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今年初のGM Radio開催へ、ゲストはイーサリアムL2「zkSync」開発企業幹部

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

第3回 GM Radio開催

CoinPostが新設したグローバル版であるCoinPost Globalが先月23日に配信した第2回「GM Radio」では、ゲストとしてWeb3(分散型ウェブ)大手企業アニモカ・ブランズの会長を務めるYat Siu(@ysiu)氏と、Darewise EntertainmentのBenjamine Charbit(@Ben_Charbit)氏をお招きし、「革新的なブロックチェーンゲームでオープンメタバースをリードする」を題材としたインタビューを実施。

再生数が1,000人を超えるなど想定を大きく上回る反響を呼んだ。アーカイブの視聴はこちら。

今回のゲスト紹介

2023年1回目の「GM Radio」は、1月26日(木)12:30〜13:00に、CP_GlobalのTwitterスペースで配信予定。

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今回は特別ゲストとして、Matter Labsのエンジニア部門のトップAnthony Rose氏を招待する。同社は暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のL2ソリューション「zkSync」を開発している企業だ。

Matter Labsはゼロ知識証明という暗号技術を活用してイーサリアムのスケーラビリティ(拡張性)を向上させる技術を開発しており、現在大きな注目を集めている。企業のミッションは「パブリックブロックチェーンをメインストリームに普及させ、金融革命を加速させること」だ。

同社の拠点はドイツの首都ベルリン。チームは世界に分散してしているが、大部分の従業員は欧州で勤務している。

昨年11月にMatter Labsは、シリーズCラウンドで約250億円(2億ドル)の資金を調達したことを発表。Blockchain CapitalとDragonflyがリードインベスターを務め、a16z、Variant、LightSpeed Venture Partnersも出資に参加した。

調達した資金は、Matter Labsが構築したプロジェクトの運用、およびエコシステム上でローンチするサードパーティプロジェクトへの資金提供などに利用。Matter Labsには、他にもイーサリアム財団、コインベースらも過去に出資している。

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zkSyncとは

Matter Labsが大きな注目を集める理由の1つが、イーサリアムの仮想マシン(EVM)と互換性のある「ZKロールアップ」という技術を開発していること。ロールアップとは、メインのブロックチェーンセキュリティを活用しながら、トランザクションの一部をブロックチェーン外で処理することにより、ネットワークの混雑解消を図るスケーリング技術である。

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このロールアップにゼロ知識証明を組み合わせた技術がZKロールアップ。zkSyncは、ZKロールアップを導入したソリューションだ。ZKロールアップはEVMと互換性を持たせることが難しいとされてきたが、Matter Labsらのプロジェクトが実現に取り組んできた。

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昨年10月にはzkSyncのバージョン2がメインネットにローンチ。しかし、このローンチは「Baby Alpha」という段階で、外部プロジェクトとユーザーはまだ利用できない。

今後は2023年1Q(1月から3月)の「FAIR LAUNCH ALPHA」という段階を経て、同年2Q(4月から6月)の「FULL ALPHA」になれば、全てのプロジェクトやユーザーが利用できるようになる予定。

他にもzkSyncは、L3ネットワーク「HyperChains」の開発や独自トークン発行の可能性にも関心が集まっている。

関連今後エアドロップの可能性の高いプロジェクト、SUIやzkSyncなど

視聴者に限定NFT配布へ

GM Radioのライブストリーミングを公式Twitter Spacesでご鑑賞いただいたみなさまへ、参加者限定「NFT」を配布いたします。受け取り方法は下記をご参照ください。

プラットフォーム Galxe(キャンペーン詳細
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受け取り条件4 Twitterスペースを15分以上聴取

今後、複数の限定NFTを集めた方のみを対象としたキャンペーンなども企画しております。先着ではなく参加者全員へ無料配布予定となります。この機会にぜひどうぞ。

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