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NYダウ・ナスダック反落 強い経済指標などを受け|17日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2/17(金)朝の相場動向(前日比)

    伝統金融

  • NYダウ:33,696ドル -1.2%
  • ナスダック:11,855ドル -1.7%
  • 日経平均:27,696円 +0.7%
  • 米ドル/円:133.9 -0.13%
  • 米ドル指数:104 +0.1%
  • 米国債10年:年利回り3.86 +1.5%
  • 金先物:1,847.2ドル +0.1%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:24,529ドル +1.6%
  • イーサリアム:1,680ドル + 0.7%

本日のニューヨークダウやナスダックは大幅反落。昨夜発表の米1月生産者物価指数(PPI)が予想以上の上昇となったことが嫌気され、FRB利上げ継続への観測が高まりドル相場と米国債利回りは続伸した。

PPIは14日に発表されたCPIと同様、予想から上振れたが、前年比ではインフレ率が確実に鈍化し続けていることを示している。

一方、タカ派寄りの米セントルイス連銀のブラード総裁はPPI発表後に、今年はディスインフレ(物価上昇ペースが鈍化する経済状態)の年となる可能性があるとしつつ、それを実現するためには複数回の追加利上げが必要となる可能性があり、3月のFOMCでは0.5ポイントを支持する可能性を排除しないとコメントした。

現在の市場コンセンサスでは、3月と5月のFOMCで0.25ポイントずつ利上げすればその後は利上げ停止となる観測が高いが、0.5ポイントの利上げ実施は現在想定されるターミナルレート5.00%ー5.25%を超えることになる。市場参加者は今週の連続した強い経済指標から示された粘り強い物価圧力などを受けて次のFOMC(3月17日木曜日)で利上げ幅を再び0.5ポイントに戻されるとの懸念を強めているもようだ。なお、ブラード総裁は3月のFOMC会合の審議に参加するが、今年は投票権を持たない点にも留意したい。

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2月の重要な経済指標日程

  • 23日22時30分(木):米10-12月期 四半期GDP個人消費とコアPCE・改定値
  • 24日22時30分(金):米1月 個人消費支出(PCEデフレーター)
  • 24日24時(金):米ミシガン大学消費者態度指数2月・確報値

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米国株

IT・ハイテク株、仮想通貨関連株は全面安に。個別銘柄の前日比では、NVIDIA-3.3%、c3.ai-5%、ビッグベア.ai-5.6%、テスラ-5.6%、マイクロソフト-2.6%、アルファベット-1.4%、アマゾン-2.9%、アップル-1%、メタ-2.6%、コインベース-5.4%、シルバーゲート・キャピタル-22%。

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仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)

  • コインベース|65.5ドル(-5.4%/+14%)
  • シルバーゲート・キャピタル|17.3ドル(-22%/+15%)
  • アルゴ・ブロックチェーン|1.8ドル(+11.8%/-5.3%)

コインベースについては、四半期決算(2月21日)に向けてアナリストが買いから中立に格下げしたことなどを受けて下落。同社株は今年に入って85%以上上昇していた。しかし、最近SECによるステーキングサービスやステーブルコインなどへの規制引き締め強化がユーザーのDeFiプラットフォームへの移転傾向を強めることはコインベースの今年の業績に悪影響をきたすとされている。

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ドル円続伸

ドル円は1ドル=133.9円、前日比-0.13%。ドルは昨夜のPPIが示した底堅い米国の経済状況を受けて急上昇し一時134.46円の高値をつけた。

出典:Yahoo!ファイナンス

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