PayPal仮想通貨サービスのパートナー企業が150億円を調達

Paxosが巨額調達

米ニューヨーク州のビットライセンスを所有する暗号資産(仮想通貨)サービス企業Paxosが、PayPal Venturesや、Declaration Partnersなど複数の企業から約150億円を調達したことがわかった。PaxosはPayPalが仮想通貨売買サービスを提供するにあたって、ブローカーサービスを提供している。

Paxosは機関投資家・大口投資家向けの取引所itBitのほか、ステーブルコインやブロックチェーン基盤のセトルメントなど事業が多岐にわたる。

今回の調達資金を加えた評価価値がどのような規模になったかは明確ではないが、TheBlockリサーチのデータによると、仮想通貨セクターでの調達資金額として歴代10位にランクインしている。1位は2018年8月に435億円を調達したBitmainで、2位は2020年3月に300億円を調達したBakktだった。

PayPal提携の影響

PayPalは今年10月、仮想通貨売買サービスを発表する際、Paxosとの提携関係も公表している。

PayPalとの提携は、仮想通貨セクターと小売決済業とのブリッジとなり、仮想通貨業界の信頼性や知名度を高めていると見られる。Paxosの代表者は海外インタビューで、すでに一部の大手フィンテック企業や銀行、ブローカー業者も提携することを検討していると話す。

また、itBitの全体出来高は年初来3,000億円に達しており、10月からのPayPalによる仮想通貨売買の出来高はその半分ほどに及んでいることがわかった。PayPalは10月下旬から仮想通貨売買サービスを一部の顧客に先行展開し、11月13日より正式に開始した。

出典:TheBlock

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さらに、Paxosは仮想通貨関連サービスを伝統金融に展開するのに力を入れている。先日、国法信託銀行を設立するために、米通貨監督庁(OCC)に申請書を提出した。

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著者:菊谷ルイス

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