はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

Suiブロックチェーン、仮想通貨「SUI」の入手プログラムを発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ネットワークの分散化へ

ディエム(旧リブラ)系L1ブロックチェーン「Sui」のエコシステムをサポートする「Sui Foundation」は7日、暗号資産(仮想通貨)SUIの「コミュニティ・アクセス・プログラム」を発表した。

このプログラムは、Suiのコミュニティが早い段階でSUIトークンを購入できるようにする制度。Sui Foundationは現在、まだ制度設計を行なっており、これから数週間コミュニティと協力して、開始につなげるとした。

Suiとは

旧フェイスブック(現メタ)のディエム(旧リブラ)に携わっていたエンジニアらが創始したプロジェクトの1つ。そのため、プログラミング言語など、ディエムの特徴を多く引き継いでいる。コンセンサスの仕組みには、「Delegated Proof-of-Stake」を採用した。

▶️仮想通貨用語集

Suiはまだメインネットをローンチしておらず、テストを継続中。今回の発表では、正式なメインネットのローンチは「数カ月先になる」と説明した。

関連Suiブロックチェーン、初のテストネット公開

コミュニティ・アクセス・プログラムは、ネットワークの分散を加速させ、参加者を多様化することが目的。SUIトークンは、ネットワークの運営に参加したり、ガス代を支払ったりするために使用される。

Sui Foundationは、コミュニティ・アクセス・プログラムの具体的な目標は、以下の2つだとした。

  • 世界の全ての地域からネットワークに参加できるように、地理的な分散を最大化すること
  • 初期の貢献者に加え、できるだけ広く、公平にSUIトークンを配分すること

今回のコミュニティ・アクセス・プログラムの発表は、分散化に向けた早期の取り組みの1つであると説明している。

関連バイナンスラボ、Suiブロックチェーン上の12プロジェクトを支援へ

その他の入手方法

Sui Foundationは、SUIトークンをできるだけ広く流通させるために、以下のプログラムも考案している。

  • Developer Grant Program:開発者向けの助成金
  • SUI Delegation Program:バリデータにSUIトークンを委任
  • Ambassador Program:Suiを広めるメンバーをサポート
  • University Outreach Program:将来の開発者の獲得
  • Educational Program:Suiを学習し、知識を広めた人への報酬

この中で現在、実際に開始されているのは開発者向けの助成金のみ。他のプログラムは現在も考案中で、メインネットをローンチする前に全て開始できるよう目指しているとした。

関連Aptos、Sui、Linera—注目のDiem(旧Libra)系L1チェーンを比較|前編

関連Aptos、Sui、Linera—注目のDiem(旧Libra)系L1チェーンを比較|後編

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/19 月曜日
11:40
過去最高値目前のビットコイン、迫るゴールデンクロスが中・長期の買いシグナルを示唆
ビットコインは投資家が重視する50MAと200MAのゴールデンクロスによる買いシグナルが形成間近に。米国債格下げでドル安圧力も追い風にとなるか。トランプ米政権の貿易・関税政策とインフレ懸念がのヘッジ需要を高める可能性が指摘される中、さらなる上昇を示唆する。
11:11
CMEグループ、XRPの先物取引を本日より提供開始へ 
米CMEグループが本日より暗号資産(仮想通貨)XRPを先物取引サービスを開始する。機関投資家の参入機会の拡大とリップル社とSECの裁判の和解進展状況も含め、その背景を解説。
05/18 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、企業のETH大量購入やアーサー・ヘイズのBTC100万ドル到達予測など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナなど主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
12:49
UPCXが2025 Tokyo E-Prixスポンサーに 次世代決済とFanlinkの可能性を解説
UPCXが「2025 Tokyo E-Prix」のスポンサー契約を発表。世界標準決済を目指すブロックチェーンプラットフォーム「UPCX」と、ファン支援サービス「Fanlink」の特徴をCEO中野誠氏が解説した。秒間10万件の処理能力やグローバル展開の展望とは?
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メタプラネット株価1340円到達の可能性に高い関心
今週は、仮想通貨ビットコインの専門家アダム・バック氏によるメタプラネットの株価試算、資産運用会社によるイーサリアム価格急騰の要因分析、空売り投資家ジム・チェイノス氏の投資戦略に関するニュースが最も関心を集めた。
05/17 土曜日
14:00
アブダビ政府系ファンド、ビットコインETF買い増しで保有額750億円突破
アブダビのムバダラ・インベストメントが第1四半期にブラックロックのビットコインETFを49万株追加購入。ゴールドマン・サックスは最大保有者として3000万株を保有。
13:05
ビットコインETFフェイクニュース事件、犯人に懲役14か月の判決
米SEC公式Xアカウントを乗っ取り、ビットコインETFについてのフェイクニュースを流した26歳の被告に懲役14か月の判決が下りた。偽情報で仮想通貨市場を混乱させたことが重大視された。
12:43
史上最高値を試すのは時間の問題か、米中貿易緩和も上値トライ失敗|bitbankアナリスト寄稿
米中関税115%引き下げ合意やインフレ指標下振れもビットコイン上値を抑える展開。アリゾナ州知事の暗号資産準備金法案への拒否権行使も影響。短期筋による損切り送金増加で売りをこなした可能性。史上最高値トライは時間の問題か。bitbank長谷川アナリストが週次相場分析を解説。
11:00
ビットコイン長期保有数1437万BTCに到達も、利確売り強まる=アナリスト分析
ビットコインの長期保有者が3月から5月にかけて利益確定を加速。支出利益率は71%増加し227%の平均リターンを記録。長期保有量は1437万BTCに達するも、市場サイクルの分配フェーズへの移行を示唆。
10:10
トランプ家のWLFI、民主党議員による調査要請を正式拒否
トランプ一族の金融企業WLFIが上院による調査を拒否した。政治的動機と批判し、同社は説明責任や米ドル優位性を指針としていると主張。倫理規定違反の疑惑なども否定している。
09:02
ETH・BTC比率が5年ぶり急騰、アルトシーズンの到来示唆か
イーサリアム/ビットコイン(ETH・BTC)価格比率が過去5年最低水準から38%急反発。ETFによる買い増し、取引所流入減少などの指標から需要増加・売却圧力低下が鮮明に。「極端な過小評価ゾーン」からの回復が示すアルトコインシーズン到来の可能性を分析。
07:50
ビットコインで利回り獲得、Solvがアバランチ基盤の新トークン発表
仮想通貨ビットコインの保有者にRWAの利回り獲得手段を提供するため、Solv Protocolはアバランチ上にSolvBTC.AVAXをローンチ。ローンチの目的や仕組みを説明した。
07:30
10億ドルのビットコイン投資を検討、米上場のシンガポール医療企業
シンガポールの医療企業バーゼル・メディカル・グループが10億ドル規模のビットコイン投資に関する交渉を開始。ストラテジー社に続く大規模企業BTC投資の新事例として注目される中、「革新的な株式交換契約」を通じてアジア医療企業最強の財務体質構築を目指す。
06:45
米裁判所、SECとリップルの和解案を「手続き上不適切」として却下 再申請へ
米連邦地裁がSECとリップルの和解申請を「手続き上不適切」として却下。民事訴訟規則違反が原因で、両者は適切な手続きでの再申請を迫られる状況に。
06:25
イーロン・マスクの『Kekius Maximus』切り替えでミームコインが2倍以上急騰
イーロン・マスク氏がツイッターのプロフィール画像とユーザー名をミームトークン「Kekius Maximus」に変更し、関連トークンが2倍以上急騰。昨年の900%上昇・急落事例に続くマスク氏のSNS活動による仮想通貨市場への影響力を示す展開に。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧