第6回 GM Radio開催
CoinPostが新設したグローバル版であるCoinPost Globalが9日に配信した第5回「GM Radio」では、ゲストにConnextの共同創設者Rahul Sethuram氏を招き、「Connextのパブリックローンチとネイティブのクロスチェーンアプリ」を題材としたインタビューを実施した。
配信時にはリアルタイムで合計約600名が視聴。アーカイブは以下のツイートのリンクから聴くことができる。
— CoinPost Global (We're hiring!) (@CoinPost_Global) February 9, 2023
今回のゲスト紹介
第6回GM Radioは、2月16日(木)の12:30から「CP_Global」のTwitterスペースで配信予定。
今回はゲストに、Scrollの共同創設者Sandy Peng氏を招待する。同社は暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のL2ソリューションを開発している企業。世界に分散したメンバーが、透明性と分散性を維持したままイーサリアムのネットワークを改善することを目標に、業務を行なっている。
Scrollのネットワークは現在、「Pre-Alphaテストネット」までローンチ。今後は「Alphaテストネット」を経て、メインネットをローンチする計画である。
同社は昨年4月、シリーズAのラウンドで、3,000万ドル(現レートで約39億円)の資金を調達。この資金調達は、ブロックチェーンメディア「The Block」が最初に独占で報じた。
このラウンドは、Polychain Capitalがリードインベスターを務め、Bain Capital Crypto、Robot Ventures、Geometry DAO、イーサリアム財団のメンバーらが出資。調達した資金はチームのメンバーを増やしたり、テストネットを開発したりすることに使用すると説明した。
イーサリアムL2の開発競争
同社が開発するL2ソリューションは、社名と同じ「Scroll」という名称。ZKロールアップという技術を活用し、イーサリアムブロックチェーンの外部でトランザクションを処理することで、処理速度を速めたり、手数料を下げたりする役割を果たす。
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Scrollが注目されている理由の1つが、イーサリアムの仮想マシン(EVM)との等価性を、ZKロールアップに持たせようとしている点。等価性とは、互換性よりもさらにEVMに近いことを意味する。
ZKロールアップは技術は優れているが、EVMと互換性を持たせることが困難とされてきた。互換性を持たせることができないと、アプリの開発者は既存のイーサリアム上のサービスをScroll上で容易に展開できない。
同様の技術は他にも、ポリゴン(MATIC)やzkSyncらのプロジェクトが開発を行っており、競争が激しい。一方でScrollが、最もEVMに近いといった声も上がっている。
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今回の配信は「EVMの等価性におけるZK競争」をテーマに、他のL2ソリューションとの違いや分散化におけるトークンの必要性、今後の計画などについて質問していく予定だ。
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視聴者に限定NFT配布へ
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