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テラのDo Kwon創設者、モンテネグロの空港で逮捕か 現在は身元を確認中

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨規制違反で指名手配

バルカン半島の国モンテネグロの内務大臣は23日、暗号資産(仮想通貨)テラの開発を主導していたTerraform LabsのDo Kwon共同創設者と見られる人物を拘束したと発表した。

韓国メディアの報道によると当局は、身分証明書の名前や国籍などから、拘束した人物がKwon氏であることを確認。これからさらに、指紋の確認を行うという。

韓国籍であるKwon氏を巡っては2022年9月、同国の捜査当局が逮捕状を発行したことが報じられた。「仮想通貨の冬」の大きな要因となったテラ騒動の始まりは昨年5月であるため、身元が確認されれば約1年後の逮捕となる。

関連:テラUSD(UST)のディペッグ騒動 Terraform Labs社や取引所の対応まとめ

韓国当局はこの時、Kwon氏のほか、同社の共同創設者であるNicholas Platias氏、従業員のHan Mo氏など5名に対しても逮捕令状を発行しており、全員に資本市場法違反の容疑がかけられていた。今回モンテネグロでは、Kwon氏と一緒にいたMo氏も拘束された模様だ。

関連:韓国当局、テラのDo Kwon創設者らに逮捕令状を発行

モンテネグロの内務大臣によればKwon氏は最初、「文書の改ざん」が原因で空港で拘束されたという。

国際指名手配へ

韓国の捜査当局は逮捕状を発行した後、国際刑事警察機構(インターポール)の国際指名手配リストにKwon氏を掲載する手続きを開始。また、韓国外務省に対して、同氏のパスポートを取り消すよう要請した。

関連:韓国の捜査当局、Do Kwonの国際指名手配の申請開始

今年2月には米証券取引委員会(SEC)が、Terraform LabsとKwon氏を証券詐欺を指揮したとして提訴。また、未登録証券とみなされる仮想通貨を提供・販売していたと指摘している。

関連:米SEC、旧テラの創設者Do Kwon氏を提訴 証券詐欺で

テラ騒動では、価値が安定するはずのアルゴリズム型の米ドルステーブルコインUSTの価格が1ドルから大きく乖離。投資家に甚大な被害がおよび、ステーブルコインや仮想通貨に対する世界の規制当局の監視が一層強まった。

関連:金融庁、アルゴリズム型ステーブルコインの規制を強化か

ステーブルコインとは

価格が常に安定するように設計された仮想通貨のこと。法定通貨または仮想通貨に価値が裏付けられていたり、アルゴリズム等で価格を安定させたりする様々なステーブルコインが開発されている。

▶️仮想通貨用語集

関連:初心者にもわかるステーブルコインとは|特徴やユースケースを解説

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