の第3波利確売り。7月に60-80億ドル規模の実現利益を記録し、12万ドル水準での価格攻防が続く中、次の上昇に向けた調整期間に突入。
07:30
ビザ、ステーブルコイン決済で3銘柄と2ブロックチェーンを追加
ビザが決済プラットフォームを拡張し、ペイパルUSD、グローバルダラー、EURCの3ステーブルコインとステラー、アバランチの2ブロックチェーンを新たに支援開始。
07:02
リップル社の年次イベント「Swell」、ナスダックCEOなどが登壇予定
リップル社は、Swellにナスダックのアデナ・フリードマン会長兼CEOが登壇することと話すトピックを発表。今年のSwellは11月4日から5日に米ニューヨークで開催される。
06:35
コインベース、米国でトークン化株式と予測市場を数カ月内に開始へ
仮想通貨取引所大手コインベースが「すべての交換所」構想を発表。トークン化株式、予測市場、デリバティブなど新サービスを数カ月内に米国ユーザー向けに開始予定。
06:10
ストラテジー、ビットコイン保有で過去最高の第2四半期純利益に
セイラー氏率いるストラテジーが2025年2Q決算で純利益100億ドル、1株当たり利益32.6ドルを達成。仮想通貨ビットコイン保有戦略で史上最高業績を叩き出した。
05:30
米SECが「プロジェクト・クリプト」始動、米金融市場のオンチェーン移行目指す
SECのアトキンス委員長が「プロジェクト・クリプト」を発表。証券規則現代化でオンチェーン市場移行促進。仮想通貨配布・保管・取引の明確ルール策定へ。
07/31 木曜日
17:29
ビットトレード、仮想通貨クラトスの取扱い計画を発表 国内初
ビットトレードが暗号資産クラトス(CRTS)を国内初上場へ。韓国発V2Eトークンの特徴や取扱い開始時期、注意点を詳しく解説。
14:56
金融庁が仮想通貨WG第1回会合を開催、金商法活用で本格検討へ
金融庁は7月31日、暗号資産制度に関するWGの第1回会合を開催。暗号資産規制への金商法の仕組み活用について検討を開始した。国内口座数1,213万、預かり資産5兆円超。政府方針では分離課税導入を含む税制見直しも言及。
13:50
韓国中央銀行、仮想通貨専門チーム新設
韓国中央銀行が仮想通貨専門チーム新設とデジタル通貨室改名で組織改編。ウォン建てステーブルコイン市場監視と政策対応強化。李在明大統領の資本流出防止策を受けた動き。
13:05
マラソン、売上高355億円で過去最高 4~6月期決算
米ビットコインマイニング大手マラソンが2025年2Q(4~6月期)の決算を発表。売上高は64%増の355億円で過去最高となった。BTC保有数も5万枚を突破している。
12:00
Zaif大島社長が語る、今後の展望とWebXブースの見どころ|WebXスポンサーインタビュー
大規模カンファレンス「WebX 2025」のプラチナスポンサーとしてブース出展を決めた、創業10年のZaif、大島卓也社長が語る次世代戦略。「暗号資産で資産形成ならZaif」をコンセプトに、初心者からシニアまで幅広い層を支援する戦略を聞く
11:58
FOMC金利据え置き、ビットコイン市場は方向感失う
暗号資産(仮想通貨)市場はFRBパウエル議長が9月利下げに慎重姿勢を示し一時急落する場面も。コインベース・プレミアム指数がマイナス圏に転落する中、ビットコインは強気のペナントパターン形成により143,550ドルへの上昇期待も浮上する。
11:35
ナスダック上場予定のThe Ether Machine、85億円でイーサリアム追加購入
ナスダック上場予定のジ・イーサ・マシンがイーサリアム10周年記念に際し1万5000ETHの大規模購入を実行。保有総数33万4757ETHに拡大。4億ドルの追加購入余力が残る。
11:10
仮想通貨ZORA、過去2週間で5倍超高騰
トークン発行プロトコルの仮想通貨ZORAの価格が7月20日以降高騰。背景には、コインベースが2週間前に行った次世代アプリBase Appの発表があるとの見方が多い。
10:45
環境フレンドリーHD、太陽光発電活用でビットコインマイニング事業開始
東証上場環境フレンドリーホールディングスが太陽光発電所にBESS併設してビットコインマイニング事業開始を決議。系統連系待機期間活用の新収益モデルを構築へ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧