米国税庁、「法定通貨と代替しうる仮想通貨」の例からETHとゲームのトークンを削除

IRSが記載を変更

日本の国税庁に相当する米国の内国歳入庁(IRS)が、イーサリアム(ETH)と人気ゲームのトークン2つを、法定通貨と代替しうる仮想通貨(convertible virtual currencies)の例から削除したことが分かった。

ゲームのトークンは、人気ゲーム「フォーナイト」の「V-bucks」とロブロックスの「Robux」だ。今回の変更は12日に行われており、現在例として記載があるのはビットコイン(BTC)だけである。*変更した理由については掲載されていない

この2つのゲームトークンが法定通貨と代替しうる仮想通貨とみなされた場合、ゲームのユーザーは納税の手続きが変わってくる。2019年に仮想通貨を受け取ったか、売ったか、両替したか、また利益を受け取ったかという質問に回答する必要が出てくるのだ。両ゲームのユーザーは合わせて3億人以上いると言われている。

IRSのウェブサイトでは仮想通貨(virtual currencies)を、交換手段、価値尺度、価値の保存手段としての機能を有するデジタル上の価値と定義。そして「convertible virtual currency」を、法定通貨と同等の価値を有する仮想通貨、または法定通貨の代替手段として利用できる仮想通貨と定めている。

現在IRSは、デジタル上でユーザー同士が取引できたり、支払いや米ドル/他の仮想通貨等との交換に利用できるとして、BTCだけを例に挙げている。12日には、ここからETHも削除された。

IRSがETHを事例から削除した意図は判明できないが、おそらくETHがBTCと同じく、税法上における「virtual currencies」の一員であることに変わりはないだろう。

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