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ビットコイン17000ドル前後で推移、バイナンスIEO上場初日のHOOKに関心集まる

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マクロ経済と金融市場

1日の米NY株式市場では、ダウは前日比194ドル(0.56%)安で取引を終えた。

米供給管理協会(ISM)が発表した「製造業景況指数」が、コロナ・ショック直後の20年5月以来初めて50の節目を割り込んだことを受け、リセッション(景気後退)懸念が再び強まった。

製造業景況指数は米国の製造業の動向を見る指標の一つ。日本時間22時30分には米雇用統計の発表を控えており、市場の反応を見極めたいところだ。

関連:2日朝の金融市場短観|NYダウ反落 バイナンス新規IEO銘柄「HOOK」高騰

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコインは前日比1.3%安の16,899ドル。

BTC/USD日足

The Block Researchのデータによれば、11月のビットコインマイナーの収益は、前月比19.9%減の4億7,264万ドルとなった。

btc

Santimentは11月29日、イーサリアムのアクティブアドレスが6週間以上で過去最高水準に急増したことを報告。

11月30日には、100〜10万ETHを保有するアドレス数が、20か月ぶりの高水準に達したことを伝えた。

バリデーターに発行されたイーサリアム量は過去数日間で大幅増となっており、バリデーター数は過去30日間で5.28%増加している。

Glassnode

アルトコイン相場

FTX破綻の影響で中央集権型取引所への信用不安が広がったことを受け、GMXやDYDXなどの主要分散型取引所(DEX)が恩恵を享受している。

11月のDEX取引高は、前月比93%増の650億ドルに達した。

11月28日の日間取引手数料が最大手分散型取引所のUniSwapを上回ったことなどが材料視され、イーサリアムレイヤー2「Arbitrum」上のGMXトークンは前週比11.7%高、前月比28%高と大幅上昇している。

関連:分散型取引所がFTXの後釜に、GMXやDYDXの関連トークンが高騰

また、今年3月のSTEPN(GMT)以来のバイナンスローンチパッド銘柄として上場したHooked Protocol(HOOK)が、先行セール価格から20倍以上高騰して推移した。

HOOKは、Web3普及を目指して学習アプリなどを提供するLearn&Earn(Quiz to Earn)プロジェクトのトークン。すでに運用されているクイズ形式のAndroid版アプリ「Wild Cash」は、月間200万人のユーザーに達している。

権利取得に必要なサブスクリプション後のBNBコミットではユーザーあたりの申込上限額が設けられていたが、比例配分の抽選倍率が1000倍を超えたことで1人頭の当選量は限定的だった。極端なベア相場で有望銘柄の話題性に事欠く中、関心が集まったものとみられる。

上場初日(11:45時点)の時価総額は163億円(1.2億ドル)でランキングは224位。抽選申込用のロックアップが解除された影響で、BNBは前日比3.6%安となった。

コインマーケットキャップ

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